バージョン
v 03.12-01
リリース日
2018/12/03
【新機能】
- RRDファイルの保存先パスを確認し、ディレクトリ容量がしきい値を超えるとステータスが有効以外となっている監視項目の古いRRDファイルを削除するサンプルファイルを追加しました。
詳細はインストールマニュアルを参照ください。 - System Answer G3 Virtual Appliance版をリリースしました。
- VMware vSphere APIに対する応答結果を確認できる機能を追加しました。
詳細はインストールマニュアルを参照ください。 - 以下の環境設定を新しく追加しました。
monitor.expire.engine / monitor.expire.users_log /
samaintenanced.wait.auto_update /
samaintenanced.wait.auto_update_monitor_status2 /
samond.thread_limit_time / samond.thread_term_after /
samond.thread_term_interval / sanoded.icmp.enable /
sanoded.thread_limit_time / sanoded.thread_term_after /
sanoded.thread_term_interval / sarecoveryd.thread_limit_time /
sarecoveryd.thread_term_after / sarecoveryd.thread_term_interval - 監視画面へのログイン履歴を追加しました。
- 監視対象機器からSystem Answer G3に向けてPOSTした性能データを取得するPUSH監視を追加しました。
【仕様変更】
- AWS認証設定の登録後にアクセスキー、シークレットアクセスキーを表示しないように変更しました。画面上の非表示となり入力内容は保存されています。
- VMware監視で仮想ゲストや仮想ホストの管理対象エンティティが見つからなかった場合にタイムアウトアラートを出力するように変更しました。
- アラート画面に表示しているアラートタイプを英語から日本語表示に変更しました。
- グラフ描画をおこなうrrdcachedサービスの起動オプションを変更しました。
- クロスサイトスクリプティングに対応したWebページに変更しました。
- セットアップスクリプト実行の際、処理を中断しない旨のメッセージを表示するように変更しました。
- ノード検索時ifIndexにNULL値が入っているとエラーログを出力していた挙動を変更しました。
- ポータルユーザーの設定でAPI Address、Auth Key、差出人ID、件名ID、本文ID、スケジュールIDを非表示に変更しました。
- ポップアップ画面でグラフを表示する際に蓄積された監視データを即時反映するように変更しました。グラフ表示の際に直近の値まで描画されるようになります。
ライセンス設定画面に現在のノード消費数/登録総数と監視項目消費数/登録総数を表示するように変更しました。
以下の環境設定でパラメータ内容を変更しました。
sanode.item.descr_filter以下の環境設定を削除しました。
samaintenanced.wait.auto_node_update- 以下環境設定の入力方法を変更しました。
該当設定は[設定]-[シスログ/トラップ]-[トラップハンドル設定]に移動しました。
satraphandle.encode_oid - 一般ユーザーログイン時のトップページに監視画面を表示するように変更しました。
- 監視グループノード設定で登録済み監視ノードのIPアドレスを表示させるように変更しました。一部ノードタイプではブランク表示となります。
- 監視動作状況画面で「更新日時」列を非表示に変更しました。
- 検索一覧に監視登録が完了したノード名を表示するように変更しました。
タイプがVM_HOSTおよびVM_GUESTのノード名はvCenterまたはESXiで管理しているエンティティ名を表示します。
【機能拡張】
SNMPノードを検索する際、検索に利用したIPアドレスで「Response ICMP/ICMP (PING)のレスポンスタイム」を自動登録する機能を追加しました。
ノード検索時にSNMP応答なし/PING応答ありのノードがあった場合、CMDノードとしてResponse ICMPを登録します。その後、SNMP応答あり/PING応答ありとなった場合、新たにSNMPノードおよびResponse ICMPを登録します。- アラート画面に監視対象グラフの「凡例値」および「復旧値」を表示する列を追加しました。
- スクリプト通知で以下の変数を追加しました。
SA_ALERT_UUID / SA_TEMPLATE_GRAPH_TITLE
【不具合修正】
Firefoxでブックマークの位置変更をおこなうとカラム表示が変わる既知の不具合を修正しました。
IPアドレスとMACアドレスが重複している複数のSNMPノードを検索するとすべてのノードを登録できたりできなかったり、ノードが登録されても正常に監視がおこなわれなかった不具合を修正しました。
Resp/Value監視が無効(非表示)になった場合に自動で復旧しない不具合を修正しました。
