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性能分析もフロー解析も G3 の画面上で!

System Answer G3 × Flowmon の API 連携が可能に

※ 機能、画面イメージは予告なく変更される場合があります

アイビーシーが開発・販売するシステム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」のバージョン【3.25】より、オリゾンシステムズ株式会社が提供するネットワークフロー解析ツール「Flowmon」との API 連携が可能となります。

近年のリモートワークの増加やクラウド利用の推進など、ビジネス環境の急激な変化にともない情報システムの運用は日々複雑化する一方で、システム障害が経営におよぼす影響は計り知れないものとなっています。今回の System Answer G3 と Flowmon の API 連携により、障害の予防はもとより、有事の際でもシステムの性能情報分析とネットワークフロー解析が一元管理できるため、障害発生時の原因究明がより迅速かつ的確におこなえるようになり、これらシステム障害によるダウンタイムを「ゼロ」に近づけることが可能となります。

IT システムの運用監視 / 運用管理分野において、導入実績 1,000 社以上、IT システム機器の監視数 1,800万 項目以上のライセンス販売実績を誇る System Answer シリーズは、世界に先駆けて(当社調べ)キャパシティ予知 / 昨対比較 / 変動検知といった IT システムの将来予測機能を有します。これにより、今まで過去のログ情報や監視データの収集・可視化・分析をもとにした事後対応が中心であったシステム運用のありかたを、将来予測を実現することでシステム運用をプロアクティブな事前対応に変え、運用にかかわる TCO の大幅削減に寄与してまいりました。

System Answer G3 が IT システム全体の性能情報を取得・分析・予測するのに対し、Flowmon はネットワークフロー情報の取得、監視と分析を得意とし、「誰が」「いつ」「どこで」「何をしたか」を把握し、ユーザーやアプリケーションの利用状況を完全に可視化します。パケット解析と同様の視点による解析が「通信ログを残しつつ、短時間で実現可能」です。ユーザー単位やアプリケーション単位での通信状況を把握でき、さらに直観的な GUI で、効率的かつ高速な解析を実現いたします。

System Answer G3 と Flowmon の API 連携による相乗効果

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ネットワークフロー解析をより早く、簡単に実現

トラフィック監視をおこなっている System Answer G3 の GUI 上でネットワークフロー解析もできるため、機器の性能情報とフロー情報をあわせて分析する場合に、相互にツールを切り替える必要がなく、操作が圧倒的にシンプルになり、調査に要する時間を大幅に短縮できます。

2

複数の Flowmon を横断検索

一台の System Answer G3 に複数台の Flowmon を連携可能です。System Answer G3 で監視ノードとフローソースを紐づけた管理、入出力インターフェースを絞ったフロー解析も可能です。

3

ポータル画面にフロー解析情報を表示

System Answer G3 のポータル画面で、フロー統計情報を一元的に表示することができます。

Flowmon API 連携の画面イメージ

新しい Flowmon を追加する

G3 のフロータブから「Flowmon 登録」を選択。追加ボタンから新しい Flowmon を登録します。Flowmon を複数台登録することも可能です。

「Flowmon チャネル登録」から、G3 の監視ノードと Flowmon で認識しているフローソースの紐づけをおこないます。

フロー解析画面へのアプローチ 3 パターン

①フロータブから開く

②ノードアイコンの上で右クリックする

③グラフ画面で[フロー解析]をクリック

ポータル画面への表示

G3 ポータル画面で下記の 4 パターンのデータ分析が可能です。
・ポート(UDP)  ・ポート(TCP)  ・任意の IP  ・HTTP ホスト名

トラブルに強い運用体制を作るために

これまでの障害対応は、障害発生後にいかに早く障害復旧ができるかという点に主眼が置かれていました。しかも障害復旧時間のほとんどは障害箇所の特定に費やされています。System Answer G3 の将来予測機能「キャパシティ予知」「昨対比較」「変動検知」と、今回リリースした Flowmon API 連携により、障害発生そのものを未然に防ぐとともに、万が一の障害発生時でも障害復旧時間を短縮することが可能となります。

システムの「性能分析」と「フロー解析」の一元管理を実現することで、トラブルに強い運用体制を構築でき、運用コストの削減が望めます。さらに、トラブルの原因を先回りして対処しておくことで、将来的に障害をおこさないインフラ体制を目指すことができます。

  • 提供時期:2022 年 5 月 10 日
  • 提供形態:System Answer G3 v03.25-00 より連携可能です。
  • 提供価格:Flowmon 連携 API は追加費用無しでご利用いただけます。

本リリースに関し、エンドースメントをいただいています。

オリゾンシステムズ株式会社
取締役 営業本部 本部長 中嶋 俊之氏

これまで「性能監視」と「フロー監視」は、どちらもご採用頂いたお客様からは、包括的に全体管理をなさりたいと、声が寄せられる事がございました。今回のAPI連携の実現は、これらニーズに対する一つの最良解としてご提案できる事に、弊社と致しましても大きな期待を寄せております。
「System Answer」及び「Flowmon」は、データの長期間保存を可能とするなど、製品コンセプトが近い事もあり、トラブル発生時の原因究明はもちろん、トラフィック傾向分析やキャパシティプランニングへの活用など、様々な相乗効果も発揮できる事から、アイビーシー様との連携を一層強化し、より快適なネットワーク監視ソリューションのご提供に努めて参ります。

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