VMware/サーバー/ネットワーク監視ツール
COLUMN
2014.07.16

第32回:値をどうみるか

今回のコラムは、6月13日に公開をさせて頂きました新サービス「Global Baseline」にまつわる内容を記載いたします。

最初に個人的なお話をしますと、私には双子の娘がおります。

非常に可愛いです。

それはさておき、二人を見ていると、○○ちゃんはどうこうではなく、こっちの方が背が高いとか、こっちは大人しい、でもこっちは几帳面といったように、相対するものでよく比較します。

メインテーマに戻りますが、性能分析をおこなっている際も、上記のような比較をするケースが多数あります。

監視で取得したデータ値「だけ」を見て、状態を判断するのは非常に難しいですが、双子の例に近い話であれば、同一機種のデータ値と比較をすることで判断が容易になるケースがあるかと思います。

比較の方法としては、上記の様に同じように稼働すると考えられる機種との比較もありますし、傾向という観点で「時系列」での比較も一般的です。

例えば、スイッチの1時間の平均CPU使用率が40%だった場合、その値だけを見て判断するのは容易ではありませんが、

・同じように稼働しているスイッチと比較する
・現在値と他の時間帯での値と比較する
・一か月前や、前年同月と比較する

として、複数比較でも近似値であれば、このスイッチは安定的に稼働していると認識できるのではないでしょうか。

ただ、この比較は同一システム内でクローズされているため、システムを正確に判断するという事では若干データ不足が否めないと思います。

子供の場合、例えば身長というデータであれば厚生労働省から全国平均値といった基準値がでており、自分の子供はどうなのか、と判断できますが、ICTインフラ内のサーバーやネットワーク製品、アプライアンス系製品は、一般的に性能情報の指標となるデータ値は公開されておりません。
その為、ネットワークシステムの運用管理者にとっては、自社システムの稼働状況が客観的に見て妥当かどうか、また自社のシステムを監視する際に例えば閾値といったように、どのデータ値を基準にして性能状態を判断すればいいか分からない、という悩みを抱えています。

我々が今回提供する「Global Baseline」は、まさにそのデータを公開するサービスとなります。

より性能監視を効果的にと考え、各お客様環境で計測した性能監視情報を収集し、クラウド上のサーバーで統計をおこない、各製品の性能監視の指標となる性能データ値を無償にて公開を致します。

また、今後このデータを活用して、自動閾値登録などの機能研究に役立てることで、お客様での性能監視作業の効率化と高品質化を目指しております。

我が子も日々成長していますが、ネットワークインフラも日々利用が増大し、重要性も増しています。

子供たちが定期でおこなっている健診やその際に頂けるアドバイスと同様に、IBCではプロダクト「System Answer G2」でネットワークインフラの稼働状況を詳細にかつ正確に把握をおこない、その判断材料として今回提供する「Global Baseline」やコンサルティングサービスをお客様に提供し、システム稼働品質の向上に貢献出来ればと考えております。

by 技術部 塚本 浩之

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