CASE STUDY

導入事例・導入実績

キャパシティレポート作成の自動化により、迅速かつ最適な投資判断を実現
~ インフラおよびアプリケーションの連携運用体制を強化 ~

System Answer G2
金融・保険業

GMOフィナンシャルホールディングス株式会社

GMOフィナンシャルホールディングス株式会社

GMOフィナンシャルホールディングス株式会社は、2005年のGMOクリック証券の設立以来、金融取引システムの企画、開発、保守、運用までを一貫して自社グループで行うことにこだわり、お客様の変化する多様なニーズにスピーディに対応すると同時にムダなコストを削減し、ユーザビリティに優れた、証券、FX等の金融サービスを業界最安値水準の手数料でご提供することに努めてきた。
その結果、多くのお客様からのご支持をいただき、GMOクリック証券は、FXにおいて取引高世界No.1の規模へと成長、ネット証券業界においても大手の1社として数えられるまでになった。

GMOフィナンシャルホールディングス株式会社

設立
2012 年 1 月 4 日
資本金
656,028,900 円(2018 年 9 月 30 日現在)
従業員
352 名(2018 年 9 月 30 日現在)
所在地
東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
事業内容
金融商品取引業などをおこなうグループ会社の経営管理ならびにこれに附帯する業務
導入内容
開始
2016 年 12 月 System Answer G2 導入
用途
GMOクリック証券のサービス基盤監視
規模・対象
2,000 ノード / 100,000 項目 サーバーをメインにネットワーク機器 カスタムレポート コマンド監視

異なる部門間における連携運用強化のメリット

・System Answer G2 では、CPU などのシステムリソース情報から Apache などのミドルウェア情報までを取得しており、インフラ部門 / アプリ部門間にて情報を共有している。

・システムトラブル発生の際に、ボトルネックとなっているレイヤー / 要因を迅速に特定でき、最適な対応策を打つことが可能となった。

・同一画面の確認により、部門および担当者間における連携がスムーズになった。

導入背景

証券 / FX システムにおいて、サービスの遅延・停止は死活問題となる。サービスを遅延・停止させないためには、常にハードウェアリソースの情報を取得し、前もって対策を講じる必要があった。

そんな中提案を受けたのは、System Answer G2 による性能情報の容易な取得と、管理すべきポイントを可視化できるカスタムレポートの利用だった。

採用理由

他ツールとの比較検討と実際に評価検証をおこなった結果、下記理由により System Answer G2 の採用を決定した。

1 分間隔のグラフ生成
サービスインフラの運用管理にあたり、1 分単位での監視は必須であった。

コマンド監視による独自監視
SNMP によるリソース情報に加え、Apache や Java などのミドルレンジ情報を合わせて取得して、アプリ担当部門との連携強化を進める必要があった。

テンプレート化による登録作業の簡易化
人的コストをかけないためには、MIB がテンプレート化されている必要があった。

リソース状況のレポート生成機能の追加
指定期間の監視状況を集計して、問題箇所を特定できるレポート化を特に評価した。

効果・感想

System Answer G2 を運用し始めてまだ日は浅いが、非常に視覚的でわかりやすい。その中でも問題となっていた性能情報の活用については、ランキング機能とカスタムレポート機能により、どこのリソースが余っているのか、また足りないのかが一目でわかるようになっている。

【効果】

  • 確認すべきホストを自動で絞り込むことができるので、運用コストの削減に繋がる。
  • カスタムレポートによりホストの稼働情報を自動出力できるので、部門内での月次報告時に活用していくことで、管理工数の削減とインフラ環境の一元把握が可能になった。

今後のプラン

カスタムレポートのわかりやすいインジケーター表示により、経営層に対して明確な投資判断根拠を迅速に開示できる体制を整備していき、エビデンスにもとづいたリソースの最適化を図っていきたい。

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