GLOSSARY

用語集

   

AWS

AWS とは、Amazon Web Services の略であり、サーバーやストレージ、データベースなどをインターネット経由で利用できる Amazon 社提供の事業者向けサービスのことである。100 以上のサービスを提供しており、その中から 1 つのサービスだけを利用することもできる。 代表的なものとして、仮想サーバーやデータ保存、コンテンツ配信などがある。

CPU

Central Processing Unit の略で、コンピューターの主要な構成要素の 1 つであり、他の装置、回路の制御やデータ演算などをおこなう装置である。中央処理装置または中央演算処理装置のこと。

CSV

CSV とは、Comma-Separated Values の略であり、テキスト(文字)データの形式(ファイル形式)の一つである。ファイルの拡張子は「.csv」となる。項目や値を「,」で区切って列挙するシンプルな形式である。CSV ファイルは、互換性が高いため、様々なソフト(たとえば、Excel だけではなく、メモ帳やメールソフト、データベースソフトなど非常に多くののソフト)で閲覧・編集をすることができる。また、先述のようにシンプルな形式であるため、ファイルのデータ容量を軽くできるというメリットもある。

HDD

HDDとは、Hard Disk Drive の略であり、データの書き込みや読み取りをおこなう部品、記憶装置のことである。ハードディスクドライブ、ハードディスクと呼ばれることもある。HDD は、一つあたりの容量が大きく、容量当たりの単価も安いため、データを永続的に保存する装置として、広く普及している。また、パソコンなどに標準的に内蔵されていることも多い。

HTTP

HTTP とは、Hyper Text Transfer Protocol の略であり、Web サーバーと Web クライアントが Web 上で情報のやり取りをする際に用いる通信プロトコル(通信規約)である。Web ページを構成している HTML(Hyper Text Markup Language)ファイルや、そのページに関連付けられた画像や動画などのファイルをやり取りすることができる。「http://」で始まる URL は、情報を HTTP で取得していることを表している。

HTTPS

HTTPS は、Hyper Text Transfer Protocol Secure の略であり、Web サーバーと Web クライアントが Web 上で情報のやり取りをする際に使用される通信プロトコル(通信規約)の一つである。HTTPS は、HTTP 通信が暗号化されている状態を意味する。HTTP は、非暗号化のため、第三者にもやり取りしている情報が見えてしまう通信であるが、HTTPS 通信の場合は、情報の暗号化や改ざん検出などがおこなわれるため、セキュア(Secure)に、すなわち、安全に通信することができる。

ICT

Information and Communication Technology の略で、情報通信技術のこと。コンピューター技術の活用やハードウェア、ソフトウェアの応用技術までの幅広い範囲を意味する。

IoT

Internet of Things(モノのインターネット) の略で、さまざまな物に対して通信機能を持たせることで、インターネットへ接続したり相互通信をすること。各種センサー、カメラ、自動車、家電などとコンピューターをネットワークでつなぐことで、自動認識や自動制御、遠隔操作などをおこなう仕組みのこと。

IPv6

IPv6 とは、Internet Protocol Version 6 の略である。IPv6 は、インターネットプロトコル(IP)の一つであり、インターネットでコンピューターが情報の送受信をする際に用いるルールである。現在、広く使われている IPv4(Internet Protocol Version 4)を拡張したプロトコルであり、グローバル IPv4 アドレスの枯渇に備え、後継となるべく登場した規格である。なお、IPv6 は、128 ビット(128 桁の 2 進数)から構成されるため、IP アドレスの数は 2 の 128 乗、つまり、約 340 澗(340 兆 × 1 兆 × 1 兆)という膨大な数になり、IP アドレスの枯渇を心配する必要もなくなる。

MSP

Managed Service Provider の略で、企業などの情報システムの運用を請け負うアウトソーシングサービスのこと。システムの運用や監視、保守などシステムを利用するための状態を維持するサービスを提供すること。

OSS / オープンソース

OSS(オープンソース)とは、Open Source Software の略で、ソースコードの改変や再配布が可能なソフトウェアのことである。ソースが公開されているため、オープンソースという。用途にあわせて自由にカスタマイズでき、既存のソフトウェアよりも汎用性が高い。また、無償であることが多い。ただし、ライセンスに準拠した利用が求められるため、使用する前には必ずライセンスの確認が必要になる。代表的な OSS には、Linux(オペレーティングシステム)や Java(プログラミング言語)などがあり、様々な分野で多岐にわたり使用されている。OSS に対し、改変や使用、複製などを制限しているソフトウェアは、プロプライエタリ(= 非公開の)ソフトウェアという。

