CASE STUDY

導入事例・導入実績

年間利用者 1 億人 総合リユース事業のサービスレベル向上へ

System Answer G2
流通・卸売・小売業

ブックオフコーポレーション株式会社

ブックオフコーポレーション株式会社

 ブックオフグループは、経営理念である『事業活動を通じての社会への貢献』と『全従業員の物心両面の幸福の追求』を掲げ、事業活動を通じて「捨てない人のブックオフ」を広く社会に浸透させ循環型社会のインフラとなること、社会に貢献する多くの人財を育成することを使命に、総合リユース事業の業界最大手として「BOOKOFF」を国内外に展開している。

ブックオフコーポレーション株式会社

設立
1991 年 8 月 1 日
資本金
3,652 百万円(2016 年 5 月)
従業員
1,156 名(連結)
パートアルバイトスタッフ 11,448 名(2016 年 3 月)
所在地
神奈川県相模原市南区古淵2-14-20
事業内容
書籍・パッケージメディア、アパレル等の総合リユース事業の運営
導入内容
開始
2015 年 3 月
用途
業務用インフラ監視
規模・対象
50 ノード コアスイッチ、ルーター、ロードバランサーなどのネットワーク機器

・システム構成図

・ブックマーク画面で問題箇所を一目で把握

導入背景

従来、ネットワークは POS システムを中心に設計していたが、2014 年の「ヤフオク!」との業務提携をきっかけに、店舗取引(販売・買取)だけでなく、WEB サイト上での売買を、リアルタイムに店舗在庫管理システムに反映する仕組みへと変わった。

売りと買いのパラレルなトランザクションの発生により、ネットワークの安定稼働は必須で、下記 2つの課題の解決方法を検討していたところ、運用ベンダーから System Answer G2 の紹介を受けた。

①新システム構築や既存システム増強の際、サーバーやネットワーク機器のシステム追加 / 監視登録を容易に実施したい

②店舗と WEB サイトの価格・在庫連携がリアルタイムでおこなわれるため、システム障害発生時の問題の切り分けを迅速におこない解決したい

採用理由

System Answer G2 採用のポイントとしては、上記の課題解決を実現するものであったこと、情報共有が容易にできることが挙げられる。1 分間隔・3 年間分の生データを GUI 上ですぐに確認でき、過去から現在までの詳細データを見られるため、社内での報告・共有はもちろん、ネットワークの見える化で、現状把握や関係各社との連携が可能になると考えた。

効果・感想

①新システム構築や既存システムの増強

販売管理システムの本部サーバーのリプレイス検討時に、用意すべき機器のスペックや性能を決めるために System Answer G2 で出力したレポートデータを活用した。従来、ネットワーク構築時の性能要件の定義は難しく、過剰スペックではないかという懸念がつきまとっていたが、機器の性能情報が見える化されたことで経営陣や社内での話がスムーズにできるようになった。

②システム障害発生時の問題の切り分け

障害発生時、リプレイス検討時、定例会などでは、正確な性能データや今後の予測データをエビデンスとして使用し、各運用ベンダーと議論ができるようになった。

また、これまで障害発生時にはセンタールーターへの通信を 1 つずつ調査していたが、System Answer G2 導入後は、確認したい情報をワンクリックで俯瞰的に把握できるため、トラブルポイントの判明に要する時間を、60 分から 10 分に大幅に削減することができた。

今後のプラン

町の小さな古本屋として始まった「BOOKOFF」。今では、洋服やブランド品、家電などを取り扱う総合リユースに展開し、「捨てない人のブックオフ」から、誰でも気軽にリユースを利用できる世界に向けて、「リユース利用率100 %」を目指している。

総合リユース事業をリアルとネットの垣根を越えて、ますます発展させていくためにも、 System Answer G2 を有効活用し、システムのサービスレベルを向上させ続けたい。

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