校務支援システムのクラウド化や学習系・校務系ネットワークの統合などを含む次世代の教育 DX に向けた IBC のソリューション
GIGA スクール構想の要:ネットワーク
「GIGA スクール構想」で進んだ校務・学習の DX 化
早速授業を始めたら、
「ある授業の一部の生徒だけアクセスできない」
「校務システム(クラウド)への接続が遅い」
「生徒全員が一斉にネットワークに接続すると繋がりにくい」
という問題が発生していませんか?
教育 DX の本格運用に向け、ネットワークの遅延や不具合の解消が急務となっており、文部科学省もネットワークアセスメント実施促進事業を推奨しています。
クラウドのサービスや端末に目が行きがちな「GIGA スクール構想」ですが、これらはネットワーク接続に問題があったら、どうにもできません。
では、目に見えないネットワークの状態をどのように把握したら良いでしょうか?
ネットワークスペシャリストのアイビーシーにお任せください
GIGA スクールに必須の
ネットワークソリューションはこちら①ネットワークアセスメント
性能監視のパイオニア IBC ならではのアセスメント
②ネットワーク監視ツール
System Answer G3 で稼働状況を一元監視
③ユーザー体感の可視化
CX 監視オプション による新たな監視
④24365 有人監視サービス
監視運用をカスタマイズしてアウトソース
IBC が提供する GIGA スクール向けソリューションをわかりやすくまとめました。教育委員会様、学校関係者様、パートナー企業様など、どなたでもダウンロードいただけます。
▲ページトップへ戻る
①ネットワークアセスメント
System Answer G3(貸出機)にてデータ収集 → 分析レポートの提出・改善策の提案
(現状の課題把握 / 改善策)正確なデータから導き出す、
ネットワークのプロによる的確な分析
学校や教育委員会のご要望に合わせて、実績豊富なアイビーシーの技術者が、ネットワークの調査・分析・評価を実施。
教育 DX の推進を見据えた最適なネットワーク環境の構築に貢献します。
文部科学省のガイドラインに沿った レポートをご提供!
実施内容は個別にご相談に応じます。
No. | ネットワークアセスメントの 調査項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | 机上調査 | ネットワークの構成や設定について調査する項目です。 完成図書(論理構成図、物理構成図、機器スペック等)や契約内容等を参照し、物理的・論理的に不具合となり得る箇所の有無を特定します。 |
2 | スループット調査 | スループット(実効帯域)について調査する項目です。 校内ネットワークの入口の帯域を複数回測定し、学校全体の実行帯域を調査します。また、教室からも複数回測定し、教室からの実行帯域を調査します。調査結果をもとに、スループット(実効帯域)が減少している区間(ボトルネック)とその原因を特定します。 |
3 | レイテンシ調査 | 応答時間(レイテンシ)について調査する項目です。 校内の機器間の応答時間や、利用しているインターネット上のソフトウェアサービス間の応答時間の測定をします。調査結果をもとに、応答時間が遅くなっている区間(ボトルネック)を特定します。 |
4 | トラフィック調査 | 通信データの量(トラフィック)について調査する項目です。 ネットワーク機器の処理性能に対して、トラフィックがどの程度流れているかを調査します。調査結果をもとに、通信が正常に処理できない区間(ボトルネック)を特定します。 |
5 | セッション調査 | セッション数ついて調査する項目です。 学校内の機器で、セッション数29がどの程度張られているかを調査します。調査結果をもとに、通信が正常に処理できない区間(ボトルネック)を特定します。 |
6 | CPU・メモリ調査 | ネットワーク機器のCPU・メモリ使用率について調査します。 調査結果をもとに、通信が正常に処理できない区間(ボトルネック)を特定します。 |
7 | 無線調査 | 無線アクセスポイントの電波状況について調査する項目です。 調査項目の例として、電波強度や電波干渉、無線アクセスポイントが適切に切り替わるか等が考えられます(具体的には、ヒートマップ調査、電波強度調査、電波干渉調査、ローミング調査が考えられます)。 |
出展:文部科学省「GIGAスクール構想の実現 学校のネットワーク改善ガイドブック(令和6年4月)」
◆ネットワークアセスメントって何をするの?