RTT

Round Trip Time の略で、通信先に信号やデータを発信してから、応答が返ってくるまでにかかる時間のこと。往復遅延時間。相手との物理的な距離や、経路上で中継・転送する装置などの数や処理時間に左右され、通信品質を測る指標のひとつ。

Script

スクリプト(Script)とは、プログラミング言語の一つであり、簡易的なプログラムとして用いられるものである。なお、スクリプトを記述するための言語をスクリプト言語といい、代表的なものとして Web 系では、JavaScript や Perl、PHP などが挙げられる。また、汎用的なものでは Perl や Ruby、Python などがある。機械語に変換する必要がなく、容易に実装可能であることが多い。

SNMP

SNMPとは、Simple Network Management Protocol の略であり、TCP / IP ネットワークにおいてルーターなどのネットワーク機器やサーバー機器を監視・管理するためのプロトコル(通信規約)である。管理者が用いる管理のためのソフトウェアを「SNMP マネージャー」、監視や制御の対象となる個々の機器に導入されるソフトウェアを「SNMP エージェント」という。

SSH

SSH(SecureSHell)とは、リモートコンピューターと通信するためのプロトコルである。対象機器の操作画面を遠隔から呼び出し、手元の PC のキーボードから入力したコマンドで特定の動作や表示をおこなうことができる。パスワードなどの認証情報や入力したコマンド、処理結果をすべて暗号化して送受信するため、インターネット経由でも安全に操作をすることができる。

VMware

仮想化ソフトウェアの開発・販売をおこなうアメリカのソフトウェア企業もしくはそのブランド名。物理的なコンピューター上に、ソフトウェアを用いて仮想的に複数のコンピューターを立ち上げ、別々の OS やソフトウェアを動作させることができる。システムの集約などにより運用管理や設置スペース、これらに付随するコストなどを削減することができる。

WAN

WAN とは、Wide Area Network の略であり、地理的に離れた地点の間を結ぶ広範囲のネットワークを意味する。例えば、企業の本社と地方の支社、工場などの複数拠点の LAN(Local Area Network)を相互につなぎ、全体として一つのネットワークにする。なお、WAN は、宅内装置(アクセスルーター)、回線終端装置、アクセス回線、WAN 中継網の 4 つから構成されている。また、WAN は、国へ通信事業の登録・届出をしている電気通信事業者が構築し、運用・管理しているため、利用者は事業者へサービス使用料を支払い、使用することになる。

WMI

WMI とは、Windows Management Instrumentation の略であり、Windows におけるシステム情報をさまざまなソフトウェアから統一した方法で取得 / 設定できるように Microsoft 社が提供している仕様・技術である。Windows 2000 以降では、標準仕様となっている。システム情報の取得 / 管理の業界標準である WBEM(Web-Based Enterprise Management)および CIM(Common Information Model)に準拠しており、WMI を用いることによって、アプリケーションやスクリプトなどから Windows の設定情報やコンピューターの状態などへ容易にアクセスできるため、管理者がシステム状態を把握、管理自動化のスクリプト記述の際に役立つ。また、ネットワークを通じて他のコンピューターを管理することも可能であるため、複数のコンピューターを集中的かつ効率的に管理することもできる。

アプライアンス

アプライアンス(Appliance)とは、直訳すると装置、家電製品などとなるが、IT 用語としては、特定の機能や用途に特化した製品を意味する。アプライアンス製品は、不要な機能や部品などを削減することで、高性能かつ安価で提供することが可能になる。また、アプライアンス製品は、機器を動作させるための中身(ソフトウェア)をインストールしたり、複雑な設定をする必要がないため、導入や管理運用が容易にできるというメリットがある。

アプリケーション

アプリケーション・ソフトウェア(application software)の略で、コンピューターやサーバーなどの情報処理装置にインストールされている OS 上で動作するソフトウェア全般のこと。App や app とも省略される。

アプリケーションログ

アプリケーションの動作状況をアプリケーション自身がファイルに記録したもので、Web サーバーやデータベース、個別に開発されたアプリケーションなどから出力される。どんなサービスをいつ、だれに、どのくらいの量を提供したのか、またその結果がどうだったのかなどを確認することができ、利用状況の確認や障害対応などで活用される。

