CASE STUDY

導入事例・導入実績

全国のケーブルテレビ放送を支える ~ 機器のモニタリングで、高い安定性と放送品質を担保 ~

System Answer G3
情報通信業

日本デジタル配信株式会社

日本デジタル配信株式会社

日本デジタル配信株式会社様は、地上光ネットワークを用いてCSデジタル放送、satonoka4K/TV放送等を全国のケーブルテレビ事業者に配信を行う企業である。またケーブルテレビ事業者へのサービス拡充のため、ベンダーと協力しながらさまざまな新規サービスを提供している。

日本デジタル配信株式会社

設立
2000 年 4 月 10 日
資本金
27 億円
本社所在地
東京都千代田区霞が関 3 丁目 7 番 1 号 霞が関東急ビル(受付 17 階)
導入内容
用途
システム・インフラ監視
規模・対象
10,000 項目

導入背景

日本デジタル配信(JDS)は、ケーブルテレビ放送を支えるプラットフォーム企業として、デジタル放送配信事業やケーブルテレビ事業者支援事業、ライブビューイング事業「オシビュー」、地域活性化事業「satonokaプロジェクト」を展開している。メイン事業であるデジタル放送配信事業には、高い安定性および信頼性を維持することが必要である。
このため、放送品質を担保することが重要であり、放送画面に欠損を生じさせる通信異常は許されないという放送業界特有の要件が求められる。この要件を満たすためには常に一定の信号を伝送し続けなければならず、その実現には機器のモニタリングが不可欠である。
モニタリング対象は、一般的なネットワーク機器だけでなく、デジタル配信に必要な放送設備も含まれている。本来は全体を網羅的に監視すべきであるにもかかわらず、フリーツールによる運用では一部の機器のみの監視に留まり、伝送・放送設備全体をカバーできていなかった。加えて、メーカーサポートもないことから機器更新の際の設定や操作方法の確認は手探りで行うほかなく、操作ミスによる障害といったヒューマンエラーの可能性もはらんでいた。これらの理由から監視システムの刷新が求められ、以下 3つの条件で代替ツールを検討していた。

 

 

採用理由

無償ツールA:トラフィック監視/パフォーマンス管理ツールや、無償ツールB:トラフィック監視特化など、いくつかのツールを比較・検討していたが、課題をより幅広くカバーできる製品として、以下の理由からSystem Answer G3(以下 G3)の採用に至った。

 

 

効果・感想

G3はその使いやすさから運用の基盤となっている。具体的には、人事異動による部内での引継や、監視部門(委託先)からの月次報告の際のレポートの共有が容易であることが挙げられる。このため、G3は社内外を問わず共通のツールとして活用され、他の代替ツールでは対応が難しい重要な存在となっている。また、機能にも満足しており特に以下 2つの場面において、G3は欠かすことができず大変重宝している。

 

時間超過が許されない放送時間中の作業

時間の制約がある作業の前後において、伝送機器のトラフィック確認を行う必要がある。従来は、数十台ある各機器に個別にログインして正常性を確認しており、大きな時間と手間を要していた。確認作業の短縮を試みたものの、大幅な改善には至らず、さらに手作業で行うため、操作ミスやコマンドミスによるヒューマンエラーの可能性も課題として残っていた。
そこで、G3のブックマーク機能※1を活用して事前に必要なグラフをまとめておくことで、各機器に個別にログインする手間なく簡単に確認が可能になった。これにより作業時間が1時間から数分程度にまで短縮され、他作業や重点確認箇所により多くの時間を確保できるようになった。

 

 

障害の未然防止に成功

顧客の伝送機器の受光レベルを監視していたところ、正常稼働時は一定のレベルで推移する値が、ある箇所から値が徐々に低下していることが判明した。原因究明のため、 G3で蓄積した過去データから、年間の記録と比較し、グラフ内①のように数日に渡り減少が継続していることが認識できた。この結果から、顧客や回線事業者に問い合わせを実施。伝送機器を確認してもらうことでグラフ内②のように受光レベルの改善が図られた。
しきい値までは余裕があったため、G3がなければアラートが出ないまま異変を見逃し、受光レベルが低下し続け、障害にまで発展していたリスクもあった。
また、原因究明においても、通常であれば過去ファイルなどを検索して記録値を収集する必要があり、傾向調査は時間が要するものであったが、G3で特定期間のグラフを表示することで、低下傾向を瞬時に可視化し異常に気付くことができた。
各所への問い合わせもグラフの活用によりスムーズにおこなうことができ、G3の有用性を再確認する機会となった。

 

※1ブックマーク機能:ユーザーアカウントごとに、性能グラフを任意に選択し一覧表示。他ホストとの比較やシステム一覧での負荷傾向把握など、必要な情報が一画面で表示されるため、分析工数の大幅な削減が可能。

※2ベースライン機能:過去の性能データをもとに「予想値(ベースライン値)」を算出し、システムの変動を検知。ベースライン値と実際の値を比較することで、異常変動を特定し、障害の予防や迅速な対処が可能。

今後のプラン

現在、使用に向けて調整を進めているベースライン機能※2をはじめ、G3の豊富な機能をより活用していきたいと考えている。ベースライン機能を活用することで、従来のモニタリング主体の運用に分析力を強化し、障害をより早期に発見するためのプロアクティブな対応を可能にする仕組みづくりを目指していく。

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