本学部では、1992 年には既に教員の研究用として、学内からインターネットに繋いでいた。現在、学内では 24 時間 365 日、学生・教職員がネットワークを利用しており、止まることが許されない状況である。年々デバイスや使い方が多様化する中、求められることも多くなってきており、メールが送受信できないだけでも一大事である。
また、学生が就職活動でインターネットを使うことが主流となり、利用量は増加し続けている。そのような状況下で、学内の教育研究基盤となるネットワークインフラの性能監視は、必要不可欠である。
元々はフリーツールを導入し、ネットワークやサーバーの監視をおこなっていたが、設定や変更に伴う作業が煩雑なため、メンテナンスが困難であり運用も容易でなかったことが問題であった。
その後、商用で海外製の監視ツールを導入したが、監視テンプレートの種類が少なく、本学部で導入している某メーカーの機器が対象外であった。