GLOSSARY

用語集

「さ行」から始まる用語

サイレント障害

サイレント障害とは、サーバー機器やネットワークなどのコンピュータシステム上に発生するエラーとして通常の監視では明示的に異常として検知されない障害の総称である。主に、異常を判断する機器自体の劣化・故障などが原因で発生することが多いため、発見が難しい。また、サイレント障害の多くは、パフォーマンスの低下やネットワークの遅延、または通信不能といった状況で発覚することが多い。

サーバー

ネットワークを通じて、サービスや機能を提供するコンピューターもしくはアプリケーションのこと。ファイルサーバー、メールサーバー、Web サーバー、アプリケーションサーバーなど機能によってさまざまなサーバーがある。

サマリー

サマリー(summary)とは、直訳すると要約、概要などという意味であるが、IT 用語としては、長い文章や大容量のデータなどを要約ないしは集計したものを指すことが多い。身近な例では、インターネット検索をした際に、検索結果のページで各 Web ページへのリンクの下などに表示される短い文章(その Web サイトの内容を要約した文章やそのページから抽出された断片的な文章など)が挙げられる。

死活監視

死活監視とは、対象とする機器やシステムなどが正常に稼働しているか否か、外部から定期的に監視することである。一般的に、対象が稼働しているか否かのみを調べることを死活監視というため、内部状態の詳細を継続的に監視する機能や仕組みとは区別される。IBC が提供する IT システム情報管理ソフトウェア System Answer シリーズでは、単純な死活監視だけではなく、IT システムの現状を正確かつ詳細に把握すること(性能監視)ができる。

しきい値(閾値)

しきい値(閾値)とは、条件分岐の境目の値のことである。その値を境に上下で、意味や動作が異なるような値を意味する。元々は、ある現象や反応などが誘起される最低限の量を指す、生物学などで使われる術語である。「いき値」とも言う。IT 用語としては、(警告を出すためなどに)人為的に指定された境界値を意味することが多い。

シスログ / syslog

IP ネットワークを通じてほかのコンピュータへ時系列の記録を伝送する標準プロトコルのこと。もしくは、このプロトコルを使い、ネットワークを介してログを収集、記録するソフトウェアのこと。

証跡ログ

証跡ログとは、ある操作(ファイルへのアクセスなど)がおこなわれたことの証拠となるログのことである。「いつ・誰が・何を・どこで・どうしたか」が分かるように証跡を記録しておくことで、セキュリティ事故発生時や、システムや機器にトラブルが発生した際の原因究明を速やかにおこなうことが可能になる。

冗長化

IT システムにおける冗長化とは、機器の予備を用意しておき、障害の発生に備えることである。例えば、同じ機能を持つサーバーを二台用意し、一方を稼働させ、もう一方を予備として待機させておく。そうしておけば、稼働中のサーバーに障害が発生した場合にも、即座に予備のサーバーへ切り替えることが可能になり、システムを止めることなく運用を続けることができる。IT システムへの依存度が増す昨今、冗長化は、障害発生によるサービス停止の予防、ひいては、事業継続のために有効な手段である。

情報管理

一般的には、経営管理上の意思決定に必要な情報の収集、処理、伝達、保管、検索などの施策を意味する。IBC は、この概念をもとに、システム全体の状態を監視し、傾向を把握することで事前に障害対策やシステム増強計画を策定するなどの、予防保守を中心とした新しい監視手法として提唱している。

スケールアウト

スケールアウトとは、システム全体のパフォーマンスを向上させるために、サーバーの台数を増やし、分散処理を行うようにすることで処理能力を高める手法である。このスケールアウトという手法は、稼働中のシステムを停止させずに、処理能力の強化が可能なため、高い可用性が求められるシステムには特に有効である。スケールアウト以外にも、サーバーの処理能力を上げる方法としては、スケールアップがある。スケールアップは、一つひとつのサーバーそのものを増強する手法である。目的に応じて、スケールアウトとスケールアップを使い分けることが望ましい。

ステータス

ステータス(status)とは、直訳すると地位、身分、状況などという意味であるが、IT 用語としては、コンピューターやコンピューターネットワークなどで動作しているハードウエアやソフトウエアの状態や状況を意味する。

スペック

スペック(spec)とは、specification の省略形であり、性能、仕様という意味で用いられる表現である。パソコンやスマートフォンなどの電子機器に対して用いられることが多く、その製品の性能や仕様、構造を指す。また、製品をスムーズに動作させるために必要とされる性能や仕様のことを「推奨スペック」という。そのため、スペックは製品を選ぶ際の基準の一つとなる。なお、関連した表現として、「ハイスペック(high-spec、high-specification)」があるが、これは高性能である、という意味になる。

性能監視

ネットワークのトラフィック量や CPU 使用率などの情報やネットワーク機器やサーバに対しての応答時間を定常的に取得する監視手法。性能監視で取得した情報から「いつもの状態」を把握し、そこからの変化を分析することで、システムの異常を早期に検知し、障害を予防することが可能になる。

セグメント

セグメント(segment)とは、直訳すると部分、断片、分割する、などという意味であり、全体をいくつかに分割したうちの一つひとつを指す。IT 用語としては、ネットワークを構成する個々の環境や領域を意味する。また、OSI 基本参照モデルの第 4 層トランスポート層でのデータの呼び名でもある。

セッション

ネットワークなどにおいて、接続(ログイン)してから切断(ログオフ)するまでの、一連の動作(通信や操作)のこと。

セットアップ

ハードウェアやソフトウェアを利用可能な状態にすること。あるいは、コンピュータ本体を設置し、周辺機器と接続して使用可能な状態にすることを意味する。同じような意味で使われることが多い言葉として、インストールがある。

ソフトウェア

コンピューターを動作させるためのプログラムの総称である。ソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフトウェアなどがある。OS は、ハードウェアの制御や基本的な操作に関わるものである。一方、アプリケーションソフトウェアは、OS 上で稼働するユーザーが直接利用するソフトウェア(文書作成ソフト、表計算ソフトなど)である。

CONTACT

お気軽にお問い合わせ下さい