アイビーシーの自社開発ネットワーク監視ツールである System Answer G3 をお客様環境に設置しデータを収集。対象システムから取得したデータを基に分析・評価を行い、現状のネットワーク状況を詳細に可視化します。調査結果に基づき、改善策の提案や最適なネットワーク環境の構築に向けたアドバイスを行います。
※報告会も行いますので、何でもご相談ください。
現状の的確な把握
こんな要望にお応えします!
- 校内スイッチや無線アクセスポイントの性能状況を把握したい
- デジタル教科書など、今後増えるトラフィックにどう対処すべきか現状の通信状況を知りたい
トラブルシュート
こんなお困りごとはありませんか?
- なんだかネットワークが遅い
- 原因不明の障害が発生し、対処できず困っている
- ボトルネックがどこなのか知りたい
IBC のネットワークアセスメントはここが違う!
❶原因が分からなかった突発的な障害も見逃さない
❷そのまま使えるレポート
サービスの流れ
実施事例のご紹介
教育委員会様、自治体様、学校様など多数の実施事例もございます!
A 市教育委員会様
目的:現状把握
教育コンテンツの IT 化に伴うトラフィックの増加に対して現在の状況を把握し、今後の具体的な計画を立てるうえでの、正確な判断材料が欲しい
↓
2 週間データ取得・調査
↓
全校一斉で負荷テスト実施。現生徒数では問題ないことが分かった。今後 5 年間の生徒数見込みや IT 化計画をもとに機器選定などをご支援。
B 市立中学校様
目的:トラブルシュート
全校生徒が一斉にインターネットへ接続したら遅延が発生
↓
2 週間データ取得・調査
↓
ルーターの性能不足(CPU/メモリ含むシステムリソース)が判明。該当のルーターを変更し、遅延が解消した。
「もっと詳細な資料が欲しい」「まずは相談してみたい」という方はお気軽にお問い合わせください。
▲ページトップへ戻る
②ネットワーク監視ツール - System Answer G3
校内・管轄圏内の各環境の稼働状況を一元的に監視
システム全体を把握することにより、専門知識不要で安定稼働を実現
GIGA スクール構想にて、「1 人 1 台端末」「クラウドの活用」「教職員の働き方改革」が実現した場合、その後の環境の変化(データ通信量の増加・新たな教育コンテンツへの対応など)に応じた柔軟な管理が求められます。
国内 1,000 社以上(自治体・学校・教育委員会への導入事例も多数)の導入実績のある System Answer シリーズ で、学校⇔クラウド、教育委員会⇔学校など、複雑なインフラ環境も俯瞰的に監視を行い、稼働状況の見える化のみならず、分析機能を利用した障害予防も実現します。
System Answer シリーズは、アイビーシーが自社開発している国産ソフトウェアです。日本語 UI で分かりやすく、直感的な操作ができ、アイビーシーによるサポート付ですので、専門的な知識がなくてもご活用いただけます!
