【重要】必ずお読みください
<03.27-00 以降のアプライアンス製品について>
・v03.27-00 以降のアプライアンス製品をご利用いただいている場合、定期/リアルタイム相関分析機能が正常に稼働していない恐れがあります。
定期/リアルタイム相関分析機能を正しくお使いいただくために、v03.28-01 以降へアップデートすることをご検討ください。
<使用する Web ブラウザに関する注意事項>
・ System Answer G3 で推奨するブラウザを利用し意図しない動作となる場合、閲覧履歴の削除、ブラウザの再インストールなどをお試しください。
最新のバージョンが提供されている場合は、バージョンアップしてください。
<アップデートに関する注意事項>
・ アプライアンス版に関して、v3.32-01 をアップデートする前に、以下のバージョンを経由する必要がございます。
v03.14-02→v03.18-01→v03.19-01→v03.20-01/v03.20-02→v3.32-01
・ System Answer XC 製品に関して、管理下にある System Answer G3 を先にアップデートして上位バージョンとさせる場合、機能変更によって画面が上手く表示できない、ライセンス認証が停止して監視動作に影響を及ぼすことがあります。
System Answer XC → 管理下の System Answer G3 の順番でアップデートいただくようにお願いします。
・v03.26-00 以降で追加した新機能(ダイナミックブックマーク)をインターネットにアクセスできない環境下で初回インストールする場合、用途で必要となるパッケージを事前にローカルレポジトリなどで準備いただきセットアップスクリプトを実行する必要があります。
新機能(ダイナミックブックマーク)を利用しない場合は scheduled_correlation_setup.pl および realtime_correlation_setup.pl のセットアップスクリプト実行は必須ではございません。
【バージョン】
v03.32-01
【リリース日】
2025/11/10
【不具合修正】
- ITOGUCHI との連携時に送信されるデータに不足があった不具合を修正しました。
- v03.32-00 の修正に関連し、EL8 ベースのアプライアンス製品において外部からのシスログ受信ができなかった不具合を修正しました。
また、EL8 ベースのアプライアンス製品において、v03.32-00 以前のバージョンでアクセス制御(SNMPD / SNMPTRAPD)を設定されていた場合は、アップデート後に再度アクセス制御の登録をお願いいたします。
【既知の問題】
- CX監視オプション WindowsエージェントのPageload機能で結果を表示できない
説 明:
Windowsエージェントのみ、ChromeDriverの仕様変更によりPageload機能で結果を表示できない。
回避策:
1.2.0 の Windows エージェントと Chrome バージョン 136 (テスト版)を用いた暫定対応で回避可能です。恒久的な対策は今後のリリースで修正予定です。 - CX監視オプションのNetwork Path 監視で RTT、Jitter などの時系列グラフを複数のエージェントで表示しようとすると時刻がずれる
説 明:
CX監視オプションのNetwork Path 監視で RTT、Jitter などの時系列グラフを複数のエージェントで表示しようとすると時刻がずれて描画される。
回避策:
一つのエージェントだけを指定して RTT、Jitter などの時系列グラフを表示すると時刻がずれません。
今後のリリースで修正予定です。 - CX監視オプションのNetwork Path 監視でホスト名が含まれていないパスデータで Label:IP を表示した状態からスライダーで時刻を動かすと ???? の表示になる
説 明:
CX監視オプションのNetwork Path 監視でホスト名が含まれていないパスデータで Label:IP を表示した状態からスライダーで時刻を動かすと ???? の表示になる。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。 - EL7 + プロキシ環境、アプライアンス版 + プロキシ環境で、OCI監視がおこなえない
説 明:
EL7 + プロキシ環境、アプライアンス版 + プロキシ環境で利用しているlibcurlのバグにより、ディメンションの取得に失敗し、監視がおこなえない。
回避策:
ございません。製品仕様となります。 - EL7 + プロキシ環境、アプライアンス版 + プロキシ環境で、Slack通知がおこなえない
説 明:
Slack 側の仕様変更(HTTP バージョン 1.0 の廃止)により、EL7 + プロキシ環境、アプライアンス版 + プロキシ環境で利用しているlibcurlで、HTTPバージョン1.1の接続に失敗し、Slack通知がおこなえない。
回避策:
プロキシを通過させない設定でご利用ください。今後のリリースで修正を検討します。 - Response CURL 監視でステータスコードが200 OKでも WARNING のアラートを出力する
説 明:
Response CURL 監視でステータスコードが200 OKを返していても結果を上手く拾えず WARNING のアラートを出力する場合がある。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。 - アラートサマリが一度も送信されないユーザーで、終了時間を 23:50 以降に設定すると送信されない可能性がある
説 明:
アラートサマリの初回送信が未実施のユーザーに対して、終了時間を 23:50 以降に設定するとアラートサマリが送信されない場合がある。
回避策:
