バージョン
v 03.14-01
リリース日
2019/05/17
【新機能】
- SNMPおよびotherのホストタイプでIPv6アドレスを監視登録できる機能を追加しました。
- プロセス監視の個別登録機能を追加しました。
- 以下の環境設定を新しく追加しました。
sanode.request.guest.interval
【仕様変更】
- PUSH監視のインターバルで1~15分を選択できるように変更しました。
- アプライアンス製品のサービス稼働状況で「syslog」、「postgresql」の内容を非表示に変更しました。
- アラート画面およびVMwareタブで表示される画面において「再読込」ボタンを非表示に変更しました。
- アラート初回発生時に最終値を入れるように変更しました。
- アラート通知で「バリュー – ERROR」、「バリュー – WARNING」、「バリュー – CRITICAL」、「レスポンス – ERROR」、「レスポンス – WARNING」、「レスポンス – CRITICAL」を検知できるように変更しました。
変更に伴い「エラー」、「WARNING」、「CRITICAL」、「バリュー – タイムアウト」のアラートは削除しました。 - アラート通知間隔設定の復旧項目について対となるアラートタイプと同じ回数、間隔が自動で入力されるように変更しました。
- システム管理者ユーザーのメールに関する設定を非表示に変更しました。
- シスログ、トラップ受信のキーワード設定初期値を「..*」に変更しました。また、文字入力制限を3~256文字以内に変更しています。
- シスログ通知のファシリティ名「LOG_CRON」を「LOG_SOLARIS_CRON」に変更しました。
デフォルトシステム管理者ユーザー(saadmin)のログイン後トップページを「監視」画面に変更しました。
メール本文設定、メール署名設定が1366×768のディスプレイサイズで表示できるように変更しました。
ランキング画面で表示するグラフが用意できていない、またはアラート継続によって無効となり何も表示できない場合にメッセージを表示するように変更しました。
- 以下の環境設定を削除しました。
monitor.autoset.disable.critical / monitor.autoset.disable.error /
monitor.autoset.disable.warning / node.autoupdate.interval.snmp /
node.autoupdate.interval.vmware.esx /
node.autoupdate.interval.vmware.guest /
node.autoupdate.interval.vmware.host /
node.autoupdate.interval.vmware.vc - 仮想監視でvCenterまたはESXiで管理しているエンティティ名が見つからなかった場合に「ENTITY – NOTFOUND」のアラートを検知できるように変更しました。
- 監視ノードの名称で半角スペースが利用できるように変更しました。
- 監視動作状況画面で「更新日時」列を非表示に変更しました。
- 差出人アドレス設定、メール件名設定、メール本文設定、メール署名設定がユーザーに紐づいていると、各設定の状態選択ができないように変更しました。
【機能拡張】
監視ノード登録画面よりプライオリティとインターバルを指定できる機能を追加しました。追加に伴い検索結果一覧の表示内容を変更しています。
- 監視ノードCSV登録よりIPv6アドレスが登録できる機能を追加しました。
また、監視ノード登録画面の変更に合わせてインターバルとプライオリティを設定できるようにしています。
【不具合修正】
「Response LDAP/LDAPのレスポンスタイム」の監視設定後、一部設定(属性、バインドDN)を削除して登録できなかった既知の不具合を修正しました。
APIでonly_legendとpercentile、trendlineなどのパラメータを同時に利用すると出力結果にPHPエラーが含まれていた不具合を修正しました。
AWS_ROUTE53の監視設定を開くとPHPエラーを表示する不具合を修正しました。
AWSノードの登録および監視時にProxy認証が反映されなかった不具合を修正しました。
System Answer G3 Reporter(ベータ版)でステータス監視の項目が一覧に表示される不具合を修正しました。
System Answer G3のインストールおよびアップデート後、各種サービスが起動していない状態でライセンスチェックがおこなわれると不要なログを出力した不具合を修正しました。
インターフェース監視で監視対象の元になるifName、ifDesc、ifAliasが存在しない、且つ応答がない場合に一覧取得に失敗する不具合を修正しました。
- しきい値のアラートが継続中に該当のしきい値設定をブランクで消去すると復旧日時の入らないアラートが残る既知の不具合を修正しました。
- シスログ通知のファシリティで「LOG_SECURITY」または「LOG_CONSOLE」を指定しても「LOG_LOCAL0」で通知される既知の不具合を修正しました。
- ステータス監視のアラートをシスログ、トラップで通知できない不具合を修正しました。
- ノードのグループ紐付けでデフォルトグループ以外を選択しても、ノード検索のタイミングで再度デフォルトグループに紐付く不具合を修正しました。
- ベースラインのアラートが継続中にイベント表示に戻しても復旧日時の入らないアラートが残る不具合を修正しました。
- ポータルユーザーのグラフ紐づけでステータスのフィルター条件が正常に動作しなかった不具合を修正しました。
- ユーザー詳細設定でログイン無効を選択してもログインできてしまう不具合を修正しました。
- 仮想ホストや仮想ゲストの名称および名称(マルチバイト)を変更してもノード再検索のタイミングで上書きされる不具合を修正しました。
- 復旧できないタイムアウトが残る不具合を修正しました。
【テンプレート追加】
- Net-SNMPで以下の監視項目を追加しました。
Memory Utilization Active
Memory Utilization Active Detail
Memory Utilization Active Free
Memory Use Rate Active
詳細はテンプレート一覧を参照ください。 - VMware社製のテンプレートを追加しました。
詳細はテンプレート一覧を参照ください。
【テンプレート変更】
- Amazon Web Services,Inc のAWS監視で見直しをおこないました。
今後のリリースで拡張をおこなっていく予定です。
【既知の問題】
- 95%タイルのグラフ表示で時刻を変更するとチェックが外れる
- 説明:
- 95%タイルのグラフを表示した状態で開始/終了時刻を変更すると、95%タイルのチェックが外れてしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- System Answer G3 Reporter(ベータ版)でレポート作成ができない。