なぜ System Answer G3 が 選ばれるのか
~ 3 つの強み ~
検知から予防へ
一般的な監視システムは、異常の発生を検知し、調査や原因分析を行い、障害の迅速な対応を図る役割です。System Answer では、監視で得た情報を自動分析することで「将来予測」を行い、障害を予防するための機能を実装しています。
安定稼働を促進
アイビーシーが 20 年間培った性能分析ノウハウを機能化した「トラブルシューティングアシスタント」が備わっており、お客様の障害復旧対応をサポートします。また、「ダイナミックブックマーク(相関分析)」をご活用いただくことで、潜在的な障害リスクの把握とその早期対策を実現します。
カスタマーサクセス
運用現場で「本当に役立つ」製品の開発を追及することが我々の誇りであり、プライドです。System Answer の利活用支援はもちろんのこと、お客様のシステム運用課題を解決する付加価値サービスをワンストップで提供しています。お客様に寄り添ったサービスを通し、システム運用業務の「成功」をサポートします。
System Answer G3 でできること
校内・管轄圏内の各環境のネットワーク / サーバーからデータセンター、プライベートクラウド / パブリッククラウド、仮想環境まで、IT システム全体の稼働状況(トラフィック量・CPU使用率・レスポンス等)を一元的に監視できます。
急激なトラフィックの増加等によるアラート発報の際には、メールだけでなく Teams や slack 等の各種アプリとの連携もできますので、迅速な障害対応も可能です。
また、1 分間隔での詳細な性能情報を収集するため稼働状況を正確に把握できるだけでなく、 5 年間分の性能情報を非圧縮で保持できるため、中長期の稼働傾向も容易に把握することが可能となり、トラブル発生時の問題解決から精度の高いキャパシティ計画の立案までおこなうことができます。
System Answer G3 監視イメージ
ネットワーク課題や問題を発見するためには、機器性能・セッション数・フロー数・トラフィック・廃棄パケット等を日々の運用でモニタリング、分析することが重要です。System Answer G3 は、ネットワークとサーバー、クラウドを一元監視することができ、プライベート MIB のテンプレート機能で 133 メーカーの機器の詳細情報まで用意に取得、1 分間隔で収集したデータを 5 年間非圧縮保存し、独自の検知手法でトレンドを把握し分析まで行うことが可能です。
System Answer G3 の特徴
データ収集 1 分間隔
1 分間隔でデータ収集しているため、突発的な障害も見逃しません。
133 メーカーに対応
133 メーカー・5,381 項目のマルチベンダー対応で登録作業もラクラクです。
監視データ 5 年非圧縮
5 年分のデータを非圧縮保存しているので、過去データから独自の検知手法でトレンドを把握・自動分析。
神奈川県教育委員会様でも System Answer G3 をご活用いただいています!
フリーツールを作りこむ形では運用やメンテナンスの難易度が上がってしまい、定期的に人員の入れ替わりのある教育委員会では、使いこなせなくなってしまう懸念から System Answer G3 を導入。今後は、他の校務システムにも監視範囲を広げ、全てのシステムにおいて高品質なデータ収集と迅速な対応を。
▲ページトップへ戻る
③ユーザー体感の可視化
- System Answer G3 CX 監視オプションユーザー体感モニタリングはアイビーシーにおまかせ
CX 監視オプションは、アプリケーションやサービスのパフォーマンスの速度をユーザー視点(先生や生徒が感じている体感速度)を可視化して監視する仕組みです。授業の進行にも影響をおよぼすパフォーマンスの問題を迅速に検知・対処が可能です。
今まで原因が分からなかった
「なんとなく遅い」
「時間がかかる感じがする」
といった曖昧な体感を、視覚的に分かりやすいグラフや経路毎の速度を表示することで、遅延箇所を特定し、対処が可能となります。
ユーザーの体感速度がわかる 3 つの機能
ネットワークパス機能
どこで遅い?
通信経路を視覚的に表示し、どこで遅延が発生しているのかを特定します。
ページロード機能
なにが遅い?
Webの読み込みに時間がかかる際、何が原因なのかを特定します。
無線状況モニタリング
無線トラブル
無線の電波状況や受信状況を視覚的に表示し、無線トラブルを直ちに特定します。
ネットワークパス機能
(通信経路の表示)監視元となるエージェント(PC などの機器)から監視先までのネットワークの経路を、経路上のホップ毎の IP アドレスや応答値といった情報の他、パケットロス(データの破損や焼失)、ジッター(時間軸上の揺らぎ、動画の乱れ)など詳細な情報と共に表示します。
また、測定された内容が前回値と比較し大きくかい離する場合に警告をおこなうなど、利用者に認識しやすい、わかりやすい機能を提供します。
クラウド教材の利用増加に伴い、特定の学習サービス利用時のアクセス遅延等、通常のネットワーク監視では原因が分からない遅延も、本機能のネットワークパスのグループを紐解くことでクラウド基盤部分での遅延といった情報まで確認することができます。
ページロード機能
学習系サービスの URL、教務システムの URL 等、指定したページの各コンテンツのダウンロードまでの応答速度をチェックします。
Web サイトの遅延状況をコンテンツ毎に確認が可能であるため、「特定画像の容量が大きい」、「CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)が特定時間帯で遅い」などの検証・確認が可能となります。
また、先生や生徒のクライアント環境から実行することでユーザーの体感値をそのまま数値化し改善が可能であるため、早期に原因特定を行い対応することで、クラウド上での授業の進行や教務業務もスムーズに行うことができます。
無線受信状況モニタリング機能
Windows エージェントを導入した端末では、無線の受信状況をモニタリング可能です。接続している SSID(Wi-Fi 接続に必要なネットワーク名)だけでなく、情報アップロードのタイミングで端末が受信している SSID の情報を確認できます。
これにより、PC 端末を利用しているユーザーが接続して欲しい SSID の電波強度が弱くないか、いわゆる野良 SSID の影響度を調査できます。
また、無線用ネットワークシステムの画面上でも分からなかった、「どのホストがどの無線アクセスポイントに繋がったか」が確認できるため、想定外の場所のアクセスポイントに接続している端末も特定できます。
★POINT
無線トラブル時の「ユーザー証跡」が分かる!
