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世界に先駆けて『IT 障害ゼロを目指す』新機能

「ダイナミックブックマーク(相関分析)」と「トラブルシューティングアシスタント」を提供開始

※ 機能、画面イメージは予告なく変更される場合があります

IT 障害をゼロにするために

近年のリモートワークの増加やクラウド利用の推進など、ビジネス環境の急激な変化にともない情報システムの運用は日々複雑化する一方で、システム障害が経営におよぼす影響は計り知れないものとなっています。

システムダウンが発生した時の経済的損失は、上記のような式で表されます。<発生時の単位時間あたりの損失>は変えることができませんが、<発生確率>と<ダウンタイムの長さ>は企業の努力次第でゼロに近づけることができます。

アイビーシーは、障害を未然に防止する「将来予測オプションやネットワークフロー解析連携によって原因特定を効率化する「Flowmon API 連携など新オプション / 新機能を次々とリリースしてきましたが、今回あらたに IT 障害の根本原因を相関分析により特定する新機能「ダイナミックブックマーク(相関分析)」と、IT 障害のトラブルシューティングを支援する新機能「トラブルシューティングアシスタント」を世界に先駆けて同時にリリースいたします。

IT システムの運用監視 / 運用管理分野において、導入実績 1,000 社以上、IT システム機器の監視数 1,800 万項目以上のライセンス販売実績を誇る System Answer シリーズは、今回リリースする新機能により、お客様の IT 運用部門がトラブルの原因特定を迅速に対応することで、IT システムの早期安定化を可能にし、お客様の事業の継続性に貢献してまいります。

相関がある監視データを一元管理することでアラート発生の根本原因を早期に特定 / 対処

ダイナミックブックマーク(相関分析)

ダイナミックブックマークとは、IT システムのアラートを契機に複数ある監視データの中から傾向が似ている監視データを抽出し、同じフォルダ(ブックマーク)に入れることで、一度に関連した監視データ(監視グラフ)を確認できる機能です。

◆ 活用シーン

【例】各オフィスから社外ネットワークへの接続は全てデータセンターを経由する。

運用者や管理者は、一般的にはデータセンター内のネットワークの問題かどうかを最初に確認しますが、ダイナミックブックマークを活用することで他拠点を含めたすべての監視データの相関を取得できるため IT システム全体の状態を素早く把握でき、根本原因が東京本社でのトラフィックにあることを見抜くことができます。

◆ 機能のポイント

アラート契機で抽出され、素早い対応が可能

アラートが発報されたグラフに対して相関関係のあるグラフが自動でピックアップされるため、必要な時に即座に情報を参照できます。

相関関係を自動で抽出

一つ一つのグラフに対して相関の設定をする必要がなく、すべてのグラフ間での相関関係が計算されます。

リアルタイムでの相関関係も確認できる

直近の相関関係も計測できるため、発生したアラートに対してすぐに分析を掛けることができます。

「リアルタイム相関分析」のチェックボックスを ON にすると、表示時点から直近 24 時間分のデータで相関が高いものを表示することができます。

※アラート契機ではなくても任意のタイミングで、任意の期間で、任意のグラフをベースにして分析することも可能です。

IT 障害の原因候補を絞り込むためのトラブルシューティングを支援する

トラブルシューティングアシスタント

トラブルシューティングアシスタントとは、アイビーシーが長年蓄積してきたトラブルシューティングのノウハウを System Answer G3 の画面上でいつでも参照することができ、トラブル原因の候補提示から原因の絞り込みまでサポートできる機能です。予測したトラブル原因候補の監視データ(グラフ)の中から、G3 運用者が原因として可能性が高い情報を選択していくと、その選択結果に合うシューティングのフローを提案してくれます。

◆ 機能のポイント

事象別・機器別にトラブル原因の候補を提示してくれる

G3 がトラブル原因の候補であるグラフをピックアップします。画面に表示される質問に従って該当のグラフを選択していくと、それまでの回答をもとにして、想定される事象の一覧が表示されます。

判断のコツを教えてくれる

質問への回答画面で、グラフ選択の判断の参考となる Tips を開くことができます。

一括ブックマークも可能

質問への回答画面で、選択したグラフを後でまとめて参照したいときのために、一括でブックマークに登録しておくことができます。

トラブルに強い運用体制を作るために

これまでの障害対応は、障害発生後にいかに早く障害復旧ができるかという点に主眼が置かれていました。しかも障害復旧時間のほとんどは障害箇所の特定に費やされています。System Answer G3 の将来予測機能「キャパシティ予知」「昨対比較」「変動検知」と、今回リリースした 「ダイナミックブックマーク(相関分析)」と「トラブルシューティングアシスタント」により、障害発生そのものを未然に防ぐとともに、万が一の障害発生時でも障害復旧時間を短縮することが可能となります。

  • 提供時期:2022 年 10 月 3 日
  • 提供形態:System Answer G3 v03.26-00 より利用可能です。
  • 提供価格:ダイナミックブックマーク(相関分析) / トラブルシューティングアシスタントは追加費用無しでご利用いただけます。

運用部門は原因特定のための切り分けをサポートする「ダイナミックブックマーク(相関分析)」と、IT 障害の候補提示から原因の絞り込みまでを支援する「トラブルシューティングアシスタント」によりトラブルに強い運用体制を構築でき、運用コストの削減が望めます。さらに、トラブルの原因を先回りして対処しておくことで、将来的に障害をおこさない「IT 障害をゼロにする」インフラ体制を目指すことができます。

◆ 本機能をご紹介するセミナーを実施いたしました

「ダイナミックブックマーク(相関分析)」と「トラブルシューティングアシスタント」の詳細をご紹介するセミナーを実施いたしました。
こちらからセミナー資料のダウンロード、動画の閲覧が可能です。

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