ケーブルテレビ株式会社では、一般的なネットワーク機器だけでなく、光スイッチや光アンプなど放送事業のためのさまざまな専用機器も使用している。それらの詳細な性能情報(光出力レベルなど)を管理するため、2012 年に System Answer を導入し、その後 10 年に渡って System Answer の後継機種である System Answer G2、System Answer G3 と使用を続けている。
System Answer シリーズ導入前は OSS を使用していたが、OSS を扱えるスキルを持った一部の担当者の業務負荷が高く、監視設定や変更、運用業務も属人化していた。また、事業成長による利用者の増加や機器の変更があると、それに合わせて適正なアラートのしきい値設定をおこなわなければならず、そのチューニングに毎回工数がかかっていた。
System Answer シリーズは誰にでも扱いやすく、SNMP や MIB についてあまり詳しくない担当者でも、監視設定の変更やアラート発生個所の確認・調査をおこなうことができる。
直近導入した G3 では、取得データの保存可能な期間が延長(3 年分 → 5 年分)したり、既存の分析機能が強化されたりとさまざまな進化を遂げており、放送サービス・通信サービスの品質のさらなる向上のためにとことん活用していきたい。