【重要】必ずお読みください
v 03.16-00 は改修のため、v 03.16-01 リリースへ変更になりました。
アプライアンス製品に関して、v 03.14-02 でソフトウェアアップデート機能におけるアップロードファイルサイズの上限を変更しています。本バージョンをアップデートする前に、v 03.14-02 を経由してアップデートいただくようにお願いします。
バージョン
v 03.16-01
リリース日
2019 / 11 / 05
新機能
- グループ、ノード、データソース単位で予め登録したウィジェット情報を表示できるポータル機能を追加しました。
- プロキシ環境下の Web シナリオ監視に対応しました。
- 以下の環境設定を新しく追加しました。
portal.ignore.template_graph_id - プロセスの死活監視を追加しました。
- 指定した RRD ファイルの値編集、2 つの RRD ファイルを 1 つのファイルに結合するツールを追加しました。
詳細はインストールマニュアルを参照ください。 - 任意の監視項目で設定したしきい値をグループ化して適用できる機能を追加しました。
テンプレート追加
- AWS の監視項目を追加しました。
- Century Systems 社製の XR シリーズ のテンプレートを追加しました。
仕様変更
- AWS 監視を大幅に見直しました。
- CALC 監視の演算対象で登録したグラフデータに含まれる、すべてのデータソースをプルダウン選択できるように変更しました。
- IPMI ノードのステータス監視(Sensor Status)で、ステータスを有効にした監視項目のみを表示するように変更しました。
- vCenter ノード、VMware ノードをテンプレートグループ指定で検索した際に、紐付く VMware ホスト、VMware ゲストに対して同じテンプレートグループを継承するように変更しました。
- Web シナリオ監視で、Total の結果に取り込んだスクリプトの開始から終了までの時間が入るように変更しました。
- Web シナリオ監視で、測定対象にチェックを入れた項目のみを監視するように変更しました。
- Web シナリオ監視のアラート情報で、該当箇所の凡例を表示するように変更しました。
- Web シナリオ監視の文字列チェックで、マルチバイトが検索できるように変更しました。
- アプライアンス製品の CLI メニューで、Access List から SSH 、HTTPS 、SNMP 、SNMP Trap のアクセス許可に IPv6 アドレスが指定できるように変更しました。
- アプライアンス製品のアクセス制御(HTTPD)で、複数アドレスが指定できるように変更しました。
- アプライアンス製品のサービス稼働状況で、rrdcalcd(作成済み RRD ファイルからベースラインデータを計算し、Database に書き込みをおこなうサービス)を表示できるように変更しました。
- アプライアンス製品のソフトウェアアップデート、設定インポートで、実行結果を整形表示するように変更しました。
ソフトウェアアップデートは、次回バージョンアップで整形表示がおこなわれます。 - アラートの通知間隔で、回数および間隔に文字入力の制限をおこなうように変更しました。
- ステータス監視でアラートが発生した際に、ノードアイコンの色を変えるように変更しました。
- テンプレートカスタマイズ(カテゴリー)より、「プロセス」を非表示にするように変更しました。
- テンプレートカスタマイズ(ベンダー)より、プロセスとステータスの監視項目を非表示にするように変更しました。
- トラップキーワード設定、トラップキーワード設定(否定)で、タイプに 1 文字から入力できるように変更しました。
- ライセンスチェック方法を変更しました。
・ライセンスを超過した監視ノード / 項目の登録はおこないません。
・手動でノードの状態を無効にしても紐付く項目数に変動はありません。 - ライセンスの有効期限が近付くと(有効期限の 14 日前後)、画面上部にメッセージを表示するように変更しました。
- 以下の System Answer G3 に関わるサービスを廃止しました。
sarecoveryd(ノードの自動ステータス有効サービス) - 以下の環境設定を削除しました。
salicensed.license.item_exceeded / salicensed.license.node_exceeded /
sarecoveryd.check_interval / sarecoveryd.child_reset_counter /
sarecoveryd.max_task / sarecoveryd.num_thread /
sarecoveryd.read_config_interval / sarecoveryd.thread_limit_time /
sarecoveryd.thread_term_after / sarecoveryd.thread_term_interval - 一定回数アラートが継続したノードもしくは項目のステータスを変更する機能を廃止しました。
- 画面表示に差異があったバルーンヒントを合わせるように変更しました。
- 各種ノードの登録方法を見直しました。
- 監視動作状況に監視間隔(インターバル)とロック間隔(前回と今回のデータロック時間の差分)を表示するように変更しました。
- 検索結果一覧でテンプレートグループの選択がおこなえるように変更しました。
機能拡張
- API オプションで、System Answer G3 のバージョンを返すパラメータを追加しました。
- CALC 監視で、性能演算データ登録後の内容を編集できる機能を追加しました。
- IPv6 アドレスで「Response FTP / FTP のレスポンスタイム」、「Response HTTP / HTTPのレスポンスタイム」が監視できる機能を追加しました。
