CASE STUDY

導入事例・導入実績

年々増加するサイバーセキュリティリスクに対応するため、
IT 資産の脆弱性対策を「診断」から「管理」へ切り替え、一歩進んだ対策を推進

ソリューション
製造業

シチズン時計株式会社

シチズン時計株式会社

シチズン時計株式会社様は、 「市民に愛され市民に貢献する」を企業理念として創業から 100 年以上の歴史を持つ時計メーカーです。様々な分野のグループ企業を持つシチズングループの中核企業であり、各種時計類およびその部分品の製造・販売等を行っています。

シチズン時計株式会社

創立
1930 年 5 月 28 日
従業員数
14,817名(連結 / 2024 年 3 月 31 日時点)
所在地
東京都西東京市田無町6-1-12(本社)
導入内容
開始
2023年6月

 

サーバー、ネットワーク、クラウド、Web アプリケーションなど、あらゆる IT 資産を可視化する脆弱性診断プラットフォームです。エージェント、アクティブスキャン、パッシブスキャンなど豊富な検出方法で、継続的な管理を実現します。

アイビーシーは 2018 年から Tenable 社とパートナー契約を結び、定期的な情報交換を実施して最新のアップデートや最新の脆弱性に関する被害例、Tenable 社のセキュリティチームのリサーチの結果などをリアルタイムにキャッチアップしています。

 

【Tenable 付加価値機能】

VPR(Vulnerability Priority Rating)
・Tenable社独自の脅威度判定スコア。
・予測に基づいた優先順位付けプロセスから出力され、CVSS(共通脆弱性スコア)と掛け合わせることで対処の優先付けが容易に可能

 

リスクの把握
・脆弱性検知履歴より、脆弱性の増減タイミングを把握。また、脅威スコアごとに脆弱性の滞在期間(=リスク)の確認も容易に可能

 

SLA(サービスレベルアグリーメント)の策定
・VPR や CVSS に基づき SLA の策定が可能。
・SLA 通りに対処が実施されているかなど、リスクの重大度や期間ごとに状況の確認が容易に

 

導入背景・採用理由

脆弱性対策における課題の深堀り・具体化

脆弱性診断における現状の課題 脆弱性管理にあたっての要望事項
新たな脅威が発見された際の迅速な対応の難しさ

依頼した外部ベンダーが診断を実施したタイミングでの評価となるため、そのタイミング以外で随時公表される新たな脅威に対する、リスク評価を行うことが難しい。

新たな脅威に対する対策をスピーディに実現

新たな脅威が公表されたタイミングでフレキシブルかつ迅速にリスク評価を行い、対策実施完了までのリードタイムを短縮したい。

限定的な診断対象範囲

予算都合などの理由で、すべてのIT資産を対象とした診断を行うことが難しく、優先度の高い外部公開されている IT 資産に絞ってリスク評価を実施している。結果、内部の IT 資産における評価対応が疎かになっている。

IT 資産を対象とした網羅的なリスクの把握と管理

評価回数に関係なく定額利用可能なコストパフォーマンスが高いツールを導入・活用し、運用を内製化。リスク評価範囲を外部公開に加え内部資産まで拡大し、リスクの把握と対策実施状況をワンストップ管理したい。

 

Tenable導入効果

新たな脅威に対する対応力の大幅な向上

  • IT 資産全体(外部公開・内部)における脆弱性のリスク評価・把握がリアルタイムに可能となり、対策完了までの所要時間短縮に成功した。サイバー攻撃の被害にあう可能性や確率を削減することができ、より強固なセキュリティ体制を整備することができた。
  • 導入当初は Tenable の内製化運用に少々不安(ナレッジや人的リソースの面など)があったが、付加価値機能やアイビーシーのサポートのおかげで払拭することができている。

感想

アイビーシーから導入してよかったこと

  • Tenable 社の公式マニュアル / Web サイトなどに点在する情報を検索、調査するには工数がかかり負担が大きい。そして、英語表記のため、翻訳時に読み違いや認識差異が発生するリスクがあるが、導入ベンダーのアイビーシー社のサポートサービスが役立った。
  • 製品の活用方法のアドバイスが得られるため、非常にありがたいと感じている。

 

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