UPDATE for System Answer G2

アップデート情報

Ver 02.11.30 リリース

Ver 02.11.30 リリースノート

バージョン

v 02.11.30

リリース日

2015 / 09 / 16

【機能拡張】

  1. Monitor Engine の動作ログ追加

    監視エンジン状態のログを出力できるようにいたしました。

  2. アラートメールの通知内容

    アラートメールの通知内容にカンマ区切り表示のパラメーターを利用できるようにいたしました。

  3. しきい値順序表示

    しきい値設定画面の上限および下限しきい値の注意、警戒、警告の順序を記号で表すようにいたしました。

  4. 特定機器のホスト登録処理

    下記に記載する機器のホスト登録時、シリアル番号の特定をおこなわないようにいたしました。
    ・Cisco Nexus 7010
    ・Juniper SSG320

【仕様変更】

  1. httpd の SSL ログ出力(アプライアンスのみ)

    SSL 接続した際のログを出力できるように変更いたしました。

  2. RPM パッケージアップデート時のサービス再起動処理(CentOS 5 / 6 のみ)

    RPM パッケージアップデート時、ini ファイルが存在していた場合のサービス再起動処理をおこなわないように変更いたしました。次回バージョンより本修正内容が反映されます。

  3. System Answer G2 デーモンが利用するディレクトリパスの変更

    仮想マシン監視オプションおよびトラップ受信オプションで利用するディレクトリパスを変更いたしました。
    本修正に伴いソフトウェアで利用できるメンテナンススクリプト(rollLog.sh 、checkSpace.sh)の内容も変更されております。

  4. サポートログ拡張(アプライアンスのみ)

    サポートログに前日、当日日付の動作ログを含むように変更いたしました。

  5. システム稼働通知のメールログ出力(アプライアンスのみ)

    システム稼働通知のメールログを出力できるように変更いたしました。

  6. 大量にグループが存在する場合のグラフ表示時間

    大量にグループが存在する場合のグラフ表示およびアプリケーション連携オプションによるグラフ、CSV ファイル出力の時間を短縮できるように変更いたしました。

【不具合修正】

  1. IP v6 ホストの登録と監視設定ができない(CentOS 7.1.1503 のみ)

    対象:
    02.11.00 以降
    事象:
    IP v6 アドレスに対して SNMP によるホストの登録と監視設定がおこなえない。
    対策:
    IP v6 アドレスに対して SNMP によるホストの登録と監視設定がおこなえるようにいたしました。
  2. LVM 環境でパーティションが作成されている場合のメンテナンススクリプトの挙動(ソフトウェアのみ)

    対象:
    02.11.10 以前
    事象:
    LVM 環境で /sa などのパーティションが作成されている場合、メンテナンススクリプト(checkSpace.sh)の空き容量チェックが正しくおこなわれない。
    対策:
    LVM 環境で /sa パーティションが作成されていても、メンテナンススクリプト(checkSpace.sh)の空き容量チェックが正しくおこなわれるようにいたしました。
  3. samond.ini ファイル変更後、pid ファイルが更新されない(ソフトウェアのみ)

    対象:
    02.11.10 以前
    事象:
    samond.ini ファイル変更後、pid ファイルが更新されずエンジンの状態が無効となる場合がある。
    対策:
    samond.ini ファイルを変更しても、samond のサービス再起動がおこなわれないと変更内容を反映しないようにいたしました。
  4. System Answer G2 デーモンのサービス停止、再起動時の挙動(ソフトウェアのみ)

    対象:
    02.11.10 以前
    事象:
    サービス停止、再起動時に正常にサービスが終了しない場合がある。
    対策:
    サービス停止、再起動時に正常にサービスが終了するようにいたしました。
  5. ゲスト OS の注釈メモに期待しない文字が含まれる場合の挙動

    対象:
    02.11.10 以前
    事象:
    仮想マシン監視で注釈メモに期待しない文字が含まれると、対象のゲスト OS で監視登録が正常におこなえない場合がある。
    対策:
    仮想マシン監視で注釈メモに期待しない文字が含まれても、対象のゲスト OS で監視登録が正常におこなえるようにいたしました。
  6. システム稼働通知のスケジュール設定がアップデート後に消える(アプライアンスのみ)

    対象:
    02.11.10 以降
    事象:
    システム稼働通知のスケジュール設定をおこなっている状態でアップデートがおこなわれた場合、スケジュール設定が消えてしまう。
    対策:
    システム稼働通知のスケジュール設定をおこなっている状態でアップデートをおこなっても、スケジュール設定が消えないようにいたしました。
  7. システム稼働通知のメール設定(アプライアンスのみ)

