バージョン
v 03.13-00
リリース日
2019 / 02 / 12
【新機能】
- ステータス監視を追加しました。
- ログ消去に関するスケジュール設定、fstab追記設定、セットアップ処理時に必要となる環境変数設定のサンプルファイルを追加しました。
詳細はインストールマニュアルを参照ください。 - 以下の環境設定を新しく追加しました。
auth.api.ipaddr / rrdresized.normal_wait / rrdresized.quick_wait /
salicensed.use_macaddress / samaintenanced.wait.delete_alert /
samaintenanced.wait.delete_event
【仕様変更】
- AWSノードの登録フローを変更しました。
- OSのプロダクトIDが存在しない環境でライセンス認証に利用する情報をアクティブなインターフェースのMACアドレスで指定できるように変更しました。
- アップデート時にデータベースに保存している過去の結果を削除するように変更しました。グラフ描画はRRDファイルのみ更新されるようになります。
- アプライアンス製品においてコンソール画面からスタティックルート設定をおこなう際にプレフィックスで入力していた箇所をネットマスクで入力できるように変更しました。
- アプライアンス製品においてファイアウォールのルールを一部変更しました。
- アプライアンス製品においてメールサーバーの設定、削除時にキューに溜まったメールを削除するように変更しました。
- アプライアンス製品において監視設定のエクスポートファイルを5世代残し古いファイルを削除するように変更しました。
- アラートのトラップ通知でVarbindをOID順に表示するように変更しました。
- グラフサマリおよびブックマークグラフ表示時にグラフ横に単位を表示するように変更しました。
- グラフデータ復元/削除/修正ツール(rrdconv)をインストールパッケージ内から削除するように変更しました。
- ソフトウェア製品においてインストール時のエンジンセットアップ処理からwmicパッケージのインストールを削除するように変更しました。
WMI監視をおこなう場合は手動でwmicパッケージをインストールいただく必要があります。 - ソフトウェア製品においてインストール時のデータベースセットアップ処理がデータベースとRRDで分割されるように変更しました。
- ライセンス設定画面に状態が有効、且つ計算用項目を除いた項目消費数と状態が有効なすべての項目消費数を表示するように変更しました。
ライセンスカウントには計算用項目を除いた項目消費数が利用されます。 - 以下の環境設定でパラメータ内容を変更しました。
monitor.expire.alert / monitor.expire.event - 以下の環境設定を削除しました。
monitor.data.autovacuum / monitor.data.fillfactor / monitor.data.split /
monitor.expire.data / rrdresized.child_interval /
samaintenanced.wait.delete_data - 監視ノード設定、VMware監視設定画面において認証情報をテキスト表示するように変更しました。SNMPノード、VMwareノードに関して認証情報を変更する場合は検索結果一覧画面よりおこなうことになります。
- 監視ライセンスが無効になったあと一定期間(14日間)監視動作を継続するように変更しました。
- 監視画面ログイン失敗時にメッセージを表示するように変更しました。
- 管理者ユーザーのメールアドレスとアラート通知選択を非表示に変更しました。
【機能拡張】
- APIオプションで凡例値を取得するパラメータを追加しました。
only_legend - PUSH監視においてJSON形式でPOSTされたデータをグラフ描画できる機能を追加しました。
- WMI認証のパスワードで「!」、「#」、「*」が利用できるように追加しました。
- グラフタイトルに任意の名称を入力して表示できる機能を追加しました。
入力した名称はグラフ一覧表示時の上部タイトルやブックマークグラフで利用されます。 - メールおよびスクリプトのアラート通知で利用できる変数を追加しました。
SA_NODE_NOTES、SA_NODE_TAG - 過去のアラートおよびイベントが削除される機能を追加しました。
【不具合修正】
- 「NTP Jitter Value/NTPのJitter値の取得」を監視登録してもグラフ描画がおこなわれない既知の不具合を修正しました。
- AWS監視でEC2、EBS以外のノードタイプを登録できない既知の不具合を修正しました。
- ESXi 6.7および6.7 update 1の監視項目が登録されない既知の不具合を修正しました。
- rrdtoolの補完設定を入れても反映されなかった既知の不具合を修正しました。
- アプライアンス製品においてコンソール画面からIPアドレス、ネットマスクを入力する箇所で不正な値が登録できる不具合を修正しました。
- シスログ、トラップの警告灯通知先で最後に登録した通知先しか画面上に表示されない既知の不具合を修正しました。
