【重要】必ずお読みください。
アプライアンス製品に関して、v 03.14-02でソフトウェアアップデート機能におけるアップロードファイルサイズの上限を変更しています。本バージョンをアップデートする前に、v 03.14-02 を経由してアップデートいただくようにお願いします。
Google Chrome 80 以降を利用している場合、System Answer G3 へのブラウザによる HTTPS 接続が正常に動作しないことがあります。正しく動作しない場合は Google Chrome 以外のブラウザを利用するか HTTP 接続でお試しください。HTTP 接続は製品や環境によって対応しないことがあります。
バージョン
v 03.17-00
リリース日
2020 / 02 / 19
新機能
- System Answer G3 – XC(Xconnect)をリリースしました。
System Answer G3 – XC で管理する包括ライセンスから連携する System Answer G3 にライセンスの割り当てや統合管理をおこないます。 - トポロジー機能を追加しました。
登録した SNMP ノードの情報を基にトポロジー画面の描画やセグメントごとに任意のノード、リンク追加をおこないます。
テンプレート追加
- AWS の監視項目を追加いたしました。
- Cisco Systems 社製のステータス監視項目を追加いたしました。
- F5 社製のステータス監視項目を追加いたしました。
テンプレート変更
- AWS の監視項目を一部修正しました。
仕様変更
- System Answer G3 – XC と連携するためのライセンス画面に変更しました。
- アプライアンス製品において、CLI のルーティング情報表示を IPv4 と IPv6 で分けるように変更しました。
- アプライアンス製品において、メールサーバー設定のメールユーザー、メールパスワードに「-」が利用できるように変更しました。
- ステータス監視でアラートが発生した際のノードアイコンの色を変更しました。
- ノード登録時にライセンス不足や対象ノードが削除された場合に不要なログを出力しないように変更しました。
- ブラウザ画面の自動更新挙動を変更しました。
過去 System Answer G3 へ接続した Cookie 情報が残っていると期待しない自動更新の挙動となることがあります。バージョンアップ後に、System Answer G3 へ接続するブラウザで過去の Cookie 情報を削除することを推奨します。 - プロセス監視登録後にグラフを生成する時間が短くなるように変更しました。
また、プロセス監視の登録方法を見直しています。
機能拡張
- SNMP ノードの検索情報(デバッグログ)で全体を表示できるようにスクロールバーを追加しました。
- アプライアンス製品において、CLI にインターフェース単位でデフォルトゲートウェイの利用を選択できるメニューを追加しました。
不具合修正
- 03.16-01 以降の AWS 監視で https 通信を利用する監視をおこなっていた場合に、libcurl の問題でメモリリークが発生する不具合を修正しました。
- PUSH 監視のしきい値アラートを検知および通知できない不具合を修正しました。
- アプライアンスアップデート時の最終結果が「Status=5」で表示される不具合を修正しました。
本バージョンは「Status=5」で表示されます。次回アップデートより「Status=0」の表示となります。 - アプライアンス製品において、設定インポート時にライセンス情報が含まれていた不具合を修正しました。
- アラート発生と復旧メールの Message – ID で同じものを利用している既知の不具合を修正しました。
- プロセス監視とステータス監視で、監視対象ノードの IP アドレスが変わるとタイムアウトアラートになる不具合を修正しました。
- ベータ版で提供していた System Answer G3 Reporter で、レポート作成ボタンを押下できない既知の不具合を修正しました。
大幅な改修をおこなっております。ベータ版の System Answer G3 Reporter とは互換性がないため、アンインストール後にご利用ください。
既知の問題
- 一部ブラウザでトポロジーアイコンの描画がおかしい
説 明:
Firefox でトポロジーアイコンを表示できない。Internet Explorer 11 でトポロジーアイコンを表示すると他ブラウザと異なる表示をおこなう。
回避策:
Microsoft Edge または Google Chrome をご利用ください。今後のリリースで修正予定です。 - IPv6 アドレスで登録した Other ノードでスクリプト監視が登録できない
説 明:
IPv6 アドレスで登録した Other タイプのノードでスクリプト監視(アプリケーション / レスポンス)を登録しても監視がおこなわれない。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - SNMP Trap のコミュニティ名を変更しても public で受信できる
説 明:
アプライアンス製品において「SNMP Trap Community Name Change」でコミュニティ名を変更しても「public」で受信できる。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - SNMP ノードでステータス監視だけ登録しても処理されない
説 明:
SNMP ノードでステータス監視だけ登録しても監視がおこなわれない。
回避策:
ステータス監視以外のシステムリソースやネットワークなどを監視登録します。今後のリリースで修正予定です。 - アイコンを最低限小さくすると拡大表示できない
説 明:
トポロジー画面でマウスホイールによるアイコン縮小を最低限になるまでおこなった後にアイコン拡大をおこなっても表示できない。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - インターフェース名に < > で囲まれた文字列があるとブランク表示になる
説 明:
インターフェース名に < > で囲まれた文字列(例:<aabbcc>)があるとグラフツリーやグラフ一覧で対象のインターフェース名がブランク表示になる。
回避策:
インターフェース名を < > で囲まない文字にします。今後のリリースで修正予定です。 - エンジンステータスの状態が変わらない
説 明:
samond のサービスが停止してもエンジンステータスの状態が変わらない。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - グラフの CSV エクスポート、設定エクスポート、システム/サポートログのダウンロードで Please Wait… が発生する
説 明:
グラフの CSV エクスポート、アプライアンス製品で設定エクスポート、システム / サポートログのダウンロードをおこなうと Please Wait… が発生し画面が切り替わらない。
回避策:
暫く時間を置いて画面更新をおこないます。今後のリリースで修正予定です。 - グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザでグラフ画面がブランク画面に変わる