終了時間を 23:50 以前に設定して送信をおこなうことで、その後の時間変更でも送信されるようになります。今後のリリースで修正予定です。 - アラート表示色を変更してもノードアイコンに反映されない
説 明:
アラート表示色を変更してもノードアイコンに反映されない。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。 - イベントカレンダーで対象にしていないノードにもイベント一覧が表示される
説 明:
イベントカレンダー設定で対象グループにチェックを入れた後、ノード選択で該当グループのノードのチェックを外しても、監視画面の該当グループ内のノードでイベントが表示される。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。 - イベントカレンダーのグループ選択で上位階層のグループを選択しても一つ下のグループまでしか紐づいていない
説 明:
イベントカレンダー設定のグループ選択で上位階層のグループを選択しても一つ下の階層までしかイベント通知の対象にならない。
回避策:
上位階層以外のグループに個別にチェックを入れることでイベント通知の対象となります。今後のリリースで修正予定です。 - グラフのサマリー表示で描画方法に平均、最小を指定するとエラーログを出力する
説 明:
グラフのサマリー表示で描画方法に平均、最小を指定するとエラーログを出力する。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。 - グラフ描画されていないデータソースでベースラインアラートが発生する
説 明:
グラフ描画されていないデータソースでベースラインアラートが発生する。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。 - デフォルト設定の EL8 で、ESXi 5.1 未満の VMware 監視がおこなえない
説 明:
EL8でシステム全体の暗号化ポリシーが強化されたため、TLSv1.0 および 1.1 を利用した監視がおこなえなくなる。
回避策:
システム全体の暗号化ポリシーを LEGACY に変更することで、監視がおこなえるようになります。以下をご参照ください。
https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_enterprise_linux/8/html/security_hardening/using-the-system-wide-cryptographic-policies_security-hardening - 同一アラートで複数ユーザーのメール通知をおこなってもアラート通知履歴に 1 ユーザーの情報しか出てこない
説 明:
同一アラートで複数ユーザーのメール通知をおこなってもアラート通知履歴に 1 ユーザーの情報しか出てこない。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。 - 日時以外の文字列でフィルターをおこなうとクエリエラーを出力する
説 明:
アラート、シスログ、トラップなど一覧画面の日付カラムで日時以外の文字列でフィルターをおこなうとクエリエラーを出力する。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。 - ベースラインアラートの通知回数設定によって発生回数の表示が不正になる
説 明:
ベースラインアラートで通知回数を1以外に設定した場合、発生回数が「件数×通知回数」として表示される。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。
【アップデートに関して】
- 各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3 に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
- 各セットアップスクリプト実行中は処理を中断しないようにしてください。
System Answer G3 本体の予期せぬ電源断、リモート接続中のセッション断などによって処理が中断すると正常にアップデートできないことがあります。 - アップデートによって新しい監視項目が追加登録される可能性があります。
v03.13-00 以前は環境設定の「sanode.item.priority」で指定された ☆ の数以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。
v03.14-00 以降は検索詳細設定画面で各ノードに指定されたプライオリティ以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。 - v03.13-00 よりライセンス認証で利用する情報の取得方法が変わります。
この影響によりアップデート前後でライセンスIDが変わり監視を継続できないこともあります。
アップデートをおこなう前にライセンス ID を控えていただき、変化があった場合は速やかにライセンスの再発行申請をおこなってください。
ライセンス ID は管理者ユーザーでログイン後の[設定]-[システム設定]-[ライセンス設定]よりご確認いただけます。 - サポート対象ソフトウェアバージョンは最新バージョンおよびマイナーバージョンの2世代前までがサポート対象となります。
(参考)Ver 03.10-00 の場合マイナーバージョンは『10』
ソフトウェア版では <アップデートに関する注意事項> に記載があるようなバージョンを経由したアップデートをおこなう必要はございませんが、2 世代を超える過去バージョンからアップデートすると仕様変更や不具合修正の内容によって想定しない問題が起こる可能性もあります。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
以上