    対象:
    02.11.10 以降
    事象:
    システム稼働通知のメール設定でメールサーバーアドレスに FQDN を登録できない。
    また、認証ユーザーが利用されている場合メール送信に失敗する。
    対策:
    システム稼働通知のメール設定でメールサーバーアドレスに FQDN を登録できるようにいたしました。
    また、認証ユーザーが利用されていてもメール送信できるようにいたしました。
  8. ホスト登録後のインターフェイス情報(CentOS 7.1.1503 のみ)

    対象:
    02.11.00 以降
    事象:
    SNMP で登録したホストが所有している各インターフェイスの MAC アドレスがすべて同じになってしまう。
    対策:
    SNMP で登録したホストが所有している各インターフェイスの MAC アドレスが一意となるようにいたしました。
  9. 標準 MIB 監視項目の Storage Utilization Free Key 項目でグラフ表示がおこなえない

    対象:
    02.11.00 以降
    事象:
    Storage Utilization Free Key 項目を追加ボタンで登録した場合、正常にグラフ表示がおこなえない。
    対策:
    Storgae Utilization Free Key 項目を追加ボタンで登録しても、正常にグラフ表示がおこなえるようにいたしました。

【テンプレート新規追加】

  1. Cisco Systems 社製 WLC の監視項目を追加いたしました。
  2. D-Link 社製 DWS-3160 の監視項目を追加いたしました。
  3. HUAWEI 社製 CE12800 の監視項目を追加いたしました。
  4. HUAWEI 社製 S5720-32C の監視項目を追加いたしました。
  5. アライドテレシス株式会社製 AT-TQ の監視項目を追加いたしました。
  6. 日本電気株式会社製 QX-S5351P の監視項目を追加いたしました。
  7. 日立金属株式会社製 Apresia15000 の監視項目を追加いたしました。
  8. 日立金属株式会社製 ApresiaLight の監視項目を追加いたしました。
  9. 古河電気工業株式会社製 FITELnet-FX1 の監視項目を追加いたしました。

【テンプレート変更】

  1. Cisco 社製 Airespace の監視項目が登録できなかった不具合を修正いたしました。
  2. 日立金属株式会社製にて実装している監視項目のグラフ説明を修正いたしました。

【アップデートに関して】

  1. Software アップデート方法に関しては、「System Answer G2_Install」をご参照ください。

【アップデートに関する注意事項】

  1. System Answer G2 02.11.30 バージョンアップは、02.09.30 以降からバージョンアップがおこなえます。

  2. System Answer G2 02.09.20 以前からのバージョンアップをおこなった場合、システムが正常稼働しない問題が生じます。

  3. アラートを受諾している状態でアップデート処理をおこなうと、受諾していたアラートが再度通知される場合があります。

  4. ソフトウェア製品でサンプルスクリプトを利用されている場合、バージョンアップをおこなうとスクリプトが上書きされます。サンプルスクリプトを編集してご利用されている場合、事前にバックアップいただくか「System Answer G2_Install」を参照し必要箇所の設定変更をおこなってください。

    以下のスクリプトが対象です。
    /sa/scripts/rollLog.sh
    /sa/scripts/checkSpace.sh
    /sa/sql/maintenance/db_maintenance.sh
    /sa/sql/maintenance/db_vacuum.sh

  5. 仮想監視においてホストとグラフのリンクがずれたまま正常にグラフ表示できていない状態で 02.10.10 以降へアップデートをおこなうと以下の事象が発生する場合があります。

    ・仮想ホストやゲストが本来期待する場所に配置されない。
    ・一部グラフ表示ができないまま残っている。

    仮想ホストやゲストが期待する場所に配置されていない場合、該当の仮想ホストを「仮想ホスト設定」や「vCenter 一括登録」より再登録または再検索いただくことで期待する場所に再配置されます。
    ただしリンクずれを起こした際に vMotion で別のホストに移動していたりパワーオフの状態であった場合、再登録または再検索をおこなっても期待する場所に再配置されないことがあります。
    期待する場所に再配置されない場合、仮想ホストまたはゲストを一旦削除し再検索および監視登録をおこなっていただく必要があります。

    グラフ表示ができないまま残っている場合、監視項目を再登録することで表示できます。
    監視項目を「追加」ボタンで登録できない場合、既に監視項目が検索済みの状態であるためグラフタイトルをクリックし各項目を削除してから再登録いただく必要があります。

以上

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