- 説明:
- System Answer G3 Reporter(ベータ版)でレポート作成ボタンを押下できない場合がある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 95%タイルのグラフ表示で時刻を変更するとチェックが外れる
- VMwareタブの一部項目を選択すると全ESXiの情報が表示される
- 説明:
- 単体のESXiを複数台監視登録した場合に、VMwareタブのホスト名を選択すると現在監視中の全ゲストを表示、Datastoreを選択すると現在監視中の全ESXiのデータストアを表示する。
vCenterを検索して登録された情報は正しく表示されます。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列があるとブランク表示になる
- 説明:
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列(例:<aabbcc>)があるとグラフツリーやグラフ一覧で対象のインターフェース名がブランク表示になる。
- 回避策:
- インターフェース名を<>で囲まない文字にします。今後のリリースで修正予定です。
- グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザでグラフ画面がブランク画面に変わる
- 説明:
- グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザ(Edge、Firefox、Chrome)でグラフ画面がブランク画面に変わる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- テンプレートカスタマイズ画面のページ維持
- 説明:
- テンプレートカスタマイズ画面で2ページ目以降を設定し実行ボタンを押すと1ページ目に戻ってしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しないAPI操作
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたらAPI操作を受け付けないようにしたいが、APIによるグラフ表示や監視情報取得、レポーターが利用できる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しないPUSH監視
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたらPUSH監視が停止するようにしたいが、グラフ更新やアラート通知がおこなわれる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ランキングでスナップグラフの更新がおこなわれない
- 説明:
- 自動更新にチェックを入れたランキング画面でスナップグラフの更新がおこなわれない。
- 回避策:
- 手動でランキングの再読み込みをおこない更新します。
- 画面表示でソート順序がおかしい
- 説明:
- 前回表示した画面のソート順序を引き継いでいたりしておかしくなる場合がある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 開始時刻と終了時刻が矛盾している状態だと時刻の変更を反映できない
- 説明:
- グラフ描画で右から左へのドラッグや+ボタンを繰り返して開始時刻と終了時刻が矛盾している状態にすると、同一のグラフに対して時刻の変更をおこなっても反映することができない。
- 回避策:
- 異なるグラフを表示、もしくは同一のグラフを再読み込みします。今後のリリースで修正予定です。
- 監視ノード設定で同じノード情報が複数表示される
- 説明:
- 監視ノード設定画面が複数ページで表示される場合、ページ送りをすると1ページ目にあるノード情報が、次のページや最後のページに再度表示されることがある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 監視設定メニューのアイコンをクリックするとTOP画面に戻る
- 説明:
- 監視設定メニューのアイコン画像をクリックするとTOP画面に戻ってしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 警告灯の一部設定を削除して登録できない
- 説明:
- 警告灯の設定後、一部設定(ユーザー名、パスワード)を削除して登録できない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 日時を指定する検索欄で手動変更すると情報のフィルターに失敗する
- 説明:
- アラートやイベントなどで日時を指定する検索欄に手動変更した情報をEnterを押下して入力すると情報のフィルターに失敗し検索結果が何も表示されない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 複数のウィンドウやタブで何れかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
- 説明:
- 複数のウィンドウやタブを開いている状態で、何れかの画面の自動更新を有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
【アップデートに関して】
- 各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
- 各セットアップスクリプト実行中は処理を中断しないようにしてください。
System Answer G3本体の予期せぬ電源断、リモート接続中のセッション断などによって処理が中断すると正常にアップデートできないことがあります。 - アップデートによって新しい監視項目が追加登録される可能性があります。
03.13-00以前は環境設定の「sanode.item.priority」で指定された☆の数以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。
03.14-00以降は検索詳細設定画面で各ノードに指定されたプライオリティ以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。
- 13-00よりライセンス認証で利用する情報の取得方法が変わります。
この影響によりアップデート前後でライセンスIDが変わり監視を継続できないこともあります。
アップデートをおこなう前にライセンスIDを控えておいて、変化があった場合は速やかにライセンスの再発行申請をおこなってください。
ライセンスIDは管理者ユーザーでログイン後の[設定]-[システム設定]-[ライセンス設定]よりご確認いただけます。
以上