▲ページトップへ戻る
④24 時間 365 日の有人監視サービス - SAMS
監視運用をカスタマイズしてアウトソース
監視ツール開発メーカーとしてのノウハウを詰め込んだ安心の MSP サービス
教育 DX 化に向けて、システム構築の目途はついたが、運用に不安が残る…。
そんなお悩みもアイビーシーにおまかせください!
24 時間 365 日の環境下で、監視基盤からのアラートをもとに問題の切り分けから障害対応までをエンジニアが対応いたします。自動音声や AI ではないので、有事にこそ必要な、正確な事態の把握と迅速で的確な対応が可能となります。また、システムの稼働状況報告と安定稼働に向けた改善を、毎月のレポート形式でご提示いたします。
学校・教育委員会様はもちろん、パートナー企業様にもご好評をいただいているサービスです。自社ではまかないきれない部分の運用をアウトソースしてみてはいかがでしょうか? 月額サービスですので、簡単に始められます。
SAMS の特色
設計から監視運用まですべてお任せいただけます。改善提案・恒久対策立案までご提供させていただきますので、お客様の手間をかけずにシステムの安定稼働を実現することができます。もちろん、「監視運用だけアウトソースしたい」といった自社の運用の不足部分の穴埋めとしてもご利用いただけます!
SAMS サービス提供イメージ
お客様の必要な範囲内でのカスタマイズが可能で、月額サービスにて監視がスタートできます。監視規模(ホスト数)・インシデント件数(最小5インシデント~)・オプション有無を選択いただけます。
月次レポート(障害分析)
当社エンジニアが多角的な目線で障害の分析を実施し、過去の数値から障害傾向を把握することができます。
月次定例会で、インシデント対応結果報告・障害傾向報告(年次比較等)を行い、お客様とコミュニケーションをとりながら、構成変更or静観、対応フローの変更有無等について監視の方向性を調整していき、お客様のご要望に合う運用管理を実現します。
月次レポート(性能分析)
System Answer G3 のデータを活用することで、お客様へインフラ改善の最善策をご提案します。
◆例 1:将来的にトラブルに繋がりうる箇所の指摘
アイビーシー独自の性能評価基準により、監視データをアップロードするだけで、監視項目単位に使用率やエラーパケット数等に応じて A ~ D ランクで評価を行い、その結果を自動レポートします。
◆例 2:性能劣化の報告
同一時間帯に相関のある動きをしているグラフを見比べ、パフォーマンスを読み取ります(相関分析)。
▲ページトップへ戻る
⑤Why IBC? – IBC が選ばれる理由
アイビーシーは、2002 年の創業から20 年以上にわたり、性能監視のパイオニアとして、日本の ICT システムを支え続けています。
性能監視から情報管理へ
アイビーシー はここが違う!
監視ツールの開発・販売・サポート・IT コンサル業務で蓄積してきたICT インフラの知見を軸とした最適なアセスメントサービスをご提供します。
正確なデータを基にした
的確なレポート
実績豊富な SEによる分析 / レポーティング
数多くの事例を
踏まえた提案
System Answer シリーズ 国内 1,000 社以上の導入実績
データと経験則からの
クロス分析
創業以来 20 年以上に渡り、国産監視製品の開発事業を展開
▲ページトップへ戻る
CONTACT
お気軽にお問い合わせ下さい
03-5117-2780