イベントログ / event log

何かしらで起きた事象や起こした動作などの記録。任意に決めた動作を記録したもの。代表的なものとして、Windows が出力するイベントログがあり、アプリケーションエラーを含むオペレーティングシステム上のさまざまな要因によって発生する問題に関連するログが出力される。

インシデント

インシデント(incident)とは、直訳すると出来事、事故などという意味であるが、IT 用語としては、コンピュータやネットワークのセキュリティを脅かす事象を意味する。セキュリティインシデントということもある。また、インシデントに対応し、正常に利用できる状態にまで導くこと、解決後に再発のないように対策を講じることを「インシデント管理」という。インシデントの具体的な例としては、不正アクセス、Web サイトの改ざん、Dos 攻撃などが挙げられる。なお、(社会セキュリティや情報セキュリティ、IT サービスマネジメントなど)分野によって、インシデントの定義は異なる。

インストール

ソフトウェアをコンピュータのシステムに組み込み、使用可能な状態に設定する作業のこと。インストールには、ソフトウェアを所定の場所に配置するだけで完了する場合と、OS の設定など一部を変更・追加する作業が必要な場合がある。同じ意味で使われることが多い言葉として、セットアップがある。

インターフェイス

インターフェイス(Interface)とは、二つのものが接続・接触する部分、すなわち、機器やプログラム同士を接続する部分である。あるいは、接続に関する仕様や規格を意味する。具体的には、機器とその周辺機器を接続するための仕様(ハードウェアインターフェイス)や、プログラム間でデータを送受信するための仕様(ソフトウェアインターフェイス)がある。その他にも、ユーザーがコンピューターと情報をやり取りするための仕組み(操作・表示方法など)をユーザーインターフェイスという。

インフラ / IT インフラ

基盤、下部構造などの意味を持つ用語で、情報システムを稼働および運用するための、土台となるコンピューター機器などのハードウェア機材や設備、施設、通信回線やネットワーク、ソフトウェア、データなどをまとめて指す総称。

エスカレーション

エスカレーション(escalation)とは、直訳すると段階的拡大などという意味であるが、IT 用語としては、発生したインシデント、問題への対応を上位者へ要請するという意味で用いられることが多い。例えば、システム運用業務において、システム障害の発生や利用者からの問い合わせに担当者が対処できない場合、上位者へ対応を引き継ぐ。このように、より上位の担当者や管理者、組織に対応の引き継ぎをおこなうことをエスカレーションという。また、このような用法は、IT 以外の分野でも、ビジネス用語として使われている。

エラーパケット

エラーパケットは、文字通りエラーが発生したパケットのことである。パケットとは、転送単位であり、通信をおこなう際に複数に分割された細切れのデータを意味する。通信先を特定するための IP アドレスを使用して通信をする際は、1 つのデータを小さなブロックである「パケット」に分割して送信する。これにより、エラーが発生した場合も、データ全体を再送信せずにエラーが発生した部分だけを送るだけで済む。

回転灯

回転灯とは、照明器具の一種で、台座に対して水平方向に回転しながら点灯する装置である。主に赤、青、黄色などが光源として用いられる。代表的な例としては、パトカーや救急車、消防車などの緊急車両が挙げられる。IT 分野での用途としては、システムの状況によって点灯する色が変わるように設定し、視覚的にシステムの状態を把握する、などがある。

可視化

現象、事象、関係性を画像、グラフ、図、表などで目に見えるようにすること。IT インフラを支えるネットワーク機器やサーバーがどのような状態で稼働しているか、いつもと同じか、変化があるかなどを可視化することで、データに裏付けされた判断を下すことが可能となる。

仮想環境

コンピューターやサーバーなどのハードウェア上に、仮想化によって作り出された環境のこと。仮想環境の導入によって、物理的なハードウェアを意識する必要がなくなり、システムの集約などにより運用管理や設置スペース、これらに付随するコストなどを削減することができる。

仮想サーバー

仮想サーバーとは、物理的には 1 台のサーバーを、複数の論理サーバーとして稼働させる方法および、その技術のことである。仮想サーバーは、仮想化ソフトウェアの利用によって、ハードウェアを論理的に分割し、OS に割り当てることで実現する。サーバーの仮想化には、① 物理的な設置スペースの削減、② 導入 / リプレイスの際のコスト削減、③ リソースの有効活用、④管理の一元化による運用負担の軽減、などのメリットがある。物理サーバーの対概念である。