- シスログのメール通知先で送信先1と送信先2の情報が言語に合わせた表示になっていなかった不具合を修正しました。
- データベースが冗長化されているとAPIオプションの認証に失敗する既知の不具合を修正しました。
- ノードCSV登録で登録されたノードが検索対象として認識されない不具合を修正しました。
- バルーンヒントとマニュアルで入力制限の内容に違いがあった既知の不具合を修正しました。併せて一部表示、入力内容に関して変更をおこなっています。
- 監視グループノード設定の「IPアドレス」欄で期待しない文字列を入力しEnterキーを押下するとエラーメッセージを表示する不具合を修正しました。
- 監視項目登録時に値が入らないグラフを登録してしまう既知の不具合を修正しました。
- 検索一覧よりSNMPノード、vCenter検索で登録したVMwareノードの認証情報を変更しても反映されず古い認証情報が使われていた既知の不具合を修正しました。
この修正に伴い認証の変更は基本的に検索一覧でおこなうようになり、監視ノード設定から認証情報のプルダウン選択ができなくなりました。 - 検索一覧よりSNMPノードの認証情報を変更しても反映されなかった不具合を修正しました。
- 通知間隔で件名や本文のプルダウンを変更しても反映されなかった既知の不具合を修正しました。
- 特定の記号(&、”、’、<、>)を入力後に変換(&、"、'、<、>)された状態で実行ボタンを押すと文字列が増えていく既知の不具合を修正しました。
- 分散構成でPUSH監視のグラフを描画できない既知の不具合を修正しました。
【テンプレート追加】
- 標準MIB項目 の監視項目を追加致しました。
- Cisco Systems 社製 の監視項目を追加致しました。
- 日本電気株式会社 製 iStorage シリーズの監視項目を追加致しました。
- アイビーシー株式会社 製 無線品質 の監視項目を追加致しました。
【既知の問題】
- 95%タイルのグラフ表示で時刻を変更するとチェックが外れる
- 説明:
- 95%タイルのグラフを表示した状態で開始/終了時刻を変更すると、95%
タイルのチェックが外れてしまう。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- Response LDAPの一部設定を削除して登録できない
- 説明:
- 「Response LDAP/LDAPのレスポンスタイム」の監視設定後、一部設定
(属性、バインドDN)を削除して登録できない。 - 回避策:
- 「null」を入力し登録することで削除できます。
今後のリリースで修正予定です。
- VMwareタブで再読み込みしても情報が更新されない
- 説明:
- VMwareタブで再読み込みしても情報の更新がおこなわれない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- VMwareタブの一部項目を選択すると全ESXiの情報が表示される
- 説明:
- 単体のESXiを複数台監視登録した場合に、VMwareタブのホスト名を
選択すると現在監視中の全ゲストを表示、Datastoreを選択すると現在
監視中の全ESXiのデータストアを表示する。
vCenterを検索して登録された情報は正しく表示されます。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- アラート画面で再読み込みしても情報が更新されない
- 説明:
- アラート画面で再読み込みしても情報の更新がおこなわれない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列があるとブランク表示になる
- 説明:
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列(例:<aabbcc>)があると
グラフツリーやグラフ一覧で対象のインターフェース名がブランク表示に
なる。 - 回避策:
- インターフェース名を<>で囲まない文字にします。
今後のリリースで修正予定です。
- グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザでグラフ画面がブランク画面に変わる
- 説明:
- グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザ(Edge、
Firefox、Chrome)でグラフ画面がブランク画面に変わる。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- シスログ通知で一部ファシリティを指定してもLOG_LOCAL0で通知される
- 説明:
- シスログ通知のファシリティでLOG_SECURITY、LOG_CONSOLEを指定
してもLOG_LOCAL0で通知される。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- テンプレートカスタマイズ画面のページ維持
- 説明:
- テンプレートカスタマイズ画面で2ページ目以降を設定し実行ボタンを
押すと1ページ目に戻ってしまう。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しないAPI操作
