バージョン
v 03.11-00
リリース日
2018 / 04 / 18
【新機能】
- CloudWatch(Amazon CloudWatch)からAPI経由でデータを取得するAWS(Amazon Web Services)監視を追加しました。
- APIオプションを適用している環境に対してSystem Answer G3 Reporter(ベータ版)が利用できるようになりました。
- APIを利用し監視項目の一覧が取得できるようになりました。
- アラート内容のトラップ通知でOIDを変換するMIBファイルをご提供できるよう
になりました。 - 以下の環境設定を新しく追加しました。
baseline.stddev.ratio / monitor.baseline.as_alert / monitor.ping.as_alert / rrdtool.cached.mode
【仕様変更】
- System Answer G3のアップデート処理においてグラフデータの一時ファイルを削除しないように変更しました。
- アラートとイベントでノードまたは監視項目を無効にする判定条件を合わせました。
アラート、イベント共に環境設定で指定された回数以上継続すると状態が無効になります。 - グラフデータのCSVファイル出力で時間形式を「UnixTime」から「日付と時間形式」へ変更しました。
- 以下の環境設定を削除しました。
path.base / path.nagios - 同じ内容のベースラインイベントを都度1件ずつ出力していたものを、発生から復旧までを1イベントとしてカウントアップするように変更しました。
【機能拡張】
- アラート画面にグラフの「凡例」列を追加しました。
- インストールまたはアップデート時の各種セットアップ処理でデータベース単体と性能データ保存を分割できるオプションを追加しました。
- インストールまたはアップデート時のエンジンセットアップ処理でwmicパッケージのインストール先を指定できるオプションを追加しました。
- インストールまたはアップデート時のデータベースセットアップ処理でデータベースを冗長構成にしている場合、データベース変更のクエリを後から実行できるオプションを追加しました。
- グラフデータ復元、修正ツールのオプションでデータベースにあるデータを読み取り不要なグラフデータを削除する機能を追加しました。
詳細はインストールマニュアルを参照ください。 - ベースライン、死活監視のイベント表示をアラート表示/通知に変更できる機能を追加しました。
- 以下の環境設定で指定できるパラメータを拡張しました。
rrdtool.cached.socket - 複数の性能データ保存先で(共有マウントを利用して)同じグラフデータを参照している場合、すべての保存先またはいずれか1つの保存先に対してだけデータ更新をおこなうか選択できる機能を追加しました。
- 複数の性能データ保存先に対してデータ更新をおこなう機能を追加しました。
【不具合修正】
- 1つのアラートに対して復旧メッセージが2回通知される不具合を修正しました。
- MIBファイルを取り込んで変換するツールを利用した際、Descriptionに空文字が含まれていると大量の不要ログが出力される不具合を修正しました。
- v3で登録したSNMP認証の一覧で未設定のコミュニティ名(public)が表示される既知の不具合を修正しました。
- WebUIにログインするユーザーが1件のみ登録されている場合、ユーザー情報の更新に失敗する既知の不具合を修正しました。
- アラート発生中のOtherノードが削除できない不具合を修正しました。
- スクリプト通知が有効になっているとグラフやアラートデータの更新に失敗する不具合を修正しました。
- データベースとエンジン機能が分散した構成で時刻にずれが生じると前回取得値を用いる計算で正しい結果およびグラフ描画を得ることができない不具合で、データベースの時刻を基準にエンジンとの時間差が5秒以上だとライセンス無効とするように修正しました。時間差が5秒内に収まると自動的にライセンス有効となります。
- 監視設定メニューでメール通知設定アイコンが表示されなかった既知の不具合を修正しました。
- 検索結果一覧にあるノードを検索してデータベースを更新する際、エラー出力していた不具合を修正しました。
【テンプレート追加】
- Amazon Web Services,Incが提供するAWS監視に対応しました。
詳細はテンプレート一覧を参照ください。
【既知の問題】
- Firefoxでブックマークの位置変更をおこなうとカラム表示が変わる
- 説明:
- Firefoxでブックマークの位置変更をおこなうとカラム表示が変わる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列があるとブランク表示になる
- 説明:
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列(例:<aabbcc>)があると
グラフツリーやグラフ一覧で対象のインターフェース名がブランク表示に
なる。 - 回避策:
- インターフェース名を<>で囲まない文字にします。
今後のリリースで修正予定です。
- エンジンステータスに過去の情報が残り続ける
- 説明:
- 故障などの理由から新しいエンジンに交換しても過去接続していたエン
ジン情報が残って表示される。 - 回避策:
- 過去接続していたエンジン情報は無効状態で表示されているため監視動作
に影響ありません。
今後のリリースで修正予定です。
- デプロイしたOVAにLicense IDやエンジンステータスで新旧の情報が表示される