監視エンジン

監視エンジンとは、監視のためのひとまとまりの処理装置のことである。IT 用語としてのエンジンは、特定の処理を行うための機能を提供する処理装置をひとまとめにしたものを意味する。エンジンというときには、プログラムを指すことが多いが、ハードウェアの場合もある。監視のためのエンジンが「監視エンジン」となるように、その処理機能や目的を冠して「○○ エンジン」と称される。

キャパシティ

キャパシティ(capacity)とは、直訳すると収容能力、許容量などとなるが、IT 用語としては、装置やソフトウェア、システムなどがもつ最大限の能力を意味することが多い。例えば、記憶装置であれば記憶できる最大のデータ容量のことをキャパシティと呼ぶ。また、必要なリソースや処理能力を見積り、最適なリソースの調達やシステム構築を計画することを、キャパシティプランニングと言う。

クラウド / クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティングとは、コンピューターの利用形態の 1 つで、インターネットなどのネットワーク越しにサーバーやストレージなどのコンピューター資源や、アプリケーションソフトウェアなどの IT リソースを利用するサービス形態。インターネット上に用意されたリソースやサービスを、必要な時に必要な分だけ利用できるのが特長。

コネクション

通信をおこなう機器やソフトウェアの間に確立された仮想的な専用通信路のこと。おもに TCP(Transmission Control Protocol)で用いられ、通信に先立って通信路を確保し、通信終了後に通信路を開放する手続きが必要になる。

コマンド

コマンドとは、コンピューターの利用者が OS に与える文字による命令のことである。多くの OS に実装されている機能であり、特定の動作や表示をおこなうよう命令するものである。コマンドごとにおこなう処理が紐づけられており、キーボードで入力し Enter キーを押すと、そのコマンドに応じた処理が実行される。
例)cp <ファイルA> <ファイルB>:ファイル A をファイル B にコピーする。

サイレント障害

サイレント障害とは、サーバー機器やネットワークなどのコンピュータシステム上に発生するエラーとして通常の監視では明示的に異常として検知されない障害の総称である。主に、異常を判断する機器自体の劣化・故障などが原因で発生することが多いため、発見が難しい。また、サイレント障害の多くは、パフォーマンスの低下やネットワークの遅延、または通信不能といった状況で発覚することが多い。

サーバー

ネットワークを通じて、サービスや機能を提供するコンピューターもしくはアプリケーションのこと。ファイルサーバー、メールサーバー、Web サーバー、アプリケーションサーバーなど機能によってさまざまなサーバーがある。

サマリー

サマリー(summary)とは、直訳すると要約、概要などという意味であるが、IT 用語としては、長い文章や大容量のデータなどを要約ないしは集計したものを指すことが多い。身近な例では、インターネット検索をした際に、検索結果のページで各 Web ページへのリンクの下などに表示される短い文章(その Web サイトの内容を要約した文章やそのページから抽出された断片的な文章など)が挙げられる。

死活監視

死活監視とは、対象とする機器やシステムなどが正常に稼働しているか否か、外部から定期的に監視することである。一般的に、対象が稼働しているか否かのみを調べることを死活監視というため、内部状態の詳細を継続的に監視する機能や仕組みとは区別される。IBC が提供する IT システム情報管理ソフトウェア System Answer シリーズでは、単純な死活監視だけではなく、IT システムの現状を正確かつ詳細に把握すること(性能監視)ができる。

しきい値(閾値)

しきい値(閾値)とは、条件分岐の境目の値のことである。その値を境に上下で、意味や動作が異なるような値を意味する。元々は、ある現象や反応などが誘起される最低限の量を指す、生物学などで使われる術語である。「いき値」とも言う。IT 用語としては、(警告を出すためなどに)人為的に指定された境界値を意味することが多い。

シスログ / syslog

IP ネットワークを通じてほかのコンピュータへ時系列の記録を伝送する標準プロトコルのこと。もしくは、このプロトコルを使い、ネットワークを介してログを収集、記録するソフトウェアのこと。