- SNMP ノードの検索情報(デバッグログ)を表示する機能を追加しました。
- アプライアンス製品の CLI メニューで、Access Listから SNMP と SNMP Trap のコミュニティ名変更がおこなえる機能を追加しました。
- アプライアンス製品の装置 NTP 設定で、画面下部に時刻の同期状態を表示する機能を追加しました。
- アラートのトラップ通知で、文字コードを変更して送信できる機能を追加しました。
- ステータス監視で検索したインターフェース一覧を、削除できる機能を追加しました。
- プロセス監視の一覧から、個別にプロセスを削除できる機能を追加しました。
- 一般ユーザーで表示できる画面を選択できる機能を追加しました。
不具合修正
- 95 % タイルのグラフを表示した状態で開始 / 終了時刻を変更すると、95 % タイルのチェックが外れてしまう既知の不具合を修正しました。
- CALC 監視の性能データ演算対象で、ツリー表示がデフォルトグループを無効にしないと表示できない不具合を修正しました。
- ESXi 6.7 update 2 および 6.7 update 3 の監視項目が登録されない不具合を修正しました。
- IPMI ノードのステータス監視(Sensor Status)で設定値、取得値に関わらずアラート判定される不具合を修正しました。
- SNMP ノード検索で、対象にゾーンインデックスを持つ IPv6 アドレス(IPv6z)の情報が含まれると、ノード登録に失敗する不具合を修正しました。
- System Answer G3 RAID Appliance で、HTTPS のアクセス制御ができない不具合を修正しました。
- v03.15-00 以降で、SNMP ノードのプロセス監視(プロセスごとの CPU 使用率 / プロセスごとの CPU 使用量 / プロセス数 / プロセスごとのメモリー使用量)が正常に動作しない不具合を修正しました。
- v03.15-00 以降で、ベースラインのイベント → アラート化をおこなってもアラート通知できない不具合を修正しました。
- v03.16-00 へアップデートすると既存 SNMP ノードの重複登録が発生する不具合を修正しました。
- VMware ホスト、VMware ゲストの監視設定で、何もチェックせずに実行ボタンをクリックすると構文エラーを出力していた不具合を修正しました。
- Web シナリオ監視で、テストシナリオを実行しても登録するスクリプトによって結果が表示されなかった不具合を修正しました。
- アラート発生中の監視項目を無効にしても、ノードアイコンの色が戻らない不具合を修正しました。
- シスログ、トラップ受信でキーワード検知した際に、警告灯通知がおこなわれなかった不具合を修正しました。
- データベースが停止していると、System Answer G3 に関わるサービスの停止に失敗する不具合を修正しました。
- ノード検索時のデータロック処理で異常な処理があった場合に、アンロックに失敗する不具合を修正しました。
- 監視ノード設定画面が複数ページで表示される場合、ページ送りをすると 1 ページ目にあるノード情報が、次のページや最後のページに再度表示されることがある既知の不具合を修正しました。
- 単体の ESXi を複数台監視登録した場合に、VMware タブのホスト名を選択すると現在監視中の全ゲストを表示、Datastore を選択すると現在監視中の全 ESXi のデータストアを表示する既知の不具合を修正しました。
既知の問題
- IPv6 アドレスで登録した Other ノードでスクリプト監視が登録できない
- 説明:
- IPv6 アドレスで登録した Other タイプのノードでスクリプト監視(アプリケーション / レスポンス)を登録しても監視がおこなわれない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- System Answer G3 Reporter(ベータ版)でレポート作成ができない
- 説明:
- System Answer G3 Reporter(ベータ版)でレポート作成ボタンを押下できない場合がある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- アラート発生と復旧メールの Message – ID で同じものを利用している
- 説明:
- アラート発生と復旧メールの Message – ID で、同じものを利用しており一意化ができていない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列があるとブランク表示になる
- 説明:
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列(例:<aabbcc>)があるとグラフツリーやグラフ一覧で対象のインターフェース名がブランク表示になる。
- 回避策:
- インターフェース名を<>で囲まない文字にします。今後のリリースで修正予定です。
- グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザでグラフ画面がブランク画面に変わる
- 説明:
- グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザ(Edge 、Firefox 、Chrome)でグラフ画面がブランク画面に変わる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- テンプレートカスタマイズ画面のページ維持
- 説明:
- テンプレートカスタマイズ画面で 2 ページ目以降を設定し実行ボタンを押すと 1 ページ目に戻ってしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- プロセス有無の再チェックができない