- 説明:
- VMware上からバックアップなどでエクスポートしたOVAファイルを
デプロイするとLicense IDやエンジンステータスにデプロイ元の情報が
残り新旧の情報が表示されてしまう。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- バルーンヒントとマニュアル内容の相違
- 説明:
- バルーンヒントとマニュアルの入力制限の内容に違いがある。
- 回避策:
- マニュアルに記載している内容を正としてください。
今後のリリースで修正予定です。
- プロセス表示のメモリ使用量で値がおかしい
- 説明:
- グループアイコン右クリック時のプロセス表示でメモリ使用量の値が時間
形式となっている。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れてもシスログ、トラップ受信のアラートが通知される
- 説明:
- ライセンス有効期限が切れても、シスログトラップ受信のキーワードに
マッチしたアラートが通知される。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ランキングでスナップグラフの更新がおこなわれない
- 説明:
- 自動更新にチェックを入れたランキング画面でスナップグラフの更新が
おこなわれない。 - 回避策:
- 手動でランキングの再読み込みをおこない更新します。
今後のリリースで修正予定です。
- 過去のアラート、イベント、シスログ、トラップデータが残り続ける
- 説明:
- 過去に受信したアラート、イベント、シスログ、トラップデータが消えず
に残り続けてしまう。 - 回避策:
- 今後のリリースで修正予定です。
ソフトウェア製品であれば以下のクエリを実行することで100日前の
データを削除することができます。アラートdelete from monitor_alert where monitor_alert_recovery_date > now() – interval ‘100 days’; イベント
delete from monitor_event where udate > now() – interval ‘100 days’; シスログ
delete from monitor_syslog where monitor_syslog_date > now() -interval ‘100 days’; トラップ
delete from monitor_trap where monitor_trap_date > now() – interval ‘100 days’;
- 画面表示でソート順序がおかしい
- 説明:
- 前回表示した画面のソート順序を引き継いでいたりしておかしくなる場合
がある。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 開始時刻と終了時刻が矛盾している状態だと時刻の変更を反映できない
- 説明:
- グラフ描画で右から左へのドラッグや+ボタンを繰り返して開始時刻と
終了時刻が矛盾している状態にすると、同一のグラフに対して時刻の
変更をおこなっても反映することができない。 - 回避策:
- 異なるグラフを表示、もしくは同一のグラフを再読み込みします。
今後のリリースで修正予定です。
- 監視設定メニューのアイコンをクリックするとTOP画面に戻る
- 説明:
- 監視設定メニューのアイコン画像をクリックするとTOP画面に戻って
しまう。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 管理者ユーザーによるメール通知ができない
- 説明:
- 管理者ユーザーがグループと紐づいていないためアラートのメール通知が
できない。 - 回避策:
- ソフトウェア製品のみデータベースを直接編集して管理者ユーザーと
グループの紐づけができます。
今後のリリースで修正予定です。
- 初期インストール後に一部サービスが稼働していないとエラー表示する
- 説明:
- 初期インストール後にsalicensedサービスが稼働していないとライセンス
画面などでエラーを出力する。 - 回避策:
- salicensedサービスを起動すればエラー表示は無くなります。
今後のリリースで修正予定です。
- 通知間隔で件名や本文のプルダウンを変更しても反映されない
- 説明:
- アラートのメール通知で件名や本文のプルダウンを変更してもデフォルト
の設定が読み込まれて反映されない。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 復旧日時の入らないアラートが残る
- 説明:
- しきい値のアラートが継続中に該当のしきい値設定をブランクで消去すると
復旧日時の入らないアラートが残る。 - 回避策:
- しきい値アラートが復旧するまで該当のしきい値設定を残しておきます。
今後のリリースで修正予定です。
- 複数のウィンドウやタブで何れかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
- 説明:
- 複数のウィンドウやタブを開いている状態で、何れかの画面の自動更新を
有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。 - 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
【アップデートに関して】
各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
以上