Ver 02.11.50 リリースノート
バージョン
v 02.11.50
リリース日
2015 / 12 / 17
【新機能】
RedHat Enterprise Linux 7.1 対応(ソフトウェア)
RedHat Enterprise Linux 7.1 環境でも System Answer G2 をご利用いただけるようにいたしました。
【機能拡張】
Global Baseline のデータ作成タイムアウト
Global Baseline Server に送付するデータ作成のタイムアウトを指定できるようにいたしました。
snmptrap ログ出力(アプライアンス)
トラップ受信オプションなどで受信したトラップメッセージをログ出力できるようにいたしました。
監視設定画面のパスワード暗号化
以下監視項目のパスワード入力時および画面表示で、パスワード入力欄を記号でマスク表示するようにいたしました。
・MySQL Query Value
・MySQL Value
・Response PostgreSQL
・Response HTTP
・Response LDAP
・Response SMTP
・Status RADIUS Service
【仕様変更】
RGB カラーの文字入力(ソフトウェア)
任意のアプリケーション監視で RGB カラーに指定する英文字を、大文字と小文字で入力できるようにいたしました。
【不具合修正】
Global Baseline の送信スケジュールが消える(アプライアンス)
- 対象:
- 02.11.10 以降
- 事象:
- ベースラインデータの送信が有効な状態で 02.11.10 以降へアップデートすると、送信スケジュールが消えてしまう。
ベースラインデータの送信設定で再度更新をおこなうと、スケジュールに登録されていました。 - 対策:
- ベースラインデータの送信が有効な状態でアップデートをおこなっても、送信スケジュールが消えないようにいたしました。
satrapalertd の期待しない設定(ソフトウェア)
- 対象:
- 02.11.40 以前
- 事象:
- データベースに利用するユーザー情報を変更しても反映されない。
- 対策:
- データベースに利用するユーザー情報を変更すると反映されるようにいたしました。
【テンプレート新規追加】
- Blue Coat Systems 社製 PacketShaper の監視項目を追加いたしました。
- Blue Coat Systems 社製 Proxy SG の監視項目を追加いたしました。
- Check Point 社製 VSX の監視項目を追加いたしました。
- Cisco Systems 社製 WLC の監視項目を追加いたしました。
- Citrix Systems 社製 NetScaler の監視項目を追加いたしました。
- EMC 社製 DataDomain の監視項目を追加いたしました。
- FireEye 社製 CM の監視項目を追加いたしました。
- FireEye 社製 EX の監視項目を追加いたしました。
- Hewlett-Packard 社製 HP-UX の監視項目を追加いたしました。
- Informant systems 社製 Informant の監視項目を追加いたしました。
- Juniper Networks 社製 SRX の監視項目を追加いたしました。
- Net-SNMP のディスク関連の監視項目を追加いたしました。
- NTT エレクトロニクス株式会社製アクセスシャーシ CH08 の監視項目を追加いたしました。
- Standard UPS 関連の監視項目を追加いたしました。
【テンプレート変更】
- Citrix Systems 社製 Netscaler の名称が正常に取得できるように修正いたしました。
- Hewlett-Packard 社製 HP-UX の監視項目 Storage Utilization Free が正常に取得できない不具合を修正いたしました。
- Juniper Networks 社製 M120 Router の監視項目 Memory Use Rate FPC for M120 が正常に取得できない不具合を修正いたしました。
- NTT エレクトロニクス株式会社製のアクセスシャーシ監視項目の説明を修正いたしました。
- 日立金属株式会社製 Apresia にて実装している監視項目のカテゴリを修正いたしました。
【アップデートに関して】
Software アップデート方法に関しては、「System Answer G2_Install」をご参照ください。
【アップデートに関する注意事項】
System Answer G2 02.11.50 バージョンアップは、02.09.30 以降からバージョンアップがおこなえます。
System Answer G2 02.09.20 以前からのバージョンアップをおこなった場合、システムが正常稼働しない問題が生じます。
アラートを受諾している状態でアップデート処理をおこなうと、受諾していたアラートが再度通知される場合があります。
ソフトウェア製品でサンプルスクリプトを利用されている場合、バージョンアップをおこなうとスクリプトが上書きされます。サンプルスクリプトを編集してご利用されている場合、事前にバックアップいただくか「System Answer G2_Install」を参照し必要箇所の設定変更をおこなってください。
以下のスクリプトが対象です。
/sa/scripts/rollLog.sh
/sa/scripts/checkSpace.sh
/sa/sql/maintenance/db_maintenance.sh
/sa/sql/maintenance/db_vacuum.sh仮想監視においてホストとグラフのリンクがずれたまま正常にグラフ表示できていない状態で 02.10.10 以降へアップデートをおこなうと以下の事象が発生する場合があります。
・仮想ホストやゲストが本来期待する場所に配置されない。
・一部グラフ表示ができないまま残っている。仮想ホストやゲストが期待する場所に配置されていない場合、該当の仮想ホストを「仮想ホスト設定」や「vCenter 一括登録」より再登録または再検索いただくことで期待する場所に再配置されます。
ただしリンクずれを起こした際に vMotion で別のホストに移動していたりパワーオフの状態であった場合、再登録または再検索をおこなっても期待する場所に再配置されないことがあります。
期待する場所に再配置されない場合、仮想ホストまたはゲストを一旦削除し再検索および監視登録をおこなっていただく必要があります。グラフ表示ができないまま残っている場合、監視項目を再登録することで表示できます。
監視項目を「追加」ボタンで登録できない場合、既に監視項目が検索済みの状態であるためグラフタイトルをクリックし各項目を削除してから再登録いただく必要があります。
以上