運用業務の品質・性能・効率向上による見える化・報告を目的とした「運用統制管理」活動において、オンプレミスの仮想化基盤で稼働している基幹系 / 業務系サーバーを対象に、下記 4 テーマの取り組みを試行した。
①稼働状況の健全性
②リソース割当の適正化
③台数やリソース増加の傾向分析
④各状況の定期報告
いざ取り組みをしてみると、その調査・確認・作成には多くの手間と時間を要するため、タイムリーで継続的な対応ができない状況で、ツール導入の必要性を痛感した。⇒モニタリングツールの導入
また、業務オーナーや利用者からシステムの画面表示が遅いなどの問合せは、調査が勘や経験頼りとなり、ログ / パケット解析も人手をかけざるを得ない状況で、原因がネットワーク / アプリ / DB のどこにあるのか分からず、解決が遅れるケースが多発していた。 ⇒性能調査解析ツールの導入