冗長化

IT システムにおける冗長化とは、機器の予備を用意しておき、障害の発生に備えることである。例えば、同じ機能を持つサーバーを二台用意し、一方を稼働させ、もう一方を予備として待機させておく。そうしておけば、稼働中のサーバーに障害が発生した場合にも、即座に予備のサーバーへ切り替えることが可能になり、システムを止めることなく運用を続けることができる。IT システムへの依存度が増す昨今、冗長化は、障害発生によるサービス停止の予防、ひいては、事業継続のために有効な手段である。

情報管理

一般的には、経営管理上の意思決定に必要な情報の収集、処理、伝達、保管、検索などの施策を意味する。IBC は、この概念をもとに、システム全体の状態を監視し、傾向を把握することで事前に障害対策やシステム増強計画を策定するなどの、予防保守を中心とした新しい監視手法として提唱している。

スケールアウト

スケールアウトとは、システム全体のパフォーマンスを向上させるために、サーバーの台数を増やし、分散処理を行うようにすることで処理能力を高める手法である。このスケールアウトという手法は、稼働中のシステムを停止させずに、処理能力の強化が可能なため、高い可用性が求められるシステムには特に有効である。スケールアウト以外にも、サーバーの処理能力を上げる方法としては、スケールアップがある。スケールアップは、一つひとつのサーバーそのものを増強する手法である。目的に応じて、スケールアウトとスケールアップを使い分けることが望ましい。

ステータス

ステータス(status)とは、直訳すると地位、身分、状況などという意味であるが、IT 用語としては、コンピューターやコンピューターネットワークなどで動作しているハードウエアやソフトウエアの状態や状況を意味する。

スペック

スペック(spec)とは、specification の省略形であり、性能、仕様という意味で用いられる表現である。パソコンやスマートフォンなどの電子機器に対して用いられることが多く、その製品の性能や仕様、構造を指す。また、製品をスムーズに動作させるために必要とされる性能や仕様のことを「推奨スペック」という。そのため、スペックは製品を選ぶ際の基準の一つとなる。なお、関連した表現として、「ハイスペック(high-spec、high-specification)」があるが、これは高性能である、という意味になる。

性能監視

ネットワークのトラフィック量や CPU 使用率などの情報やネットワーク機器やサーバに対しての応答時間を定常的に取得する監視手法。性能監視で取得した情報から「いつもの状態」を把握し、そこからの変化を分析することで、システムの異常を早期に検知し、障害を予防することが可能になる。

セグメント

セグメント(segment)とは、直訳すると部分、断片、分割する、などという意味であり、全体をいくつかに分割したうちの一つひとつを指す。IT 用語としては、ネットワークを構成する個々の環境や領域を意味する。また、OSI 基本参照モデルの第 4 層トランスポート層でのデータの呼び名でもある。

セッション

ネットワークなどにおいて、接続(ログイン)してから切断(ログオフ)するまでの、一連の動作(通信や操作)のこと。

セットアップ

ハードウェアやソフトウェアを利用可能な状態にすること。あるいは、コンピュータ本体を設置し、周辺機器と接続して使用可能な状態にすることを意味する。同じような意味で使われることが多い言葉として、インストールがある。

ソフトウェア

コンピューターを動作させるためのプログラムの総称である。ソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフトウェアなどがある。OS は、ハードウェアの制御や基本的な操作に関わるものである。一方、アプリケーションソフトウェアは、OS 上で稼働するユーザーが直接利用するソフトウェア(文書作成ソフト、表計算ソフトなど)である。

ディスク / Disk

データを記録する円盤状の媒体(コンピュータ機器の部品)のこと。一般的に、ハードディスクを指すことが多く、プログラムやデータを長期的、永続的に保管しておくための装置で外部記憶装置、補助記憶装置として使われる。

ディレクトリバックアップ

ディレクトリバックアップとは、ディレクトリごとバックアップを取る(データの予備を取る)ことである。ディレクトリとは、コンピュータのファイルシステムにおいて、複数のファイルを保管、分類し、グループでくくることができるフォルダを意味する。プログラミングに関する文脈や、UNIX や Linux などの CUI(Character User Interface:コンピューターとユーザーが文字で情報のやりとりする方法)では、フォルダとは呼ばずにディレクトリと呼ぶことが多い。

データベース

データベースとは、一定の形式で作成および管理されたデータの集合体のことである。またはそのデータの管理システムを指す。大量のデータを集め、検索や蓄積、編集・加工、追加、削除を共有できるようにしたものである。データベースを用いたデータ管理のメリットとしては、複数のデータをまとめて管理することができる点や、必要なデータの検索が容易になる点、用途に応じた編集が可能な点などがある。身近な例としては、電話帳や住所録が挙げられる。