- 説明:
- プロセス死活監視(Process Exists / プロセスの有無)で、プロセス有無のチェックを付け外して登録を繰り返すと再チェックができなくなる。
- 回避策:
- 該当のプロセスを削除して、再検索および監視登録をします。今後のリリースで修正予定です。
- ベースラインピークで対象のグラフを削除すると別グラフの情報が表示される
- 説明:
- ポータル機能のベースラインピーク ウィジェットで、対象のグラフが削除されると別のグラフの情報を表示する。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しない API 操作
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたら API 操作を受け付けないようにしたいが、API によるグラフ表示や監視情報取得、レポーターが利用できる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しない PUSH 監視
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたら PUSH 監視が停止するようにしたいが、グラフ更新やアラート通知がおこなわれる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ランキングでスナップグラフの更新がおこなわれない
- 説明:
- 自動更新にチェックを入れたランキング画面でスナップグラフの更新がおこなわれない。
- 回避策:
- 手動でランキングの再読み込みをおこない更新します。今後のリリースで修正予定です。
- ログ表示で自動更新にチェックを入れると日付変更ができない
- 説明:
- イベント、アラート、シスログ、トラップといったログ表示で、自動更新にチェックを入れるとカレンダーの選択および日付の変更ができなくなる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 画面表示でソート順序がおかしい
- 説明:
- 前回表示した画面のソート順序を引き継いでいたりしておかしくなる場合がある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 開始時刻と終了時刻が矛盾している状態だと時刻の変更を反映できない
- 説明:
- グラフ描画で右から左へのドラッグや + ボタンを繰り返して開始時刻と終了時刻が矛盾している状態にすると、同一のグラフに対して時刻の変更をおこなっても反映することができない。
- 回避策:
- 異なるグラフを表示、もしくは同一のグラフを再読み込みします。今後のリリースで修正予定です。
- 警告灯の一部設定を削除して登録できない
- 説明:
- 警告灯の設定後、一部設定(ユーザー名、パスワード)を削除して登録できない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 設定エクスポート、システム / サポートログのダウンロードで Please Wait… が発生する
- 説明:
- アプライアンス製品で設定エクスポート、システム / サポートログのダウンロードをおこなうと Please Wait… が発生し画面が切り替わらない。
- 回避策:
- 暫く時間を置いて画面更新をおこないます。今後のリリースで修正予定です。
- 日時を指定する検索欄で手動変更すると情報のフィルターに失敗する
- 説明:
- アラートやイベントなどで日時を指定する検索欄に手動変更した情報を Enter を押下して入力すると情報のフィルターに失敗し検索結果が何も表示されない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 複数のウィンドウやタブで何れかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
- 説明:
- 複数のウィンドウやタブを開いている状態で、何れかの画面の自動更新を有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
アップデートに関して
- 各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3 に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
- 各セットアップスクリプト実行中は処理を中断しないようにしてください。
System Answer G3 本体の予期せぬ電源断、リモート接続中のセッション断などによって処理が中断すると正常にアップデートできないことがあります。 - アップデートによって新しい監視項目が追加登録される可能性があります。
03.13-00 以前は環境設定の「sanode.item.priority」で指定された☆の数以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。
03.14-00 以降は検索詳細設定画面で各ノードに指定されたプライオリティ以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。 - 03.13-00 よりライセンス認証で利用する情報の取得方法が変わります。
この影響によりアップデート前後でライセンス ID が変わり監視を継続できないこともあります。
アップデートをおこなう前にライセンス ID を控えておいて、変化があった場合は速やかにライセンスの再発行申請をおこなってください。
ライセンス ID は管理者ユーザーでログイン後の [設定] – [システム設定] – [ライセンス設定] よりご確認いただけます。
以上