SNMP、VMware、WMI、AWSの認証設定で詳細設定画面を開くと、ごく稀に表示が崩れる不具合を修正しました。
System Answer G3をアップデートするタイミングで、ごく稀に不要なライセンスIDが増えてしまう既知の不具合を修正しました。
アラートの通知間隔設定で間隔が回数を下回る数値で設定されている場合、アラートの初回および継続発生が間隔に沿って通知される不具合を修正しました。
タイムアウトになったノードのランキングが表示されていた不具合を修正しました。タイムアウトによってノードが無効(非表示)となった場合はランキングからも非表示となります。
- ノードアイコン右クリック時のプロセス表示でメモリ使用量の値が時間形式になっていた既知の不具合を修正しました。
- メール通知以外の通知間隔設定で復旧に関するアラートの送信チェックを外して登録することができない不具合を修正しました。
- メールやトラップなどのアラート通知で通知間隔が変更されている場合、通知タイミング前にアラートが復旧すると発生通知や復旧通知がおこなわれない不具合を修正しました。
- ユーザー設定でアラート通知を無効にしてもメール通知がおこなわれる不具合を修正しました。
- ライセンスの有効期限が切れてもAWS監視でグラフ更新やアラート通知がおこなわれる不具合を修正しました。
- ライセンスの有効期限が切れてもシスログ、トラップ受信でアラート通知がおこなわれる既知の不具合を修正しました。
- ライセンス超過時に登録できなかったノードや監視項目が、ライセンス拡張やノード削除などの調整をおこなっても自動で状態が有効にならなかった不具合を修正しました。
- 通知間隔設定で復旧のみ送信チェックをおこない対となるアラートの発生の送信チェックを外しても、復旧のアラート通知が届かない不具合を修正しました。
- 画面上のアラートが復旧してもメールやトラップなどのアラート復旧通知がおこなわれない不具合を修正しました。
- 環境設定sanode.item.ifdescr_ignoreのフィルター処理で取得した結果を内部で小文字に変換することがあり、フィルター条件に大文字が含まれていると一致しなかった不具合を修正しました。
- 監視エンジンサービスのスレッドが環境設定に指定した個数を超えて作られる不具合を修正しました。
- 故障などの理由から新しいエンジンに交換しても過去接続していたエンジン情報が残って表示される既知の不具合を修正しました。
- 初期インストール後にsalicensedサービスが稼働していないとライセンス画面などでエラーが表示される既知の不具合を修正しました。
【テンプレート追加】
- A10 Networks 社製 Thunder ADC の監視項目を追加しました。
- Cisco Systems 社製 Voice Gatewayの監視項目を追加しました。
- Cisco Systems 社製 WLC シリーズの監視項目を追加しました。
- Net-SNMP の CPU関連 監視項目を追加しました。
- Net-SNMP の ディスク関連 監視項目を追加しました。
- NTTエレクトロニクス株式会社 製 Access1000 の監視項目を追加しました。
- NTTエレクトロニクス株式会社 製 プラスレピータアクセスシャーシ の監視項目を追加しました。
- Nutanix 社製 NXシリーズ の監視項目を追加しました。
- Palo Alto Networks 社製 PAシリーズ の監視項目を追加しました。
- Windows Management Instrumentation(WMI)の監視項目を追加しました。
- アラクサラネットワークス株式会社 製 AX3660Sシリーズの監視項目を追加しました。
詳細はテンプレート一覧を参照ください。
【テンプレート変更】
- VMware 社製 監視項目のベンダー名を修正しました。
- 標準MIB項目 プロセス関連 監視項目が監視できないため無効にしました。
今後のリリースで改修をおこなう予定です。
【テンプレート不具合】
- A10 Networks 社製 Thunder シリーズの一部監視項目が監視できない不具合を修正しました。
- Blue Coat 社製 PacketShaper シリーズの一部監視項目で取得値が正しく無かった為、修正しました。
- F5 Networks 社製 Big-IP シリーズの一部監視項目が監視できない不具合を修正しました。
【既知の問題】
- 95%タイルのグラフ表示で時刻を変更するとチェックが外れる
- 説明:
- 95%タイルのグラフを表示した状態で開始/終了時刻を変更すると、95%タイルのチェックが外れてしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- AWS監視でEC2、EBS以外のノードタイプを登録できない
- 説明:
- AWSノード登録時にEC2、EBS以外のノードタイプを登録することができない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ESXi 6.7および6.7 Update 1の監視がおこなえない
- 説明:
- ESXi 6.7および6.7 Update 1の監視項目が登録されない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- NTP Jitter Valueでグラフ描画がおこなわれない