電子証明

信頼できる第三者(認証局)が間違いなく本人・本物であることを電子的に証明するもので、印鑑証明書の代替である。インターネット通信を暗号化するための SSL 通信でも利用されている。

トラップ / trap

一定の間隔ごとに情報を取得するポーリングによる監視とは異なり、通信機器などにエラーなどが発生した際に、機器自ら通報する仕組み。トラップを設定すると、ポーリング間で発生した障害情報についても把握可能となり、高度なネットワーク管理がおこなえる。

ネットワーク / Network

網という意味を持つ用語で、複数のコンピューターや電子機器などを繋いで信号やデータ、情報をやりとりすることができるコンピューターネットワークもしくは通信ネットワークを指す。通常は IP(Internet Protorol) ネットワークを指す。

ノード

ノード(node)とは、直訳すると、結び目、結節点という意味であるが、ネットワークを点(機器)と線(伝送路)で表す際、この「点」をノードと呼ぶ。具体的には、コンピューターやサーバー、ルーターなど、ネットワークの個々の構成要素が当てはまる。

破棄パケット

破棄パケットとは、通信されずに破棄されるパケットのことである。パケットは、転送単位であり、通信をおこなう際に複数に分割された細切れのデータを意味する。パケットが宛先までたどり着かない場合や、処理可能な上限数を超えてパケットが送信された場合などには、パケット破棄が起こる(= 破棄パケットが生じる)可能性がある。通信システムやプロトコル(通信規約)の中には、破棄パケットが発生すると自動的に検知して送信し直すように促す仕組み(再送制御:retransmission control)が組み込まれている。破棄パケットが発生することは、パケットロス、パケット損失ともいう。

パケット / packet

通信をおこなう際の転送単位。パケットのヘッダには、送信先と発信元の IP アドレスや、パケットの種類、通し番号などの情報とユーザデータが格納されており、ヘッダ情報によってルーターがパケットの振り分けをおこなう。ひとつのパケットに含まれるデータ量は、通信方式により異なる。

パケットデータ

パケットを構成するデータ。パケットのヘッダには、送信先と発信元の IP アドレスや、パケットの種類、通し番号などの情報とユーザデータが格納されており、ヘッダ情報によってルーターがパケットの振り分けをおこなう。ひとつのパケットに含まれるデータ量は、通信方式により異なる。

バックアップ

バックアップとは、システムの異常や機器の故障など不測の事態に備えて、代替設備やデータの予備を準備しておくことである。データをバックアップしておけば(別の場所でもコピーを保存しておけば)、なんらかのトラブルによってデータが消えてしまったとしても、最後に保存した時点までデータの状態を戻すことができる。身近な例としては、iCloud に iPhone のバックアップを取る / 新しく買い替えた iPhone にバックアップしたデータを入れて連絡先を引き継ぐ、などが挙げられる。

パブリッククラウド

個人や企業向けにクラウドコンピューティング環境をインターネット経由で提供するサービスのこと。専用のハードウェアなどを所有することなく、利用者が必要な時に必要なだけ自由にサーバーやネットワークリソースを使えるシステム。提供形態によって、IaaS(Infrastructure as a Service) 、PaaS(Platform as a Service) 、SaaS(Software as a Service)などに分類することができる。

物理サーバー

物理サーバーとは、物理的に存在しているサーバーコンピューター、または、サーバーのハードウェアの上で直接的に構築もしくは実行されているシステムのことである。専用サーバーであるため、サーバーのリソースを自由に使用することができ、高いパフォーマンスを発揮することができる。ただし、物理サーバーは、実際に使えるようになるまでに調達時間と設定工数(用途にあった製品の選定、発注、納品、実際に使用するための準備作業など)を要する、というデメリットもある。仮想サーバーの対概念である。

プライベートクラウド

企業が自社内での使用を目的に、クラウドコンピューティングのシステムを構築およびサービス提供をする形態のこと。自社に適したシステム設計や管理が可能であり、独自のセキュリティポリシーを適用できる。さらに、プライベートクラウドは、オンプレミス型とホスティング型に分類することができる。オンプレミス型はインフラもすべて自社で管理をおこない、ホスティング型はインフラは持たずにクラウド事業者からプライベート領域を借りて使用する。