説 明:
グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザ(Edge 、Firefox 、Chrome)でグラフ画面がブランク画面に変わる。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - ソフトウェアアップデートで最終結果が「Status=5」になる
説 明:
アプライアンス製品において 03.16-01 以降にアップデートすると最終結果に「Status=5」を表示する。
回避策:
最終結果に「Status=5」が表示されてもソフトウェアアップデートは正常に終了しています。
03.17-00 アップデート後の次回ソフトウェアアップデートより「Status=0」の表示に変わります。 - ダブルクォーテーションで囲んだパラメータを表示できない
説 明:
スクリプト監視の「スクリプトパラメータ」にダブルクォーテーションで囲んだパラメータを登録すると、Web 画面で一部パラメータを残し表示できない。
回避策:
データベースにWeb画面で非表示となっているパラメータを含めて保存しているため監視動作に影響はありません。今後のリリースで修正予定です。 - テンプレートカスタマイズ画面のページ維持
説 明:
テンプレートカスタマイズ画面で 2 ページ目以降を設定し実行ボタンを押すと 1 ページ目に戻ってしまう。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - ノード検索時のインターフェース名書き換えがおこなわれない
説 明:
03.16-01 以降で環境設定にある「sanode.item.if_title_priority」のパラメータが効かずノード検索時のインターフェース名書き換えがおこなわれない。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - ノード追加で「登録」ボタンを複数回クリックするとアイコンが増える
説 明:
トポロジーの任意ノード追加で「登録」ボタンを複数回クリックするとアイコンが増えていく。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - ポータルユーザーの登録でエラーを出力する
説 明:
03.16-01 以降でポータルユーザーを登録すると「データベースの更新に失敗しました」とエラーメッセージを表示する。エラーメッセージを表示するがユーザー登録は正常に終わっている。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - ライセンス有効期限が切れた場合の期待しない PUSH 監視
説 明:
本来ライセンス有効期限が切れたらPUSH監視が停止するようにしたいが、グラフ更新やアラート通知がおこなわれる。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - 仮想ゲストのノート情報が表示されない
説 明:
アラートのメール本文設定で変数「SA_NODE_NOTES」を利用して仮想ゲストのアラートが発生してもメール本文に対象ゲストのノート情報が表示されない。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - 開始時刻と終了時刻が矛盾している状態だと時刻の変更を反映できない
説 明:
グラフ描画で右から左へのドラッグや+ボタンを繰り返して開始時刻と終了時刻が矛盾している状態にすると、同一のグラフに対して時刻の変更をおこなっても反映することができない。
回避策:
異なるグラフを表示、もしくは同一のグラフを再読み込みします。今後のリリースで修正予定です。 - 監視グループの登録画面で一部グループの『new』フォルダの表示が消える
説 明:
監視グループの登録画面でグループの展開をおこなうと一部グループの『new』フォルダの表示が消える。
回避策:
監視グループの登録画面を再読み込みします。今後のリリースで修正予定です。 - 日時を指定する検索欄で手動変更すると情報のフィルターに失敗する
説 明:
アラートやイベントなどで日時を指定する検索欄に手動変更した情報を Enter を押下して入力すると情報のフィルターに失敗し検索結果が何も表示されない。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - 入力制限未満のパスワードが設定できる
説 明:
ログインユーザーのパスワード変更で入力制限未満(1 ~ 2)の文字を設定できる。入力制限未満のパスワードに変更するとログインに失敗する。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - 複数のウィンドウやタブで何れかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
説 明:
複数のウィンドウやタブを開いている状態で、何れかの画面の自動更新を有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。
回避策:
ありません。今後のリリースで修正予定です。 - 分散構成でプロキシ経由の Web シナリオ監視に失敗する
説 明:
Web と Engine のように分かれた構成でプロキシ経由の Web シナリオ監視を登録すると、Web 側に保存したプロキシ情報が Engine 側に保存されず監視に失敗する。
回避策:
Web 側に保存されているプロキシ情報(background.js 、proxy.zip)を Engine の /sa/scenario_scripts 配下にコピーしてください。今後のリリースで修正予定です。
アップデートに関して
- 各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3 に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
- 各セットアップスクリプト実行中は処理を中断しないようにしてください。
System Answer G3 本体の予期せぬ電源断、リモート接続中のセッション断などによって処理が中断すると正常にアップデートできないことがあります。 - アップデートによって新しい監視項目が追加登録される可能性があります。
03.13-00 以前は環境設定の「sanode.item.priority」で指定された☆の数以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。
03.14-00 以降は検索詳細設定画面で各ノードに指定されたプライオリティ以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。 - 03.13-00 よりライセンス認証で利用する情報の取得方法が変わります。
この影響によりアップデート前後でライセンス ID が変わり監視を継続できないこともあります。
アップデートをおこなう前にライセンス ID を控えておいて、変化があった場合は速やかにライセンスの再発行申請をおこなってください。
ライセンス ID は管理者ユーザーでログイン後の [設定] – [システム設定] – [ライセンス設定] よりご確認いただけます。
以上