学生・教員に対して統合業務システムを柔軟に運用する目的で、オープンソースの監視ツール Cacti と Nagios を利用していたが、インフラ専任者が必要となるため、監視ツールの利用が属人化してしまう問題が生じていた。そのため、履修登録、前期・後期試験、就職活動など、学内のイベントに伴う負荷状況や、さまざまなデバイスが接続することに伴う稼働状況を的確に把握できていなかった。そこで、授業、研究、学生活動をより効率的におこなうために、統合業務システムの可視化を検討することになった。
1.オープンソースのツール利用による属人化、運用管理の工数が増加し、負担になっていた。
2.収集した情報の共有や活用がおこなえず、レポート作成に時間がかかっていた。
3.学内のイベントが与える負荷状況がわからず、傾向を把握できなかった。