バージョン
v 03.10-00
リリース日
2018 / 02 / 26
【新機能】
- グラフデータの破損や誤って削除した場合にデータベースにあるデータを読み取って復元、またはグラフデータを任意の値に修正するツールを追加しました。
詳細はインストールマニュアルを参照ください。 - 以下の環境設定を新しく追加しました。sanode.node.vtp_enable / sanode.node.ignore_vtp_vlan /
salicensed.license_update.interval / monitor.autoset.disable.warning /
monitor.autoset.disable.error - 機種ランキングやトラップ受信画面においてOIDで表示される内容を、該当するMIBファイルを読み込んで変換するツールを追加しました。
詳細はインストールマニュアルを参照ください
【仕様変更】
- Cisco機器を監視した際に特定のVLAN IDにアクセスすると機器から認証エラーをトラップ送信していたため、アクセスするVLAN IDを除外できるように変更しました。
- System Answer G3に関わるサービスを高速で停止できるように変更しました。
- インストール時のデータベースセットアップ処理でpgtuneパッケージをインストール対象から外すように変更しました。
- インストール時のデータベースセットアップ処理でデータベースに接続できない場合のリトライ回数を60回から10回に変更しました。
- データベース内部のライセンスチェック方法を変更しました。
- トラフィック監視の実行中にifOperStatusがダウンしてもグラフ描画の最大値が一定となるように変更しました。
- トラフィック監視の実行中にifSpeedが変更された場合でも順応できるように変更しました。
- ベースラインのグラフ描画で参照するデータベースのカラム先を変更しました。
- 以下の環境設定でパラメータ内容を変更しました。
sanode.node.iftype / sanode.item.iftype / sanode.node.adminstatus /
sanode.node.operstatus / sanode.item.ifdescr_ignore /
sanode.node.ifdescr_ignore
以下の環境設定を削除しました。
monitor.autoset.disable.nosuch
監視結果をデータベースに保存してグラフ描画する方式から、データベースとRRDファイルに保存してRRDファイルをグラフ描画する方式に変更しました。
弊社が用意するライセンスサーバーへの接続頻度を1分間隔から1時間間隔に変更しました。
【機能拡張】
インストール時のセットアップでyumやpearの処理をスキップできるオプション機能を追加しました。
【不具合修正】
APIオプションでグラフデータのCSV出力時、出力内容のレイアウトが崩れていた不具合を修正しました。
EL6系OSとPHPのバージョン組み合わせによりグラフ描画に失敗する不具合を修正しました。
プリケーション監視のステータスで一定回数WARNINGが継続すると、監視状態が無効となる不具合を修正しました。
グラフのレイテンシ表示で前半部分が”NaN”で表示される不具合を修正しました。
ランキング画面でTraffic Use Rateのスナップグラフがブランクで表示される不具合を修正しました。
監視対象ノードが再起動すると意図しない大きな値で更新される不具合を修正しました。
複数のBIG-IP Virtual Editionを登録すると同じMACアドレスを使用して登録しようとするため同一のノードとして認識し上書きされる不具合を修正しました。
【テンプレート追加】
今回のバージョンアップにおけるテンプレート追加はありません。
【テンプレート変更】
- NetApp社製 一部監視の項目名、コメントなどを変更しました。詳細はテンプレート一覧を参照ください。
【テンプレート不具合】
今回のバージョンアップにおけるテンプレート不具合はありません。
【既知の問題】
- Firefoxでブックマークの位置変更をおこなうとカラム表示が変わる
- 説明:
- Firefoxでブックマークの位置変更をおこなうとカラム表示が変わる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列があるとブランク表示になる
- 説明:
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列(例:<aabbcc>)があるとグラフツリーやグラフ一覧で対象のインターフェース名がブランク表示になる。
- 回避策:
- インターフェース名を<>で囲まない文字にします。今後のリリースで修正予定です。
- デプロイしたOVAにLicense IDやエンジンステータスで新旧の情報が表示される
- 説明:
- VMware上からバックアップなどでエクスポートしたOVAファイルをデプロイするとLicense IDやエンジンステータスにデプロイ元の情報が残り新旧の情報が表示されてしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- バルーンヒントとマニュアル内容の相違
- 説明:
- バルーンヒントとマニュアルの入力制限の内容に違いがある。
- 回避策:
- マニュアルに記載している内容を正としてください。今後のリリースで修正予定です。
- プロセス表示のメモリ使用量で値がおかしい
- 説明:
- グループアイコン右クリック時のプロセス表示でメモリ使用量の値が時間形式となっている。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ユーザー情報の更新に失敗する
- 説明:
- システム管理者、一般ユーザー、ポータルユーザーに登録されているユーザーの合計数が1件のみだった場合、ユーザー名の変更やメールアドレスの登録など情報の更新に失敗する。
- 回避策:
- ユーザーを2件以上登録します。今後のリリースで修正予定です。
- ランキングでスナップグラフの更新がおこなわれない
- 説明:
- 自動更新にチェックを入れたランキング画面でスナップグラフの更新がおこなわれない。
- 回避策:
- 手動でランキングの再読み込みをおこない更新します。今後のリリースで修正予定です。
- 画面表示でソート順序がおかしい
- 説明:
- 前回表示した画面のソート順序を引き継いでいたりしておかしくなる場合がある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 開始時刻と終了時刻が矛盾している状態だと時刻の変更を反映できない
- 説明:
- グラフ描画で右から左へのドラッグや+ボタンを繰り返して開始時刻と終了時刻が矛盾している状態にすると、同一のグラフに対して時刻の変更をおこなっても反映することができない。
- 回避策:
- 異なるグラフを表示、もしくは同一のグラフを再読み込みします。今後のリリースで修正予定です。
- 監視設定メニューで一部アイコンが表示されない
- 説明:
- 監視設定メニューのメール通知設定でアイコンが表示されない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 監視設定メニューのアイコンをクリックするとTOP画面に戻る
- 説明:
- 監視設定メニューのアイコン画像をクリックするとTOP画面に戻ってしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 管理者ユーザーによるメール通知ができない
- 説明:
- 管理者ユーザーがグループと紐づいていないためアラートのメール通知ができない。
- 回避策:
- ソフトウェア製品のみデータベースを直接編集して管理者ユーザーとグループの紐づけができます。今後のリリースで修正予定です。
- 通知間隔で件名や本文のプルダウンを変更しても反映されない
- 説明:
- アラートのメール通知で件名や本文のプルダウンを変更してもデフォルトの設定が読み込まれて反映されない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 復旧日時の入らないアラートが残る
- 説明:
- しきい値のアラートが継続中に該当のしきい値設定をブランクで消去すると復旧日時の入らないアラートが残る。
- 回避策:
- しきい値アラートが復旧するまで該当のしきい値設定を残しておきます。今後のリリースで修正予定です。
- 複数のウィンドウやタブで何れかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
- 説明:
- 複数のウィンドウやタブを開いている状態で、何れかの画面の自動更新を有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
【アップデートに関して】
- v03.01-00からアップデートした場合、過去のベースライン情報(学習データ)を削除します。また、データベースにある監視データをRRDファイルに補正して更新するため、グラフ描画の見え方がアップデート前と異なることがあります。
- 各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
以上