- 説明:
- 「NTP Jiter Value/NTPのJitter値の取得」を監視登録してもグラフ描画がおこなわれない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- rrdtool(グラフデータ)のデータ補完設定を入れても反映されない
- 説明:
- 環境設定よりrrdtoolのデータ補完設定を入れても自動的に反映されない。
- 回避策:
- ソフトウェア製品であれば環境設定変更後に以下のコマンドを実行することで反映できます。今後のリリースで修正予定です。
- VMwareタブで再読み込みしても情報が更新されない
- 説明:
- VMwareタブで再読み込みしても情報の更新がおこなわれない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- VMwareタブの一部項目を選択すると全ESXiの情報が表示される
- 説明:
- 単体のESXiを複数台監視登録した場合に、VMwareタブのホスト名を選択すると現在監視中の全ゲストを表示、Datastoreを選択すると現在監視中の全ESXiのデータストアを表示する。vCenterを検索して登録された情報は正しく表示されます。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- アラート画面で再読み込みしても情報が更新されない
- 説明:
- アラート画面で再読み込みしても情報の更新がおこなわれない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列があるとブランク表示になる
- 説明:
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列(例:<aabbcc>)があるとグラフツリーやグラフ一覧で対象のインターフェース名がブランク表示になる。
- 回避策:
- インターフェース名を<>で囲まない文字にします。今後のリリースで修正予定です。
- シスログ、トラップ通知先で最後に登録した通知先しか画面上に表示されない
- 説明:
- シスログ、トラップ通知先で複数の通知先を登録すると最後に登録した通知先しか画面上に表示されない。
データベースでは画面上に表示されていない通知先も登録されているため、画面上に表示されていない通知先にも通知されます。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- シスログ通知で一部ファシリティを指定してもLOG_LOCAL0で通知される
- 説明:
- シスログ通知のファシリティでLOG_SECURITY、LOG_CONSOLEを指定してもLOG_LOCAL0で通知される。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- データベースが冗長化されているとAPI認証に失敗する
- 説明:
- データベースが冗長化されているとAPI認証に失敗する。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- テンプレートカスタマイズ画面のページ維持
- 説明:
- テンプレートカスタマイズ画面で2ページ目以降を設定し実行ボタンを押すと1ページ目に戻ってしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ノードCSV登録でWMIノードの登録がおこなえない
- 説明:
- ノードCSV登録でWMIノードの登録がおこなえない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- バルーンヒントとマニュアル内容の相違
- 説明:
- バルーンヒントとマニュアルの入力制限の内容に違いがある。
- 回避策:
- マニュアルに記載している内容を正としてください。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しないAPI操作
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたらAPI操作を受け付けないようにしたいが、APIによるグラフ表示や監視情報取得、レポーターが利用できる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しないPUSH監視
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたらPUSH監視が停止するようにしたいが、グラフ更新やアラート通知がおこなわれる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ランキングでスナップグラフの更新がおこなわれない
- 説明:
- 自動更新にチェックを入れたランキング画面でスナップグラフの更新がおこなわれない。
- 回避策:
- 手動でランキングの再読み込みをおこない更新します。
- 過去のアラート、イベントデータが残り続ける
- 説明:
- 過去に受信したアラート、イベントデータが消えずに残り続けてしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 画面表示でソート順序がおかしい
