kanshi de mirai

コラム

第53回:Windows 10 を「簡単に」管理するポイントとは?

すごく最近のことのように感じますが、実は Windows 10 がリリースされ、早 4 年が経っているのをご存知でしょうか。

しかしながら、2020 年 1 月の Windows 7 サポート終了を控え、多くの企業様において、Windows 10 への切り替えやアップグレードに時間をとられているかと思います。

みなさんもすでにご存知の通り、Windows 10 は今までの OS とは大きく異なり、製品として提供するものではなく、サービスとして提供する WaaS(Windows as a Service)という概念を採用しています。

今までの Windows OS では、3 年程度のスパンで新バージョンをリリースすることにより、新機能の追加や機能改善がおこなわれてきました。しかし今後は、Windows 10 の更新プログラムにより進化していくため、Windows 10 は最後の OS ということになります。

更新プログラムには、機能更新プログラムである FU(Future Update)と品質更新プログラムである QU(Quality Update)の 2 種類があります。FU は年 2 回(3 月と 9 月)、QU は月 1 回の間隔で提供されます。

 

わかりやすくいうと、

QU = 従来のセキュリティパッチ(Windows Update)
FU = 新バージョンによる機能提供

例えば Windows 7 → 8 、Windows 8 → 8.1 などへのアップグレードと同等。ということです。

 

 

Windows のアップグレードもこれで最後。これからはいつでも最新の OS を簡単にサービス利用できる。確かにそうですが、それに伴っていくつか新たな課題が出てくることもまた事実です。

この「更新プログラムの管理」こそが、Windows 10 導入後の運用において、管理者を悩ませる大きな課題です。

 

Windows 10 の更新プログラムについては、以下の課題があげられます。

  • Windows のバージョン管理
    そもそも各端末の更新プログラム適用状況がわからない。
  • 機能更新プログラム / FU(Future Update)と品質更新プログラム / QU(Quality Update)の配信管理
    毎月配信される QU および半年に 1 回の FU 配信 / 適用にあたり、ネットワークが逼迫してしまう可能性がある。
    ※ QU で 1 GB 、FU で 3 GB 程のデータ量となります。
    ちなみに、5 月にリリースされた Update(バージョン 1903)では、ダウンロード開始から適用完了まで、2 時間近くかかったという話もあります、、、。
  • 更新プログラム適用に伴う事前検証やシステム更新など
    更新プログラム適用後もすべての業務が問題なくおこなえるか不安

もちろん、SCCM(System Center Configuration Manager)や WSUS を導入し、十分活用ができている企業様であれば、何の問題もなく運用ができるでしょう。しかし、そこまでの莫大な費用や運用工数をかけずに、簡単に管理をおこなう方法はないのでしょうか。

弊社がご提案する IT 資産管理ツール「ISM Cloud One」では、バージョン情報の取得はもちろん、更新プログラムの適用延長や分散配布などの適用管理をおこなうことが可能で、WSUS などとの連携は必要ありません。
※ 一部オプションでのご提供となります。

 

 

【ISM Cloud One の活用例】

  • Windows 10 関連の情報取得
    ・ Windows 10 バージョン
    ・ Windows 10 更新モデル
    ・ Windows 10 更新プログラム適用延長日数
    ・ 高速スタートアップの状態
  • アップデート、高速スタートアップの制御
    ・ FU や QU の更新プログラム適用延長日数の設定
    ・ 高速スタートアップの設定
  • QU / FU の配信もネットワーク分散にて実現 ※オプション
    ・ 分散配布によるアップデート
    ・ アップデート失敗時に発生原因を通知
    ・ 途中でデータ取得に失敗(移動や電波環境など)しても、のちに継続取得が可能
    さらに、Windows 10 ユーザーに嬉しい機能を標準搭載。
  • BitLocker 管理・制御
    ・ Windows 10 に標準搭載の HDD 暗号化ツール「BitLocker」を一元管理
    ・ ダッシュボード上に、保護情報を可視化
    ・ いざという時の暗号化の確認 / コントロール

ISM Cloud One はクラウドでの提供となり、クラウド型 IT 資産管理ツールの分野ではシェア No.1 の製品(サービス)です。クラウド型であるため、社内環境にいなくても、インターネット接続さえあれば、社内 PC 同様に管理をおこなえる点も特長です。

繰り返しとなりますが、Windows 10 を継続的に利用していくうえで、Windows Update はなくてはならないものであると同時に、システム管理者にとっての大きな課題となります。管理者の運用工数削減、一元管理のために、できるだけ簡単なツールをお使いいただくことが、Windows 10 をうまく管理することにつながるのではないでしょうか。

また、今回ご紹介した ISM Cloud One では、働き方改革に伴う勤務実態の把握にもご利用いただける機能もございますので、その話はまた次回のコラムでご紹介したいと思います。

 

by マーケティング統括部 ソリューション営業部 課長代理 廣井 喜人

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