ブロックチェーン / Blockchain

分散型台帳技術もしくは分散型ネットワークのこと。インターネット上の複数のコンピューターで取引の記録(トランザクション)を互いに共有・検証しあいながら正しい記録を鎖のようにつないで蓄積する仕組みのことであり、あらゆる取引履歴を信頼性のある形で保存し続けるための技術。ビットコインなど仮想通貨取引の台帳としても利用されている。

プロトコル

プロトコル(protocol)とは、直訳すると、議定書、国家間の協定などという意味であるが、IT 用語としては、機器同士が通信する際の手順を定めた約束事、規約、規格を意味する。データの送受信やファイル転送、Web 閲覧などのサービス / 目的ごとに、それぞれプロトコルが定められている。共通のプロトコルに対応していれば、異なるメーカーの機器同士であっても、通信が可能である。具体的には、インターネット接続のための TCP(Transmission Control Protocol )/ IP(Internet Protocol)やWeb閲覧などに用いる HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)/ HTTPS(Hyper Text Transfer Protocol Secure) などがある。

マルチベンダー対応

異なるメーカーの製品を組み合わせることや組み合わせて 1 つのシステムを構築すること。System Answer シリーズは、複雑化したインフラ環境においても、さまざまな性能情報を取得できるよう対応機器を随時拡張している。

メモリー / Memory

データを記憶する媒体(コンピュータ機器の部品)のこと。データを自由に読み書きできる RAM (Randam Access Memory)と、読み出しのみの ROM (Read Only Memory)の 2 種類がある。CPU がソフトウェアの実行のためにプログラムやデータを記憶するメモリーを主記憶装置(Main Memory)と呼び、これに対しプログラムやデータを長期的、永続的に保管しておくための装置を外部記憶装置または補助記憶装置と呼ぶ。

モジュール

モジュール(module)とは、機能の単位や寸法という意味であるが、IT 用語としては、ハードウェアやソフトウェアを構成する要素を意味する。一つひとつの部品や、いくつかの部品が集まり、ひとまとまりの機能をもった部分を指す。なお、インターフェイスが統一されているため、モジュール単位での変更や追加が容易である。

モニタリング

機器などの状態を監視すること。状態を把握するために、観測や測定をおこなうこと。

予兆検知

機器などが「いつもと違う(異常)」状態を、故障や停止する前に検知すること。故障や停止する前に予兆を検知することで、重大事故を未然に回避することができる。

ライセンス

ライセンス(license)とは、直訳すると免許(証)、許可(証)、認可、許諾などとなるが、IT 用語としては、(著作権者である)メーカーがユーザーに対して、製品(主にソフトウェア)の使用 / 改変 / 再配布 / 販売などを許可する条件を定めた文書を指す。あるいは、その権利を意味する。ユーザーはメーカーに対してライセンス料を支払うことで対象の製品を使用することができる。

リソース

リソース(resource)とは、資源・財源を意味するが、IT 用語としては、システムやコンピューター、ソフトウェア、ハードウェアなどを動作させるために必要な資源(構成要素、能力など)を意味する。具体的には、メモリー容量やハードディスク容量、CPU の処理速度(コンピュータが処理や計算をおこなう速さ)、OS やデータベースの種類などが挙げられる。

レイテンシー / Latency

レイテンシーとは、機器に対してデータ転送を要求してから、その結果が返送されるまでの待ち時間、反応時間、潜伏時間のことである。または、通信の遅延時間のことを指す。一般的には、値が小さい (レイテンシーが低い、小さい) ほど、通信状況が良いとみなされ、ユーザーの満足度を向上させる。対して、値が大きい(レイテンシーが高い、大きい)ほど、通信状態が悪く、遅延時間が長いことになるため、ユーザー満足度は低下する。すなわち、レイテンシーは、データ転送における重要な指標と言える。

レスポンス

ネットワークなどで、通信先に送った信号やデータが返信、応答するまでの経過状態のこと。システムの応答や反応にかかる時間を表す場合、入力が完了してから出力が始まるまでの時間のことをレスポンスタイムという。

ログ / log

コンピューターの使用状況や通信履歴などを一定の形式で時系列に記録、蓄積したデータのこと。稼働状況の確認や集計、不具合の原因調査、セキュリティ調査などで活用される。

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