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたらAPI操作を受け付けないようにしたい
が、APIによるグラフ表示や監視情報取得、レポーターが利用できる。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しないPUSH監視
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたらPUSH監視が停止するようにしたいが、
グラフ更新やアラート通知がおこなわれる。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ランキングでスナップグラフの更新がおこなわれない
- 説明:
- 自動更新にチェックを入れたランキング画面でスナップグラフの更新が
おこなわれない。 - 回避策:
- 手動でランキングの再読み込みをおこない更新します。
今後のリリースで修正予定です。
- 画面表示でソート順序がおかしい
- 説明:
- 前回表示した画面のソート順序を引き継いでいたりしておかしくなる場合
がある。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 開始時刻と終了時刻が矛盾している状態だと時刻の変更を反映できない
- 説明:
- グラフ描画で右から左へのドラッグや+ボタンを繰り返して開始時刻と
終了時刻が矛盾している状態にすると、同一のグラフに対して時刻の
変更をおこなっても反映することができない。 - 回避策:
- 異なるグラフを表示、もしくは同一のグラフを再読み込みします。
今後のリリースで修正予定です。
- 監視ノード設定で同じノード情報が複数表示される
- 説明:
- 監視ノード設定画面が複数ページで表示される場合、ページ送りをすると
1ページ目にあるノード情報が、次のページや最後のページに再度表示
されることがある。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 監視設定メニューのアイコンをクリックするとTOP画面に戻る
- 説明:
- 監視設定メニューのアイコン画像をクリックするとTOP画面に戻って
しまう。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 監視動作状況の監視間隔が0秒で表示される
- 説明:
- 本来であれば前回監視した時刻と今回監視した時刻の差分値が入るが常に
0秒で表示されてしまう。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 日時を指定する検索欄で手動変更すると情報のフィルターに失敗する
- 説明:
- アラートやイベントなどで日時を指定する検索欄に手動変更した情報を
Enterを押下して入力すると情報のフィルターに失敗し検索結果が何も
表示されない。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 復旧日時の入らないアラートが残る
- 説明:
- しきい値のアラートが継続中に該当のしきい値設定をブランクで消去する
と復旧日時の入らないアラートが残る。 - 回避策:
- しきい値アラートが復旧するまで該当のしきい値設定を残しておきます。
今後のリリースで修正予定です。
- 複数のウィンドウやタブで何れかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
- 説明:
- 複数のウィンドウやタブを開いている状態で、何れかの画面の自動更新を
有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 複数のウィンドウやタブで何れかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
- 説明:
- 複数のウィンドウやタブを開いている状態で、何れかの画面の自動更新を
有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
【アップデートに関して】
- 各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
- 各セットアップスクリプト実行中は処理を中断しないようにしてください。
System Answer G3本体の予期せぬ電源断、リモート接続中のセッション断などによって処理が中断すると正常にアップデートできないことがあります。
- アップデートによって新しい監視項目が追加登録される可能性があります。
環境設定の「sanode.item.priority」で指定された☆の数以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。
- 13-00よりライセンス認証で利用する情報の取得方法が変わります。
この影響によりアップデート前後でライセンスIDが変わり監視を継続できないこともあります。
アップデートをおこなう前にライセンスIDを控えておいて、変化があった場合は速やかにライセンスの再発行申請をおこなってください。
ライセンスIDは管理者ユーザーでログイン後の[設定]-[システム設定]-[ライセンス設定]よりご確認いただけます。
以上