UPDATE for System Answer G2

アップデート情報

Ver 02.11.93 リリース

Ver 02.11.93 リリースノート

バージョン

v 02.11.93

リリース日

2021 / 03 / 02

テンプレート新規追加

  1. Array Networks 社製の監視項目を追加しました。
  2. Cisco Systems 社製 ASA の監視項目を追加しました。
  3. Dell 社製品のステータス監視を追加しました。
  4. SonicWall 社製 SonicWALL の監視項目を追加しました。

仕様変更

  1.  sudo 脆弱性対応(アプライアンス版)
    sudoの脆弱性対応(CVE-2021-3156)をおこないました。
    開発元 Todd C. Miller が提供する 1.9.5-3 を適用しています。
    https://access.redhat.com/security/vulnerabilities/RHSB-2021-002#diagnose
    上記サイトで提供している脆弱性検出スクリプトの結果が以下となります。

    This script (v1.1)is primarily designed to detect CVE-2021-3156 on supported
    Red Hat Enterprise Linux systems and kernel packages.
    Result may be inaccurate for other RPM based systems.Detected ‘sudo’ package: sudo-1.9.5-3.el6.x86_64
    This sudo version is not vulnerable.

    ソフトウェア版はご利用 OS によって以下の対応をおこなってください。

    [ CentOS 5 ]
    https://www.sudo.ws/download.html
    上記サイトより「sudo-1.9.5-3.el5.x86_64.rpm」パッケージをダウンロードし、以下のコマンドでアップデートをしてください。
    rpm -Uvh sudo-1.9.5-3.el5.x86_64.rpm

    [ CentOS 6 / RHEL 6]
    https://www.sudo.ws/download.html
    上記サイトより「sudo-1.9.5-3.el6.x86_64.rpm」パッケージをダウンロードし、以下のコマンドでアップデートをしてください。
    rpm -Uvh sudo-1.9.5-3.el6.x86_64.rpm

    [ CentOS 7 / RHEL 7]
    以下のコマンドでアップデートをしてください。
    yum -y update sudo

【アップデートに関して】

  1. Software アップデート方法に関しては、「SystemAnswerG2_Install」をご参照ください。

【アップデートに関する注意事項】

  1. Software アップデートでパッケージを適用し一連のサービスを起動した後に「設定反映」の「監視設定反映」を実施しないと監視がおこなわれないことがあります。
  2. System Answer G2 02.11.93 バージョンアップは、02.09.30 以降からバージョンアップがおこなえます。
  3. System Answer G2 02.09.20 以前からのバージョンアップをおこなった場合、システムが正常稼働しない問題が生じます。
  4. アラートを受諾している状態でアップデート処理をおこなうと、受諾していたアラートが再度通知される場合があります。
  5. ソフトウェア製品でサンプルスクリプトを利用されている場合、バージョンアップをおこなうとスクリプトが上書きされます。サンプルスクリプトを編集してご利用されている場合、事前にバックアップいただくか「SystemAnswerG2_Install」を参照し必要箇所の設定変更をおこなってください。

    以下のスクリプトが対象です。
     /sa/scripts/rollLog.sh
     /sa/scripts/checkSpace.sh
     /sa/sql/maintenance/db_maintenance.sh
     /sa/sql/maintenance/db_vacuum.sh
  6. 仮想監視においてホストとグラフのリンクがずれたまま正常にグラフ表示できていない状態で 02.10.10 以降へアップデートをおこなうと以下の事象が発生する場合があります。

    ・仮想ホストやゲストが本来期待する場所に配置されない。

    ・一部グラフ表示ができないまま残っている。 仮想ホストやゲストが期待しない場所に配置されていない場合、該当の仮想ホストを「仮想ホスト設定」や「vCenter 一括登録」より再登録または再検索いただくことで期待された場所に再配置されます。ただしリンクずれを起こした際に vMotion で別のホストに移動していたりパワーオフの状態であった場合、再登録または再検索をおこなっても期待された場所に再配置されないことがあります。期待された場所に再配置されない場合、仮想ホストまたはゲストを一旦削除し再検索および監視登録をおこなっていただく必要があります。

    グラフ表示ができないまま残っている場合、監視項目を再登録することで表示できます。監視項目を「追加」ボタンで登録できない場合、既に監視項目が検索済みの状態であるためグラフタイトルをクリックし各項目を削除してから再登録いただく必要があります。
  7. Ver 02.11.80 から、アプライアンス製品にて HTTPS 接続が「TLS 1.2」のみに制限されています。ご利用いただいているクライアント OS のバージョンによっては「TLS 1.2」の接続に対応していないこともあります。「TLS 1.2」に対応した環境を用意するか、アップデートをおこなう前に「SystemAnswerG2_Appliance_Basic」マニュアル内の「装置基本設定 – 装置 SSL 接続設定」を参照し、SSL 接続を無効に設定した状態でバージョンアップをおこなって HTTP 接続にてご利用ください。

 

以上

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