- 説明:
- 前回表示した画面のソート順序を引き継いでいたりしておかしくなる場合がある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 開始時刻と終了時刻が矛盾している状態だと時刻の変更を反映できない
- 説明:
- グラフ描画で右から左へのドラッグや+ボタンを繰り返して開始時刻と終了時刻が矛盾している状態にすると、同一のグラフに対して時刻の変更をおこなっても反映することができない。
- 回避策:
- 異なるグラフを表示、もしくは同一のグラフを再読み込みします。今後のリリースで修正予定です。
- 監視ノード設定で同じノード情報が複数表示される
- 説明:
- 監視ノード設定画面が複数ページで表示される場合、ページ送りをすると1ページ目にあるノード情報が、次のページや最後のページに再度表示されることがある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 監視項目登録時に値が入らないグラフを登録してしまう
- 説明:
- 監視項目登録時に有効な取得値であるかチェックがおこなわれておらず、グラフ描画しても値が入っていないことがある。登録された監視項目は一定時間アラートが継続して状態が無効となるが、その後復旧チェックによって再度状態が有効となりアラートが発生する。
そのため状態の無効、有効を繰り返してしまう。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 監視設定メニューのアイコンをクリックするとTOP画面に戻る
- 説明:
- 監視設定メニューのアイコン画像をクリックするとTOP画面に戻ってしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 監視動作状況の監視間隔が0秒で表示される
- 説明:
- 監視設定メニューのアイコン画像をクリックするとTOP画面に戻ってしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 管理者ユーザーによるメール通知ができない
- 説明:
- 管理者ユーザーがグループと紐づいていないためアラートのメール通知ができない。
- 回避策:
- ソフトウェア製品のみデータベースを直接編集して管理者ユーザーとグループの紐づけができます。
- 通知間隔で件名や本文のプルダウンを変更しても反映されない
- 説明:
- 「一般ユーザー」種別のユーザーでメール通知の件名や本文のプルダウンを変更してもデフォルトの設定が読み込まれて反映されない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 特定の記号が変換された状態で実行ボタンを押すと文字列が増えていく
- 説明:
- 特定の記号(&、”、’、<、>)を入力後に変換(&、"、'、<、>)された状態で実行ボタンを押すと文字列が増えていく。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 日時を指定する検索欄で手動変更すると情報のフィルターに失敗する
- 説明:
- アラートやイベントなどで日時を指定する検索欄に手動変更した情報を入れると情報のフィルターに失敗し検索結果が何も表示されない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 認証情報を変更しても反映されない
- 説明:
- SNMPノードとvCenter経由で登録したVMwareホストノードの認証情報をプルダウンから変更しても古い認証情報が使われたままで反映されない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 復旧日時の入らないアラートが残る
- 説明:
- しきい値のアラートが継続中に該当のしきい値設定をブランクで消去すると復旧日時の入らないアラートが残る。
- 回避策:
- しきい値アラートが復旧するまで該当のしきい値設定を残しておきます。今後のリリースで修正予定です。
- 複数のウィンドウやタブで何れかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
- 説明:
- 複数のウィンドウやタブを開いている状態で、何れかの画面の自動更新を有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 分散構成でPUSH監視のグラフを描画できない
- 説明:
- DatabaseとStorageが分かれた分散構成の場合に監視対象機器からSystem Answer G3へ向けて性能データをPOSTしてもグラフ描画することができない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
【アップデートに関して】
- 各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
- 各セットアップスクリプト実行中は処理を中断しないようにしてください。
System Answer G3本体の予期せぬ電源断、リモート接続中のセッション断などによって処理が中断すると正常にアップデートできないことがあります。
以上