【重要】必ずお読みください
アプライアンス製品に関して、v 03.14-02 でソフトウェアアップデート機能におけるアップロードファイルサイズの上限を変更しています。本バージョンをアップデートする前に、v03.14-02 を経由してアップデートいただくようにお願いします。
バージョン
v 03.15-00
リリース日
2019/07/23
新機能
- IPMI 監視を追加しました。
- CALC 監視を追加しました。
- Web シナリオ監視(ベータ版)を追加しました。
現時点ではプロキシ環境下の監視に対応しておりません。 - 以下の環境設定を新しく追加しました。
graph_notitle / http.users.profile / rrdcalcd.debug /
rrdcalcd.read_config_interval / sanode.node.primary_iftype /
sanode.node.secondary_iftype - 任意に選択した監視項目でテンプレートグループを作成し、ノード検索時に適用できる機能を追加しました。
仕様変更
- API オプションでトレンドライン、95 % タイルの情報を only_legend で取得する場合に、グラフ描画と同じ結果を取得できるように変更しました。
- AWS 監視の内部動作を変更しました。
- Response FTP のデフォルトポート番号を 21 番に変更しました。
- アプライアンス製品において、シスログ受信で受け取ったメッセージを /sa/var/log/yyyy/mm/dd/monitor_syslog に保存するように変更しました。
- アプライアンス製品において、メールサーバー設定のリレーホストアドレスに IP アドレスまたは FQDN を指定できるように変更しました。
- グラフ描画していない項目で増加傾向、減少傾向のイベントログが出力されないように変更しました。
- シスログ、トラップ受信でキーワード検知した際のメール内容に、通知ユーザーごとに設定したメール件名を利用できるように変更しました。
- 以下の環境設定でパラメータ内容を変更しました。
samond.num_thread - 監視ノードが無効になった場合に、紐付く監視項目数をライセンス数に含めないように変更しました。
- 監視動作状況画面の表示内容を変更しました。
- 警告灯設定でポート番号を指定できるように変更しました。
機能拡張
- AWS 認証に接続タイムアウトと要求タイムアウトを追加しました。
- アプライアンス製品において、CLI で IPv6 アドレスのデフォルトゲートウェイが設定できる機能を追加しました。
- アプライアンス製品において、CLI で Network サービスに関する操作をおこなえる機能を追加しました。
- アプライアンス製品において、CLI でログ領域の拡張がおこなえる機能を追加しました。
- アラート情報のメール通知で、ユーザー名を表示するパラメータを追加しました。
SA_USERS_NAME_EN / SA_USERS_NAME_MB - グラフ表示した際に、グラフタイトルを非表示にできる機能を追加しました。
- ライセンスが無効化した場合に、画面上部にメッセージを表示する機能を追加しました。
- 一般ユーザーでログインした場合に、個人設定を非表示にできる機能を追加しました。
- 監視ノード CSV 登録で、指定できるパラメータを追加しました。
- 監視ノード登録時に、判定で利用するインターフェース Type を変更できる機能を追加しました。
不具合修正
- Traffic V2c の監視項目でインターフェース最大値にあたる情報が、32 bit の最大値で ifSpeed(4294967295bps) > ifHighSpeed(10000Mbps) となった場合、数値の大きい ifSpeed が利用されていた不具合を修正しました。
- アプライアンス製品において、CLI で Factory Reset をおこなっても登録した IPv6 アドレス情報が初期化されていなかった不具合を修正しました。
- アプライアンス製品において、外部からのコマンド実行に失敗する不具合を修正しました。
- グラフタイトルに任意の名称を入力すると、エラーログが出力されていた不具合を修正しました。
- 監視設定メニューのアイコンをクリックすると、TOP 画面に戻る既知の不具合を修正しました。
- 検索結果一覧で、認証の変更ができなかった不具合を修正しました。
- 自動ノード登録および自動監視登録の子プロセスが、セグメンテーション違反を起こして異常終了していた不具合を修正しました。
- 登録済みのトラップハンドル設定で、文字コードの変更ができなかった不具合を修正しました。
テンプレート追加
- A10 Networks 社製 Thunder シリーズのテンプレートを追加しました。
- Fortinet 社製のテンプレートを追加しました。
- IPMI の監視項目を追加しました。
- NEC 社製の監視項目を追加しました。
- Net-SNMP の監視項目を追加しました。
- Web シナリオの監視項目を追加しました。
- 各監視項目を演算する監視項目を追加しました。
既知の問題
- 95 % タイルのグラフ表示で時刻を変更するとチェックが外れる
- 説明:
- 95 % タイルのグラフを表示した状態で開始/終了時刻を変更すると、95 % タイルのチェックが外れてしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- System Answer G3 Reporter(ベータ版)でレポート作成ができない
- 説明:
- System Answer G3 Reporter(ベータ版)でレポート作成ボタンを押下できない場合がある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- VMware タブの一部項目を選択すると全 ESXi の情報が表示される
- 説明:
- 単体の ESXi を複数台監視登録した場合に、VMware タブのホスト名を選択すると現在監視中の全ゲストを表示、Datastore を選択すると現在監視中の全 ESXi のデータストアを表示する。vCenter を検索して登録された情報は正しく表示されます。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列があるとブランク表示になる
- 説明:
- インターフェース名に<>で囲まれた文字列(例:<aabbcc>)があるとグラフツリーやグラフ一覧で対象のインターフェース名がブランク表示になる。
- 回避策:
- インターフェース名を<>で囲まない文字にします。今後のリリースで修正予定です。
- グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザでグラフ画面がブランク画面に変わる
- 説明:
- グラフ一覧を表示した際にリセットボタンを押すと一部ブラウザ(Edge 、Firefox 、Chrome)でグラフ画面がブランク画面に変わる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- テンプレートカスタマイズ画面のページ維持
- 説明:
- テンプレートカスタマイズ画面で 2 ページ目以降を設定し実行ボタンを押すと 1 ページ目に戻ってしまう。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しない API 操作
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたら API 操作を受け付けないようにしたいが、API によるグラフ表示や監視情報取得、レポーターが利用できる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ライセンス有効期限が切れた場合の期待しない PUSH 監視
- 説明:
- 本来ライセンス有効期限が切れたら PUSH 監視が停止するようにしたいが、グラフ更新やアラート通知がおこなわれる。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- ランキングでスナップグラフの更新がおこなわれない
- 説明:
- 自動更新にチェックを入れたランキング画面でスナップグラフの更新がおこなわれない。
- 回避策:
- 手動でランキングの再読み込みをおこない更新します。今後のリリースで修正予定です。
- 画面表示でソート順序がおかしい
- 説明:
- 前回表示した画面のソート順序を引き継いでいたりしておかしくなる場合がある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 開始時刻と終了時刻が矛盾している状態だと時刻の変更を反映できない
- 説明:
- グラフ描画で右から左へのドラッグや + ボタンを繰り返して開始時刻と終了時刻が矛盾している状態にすると、同一のグラフに対して時刻の変更をおこなっても反映することができない。
- 回避策:
- 異なるグラフを表示、もしくは同一のグラフを再読み込みします。今後のリリースで修正予定です。
- 監視ノード設定で同じノード情報が複数表示される
- 説明:
- 監視ノード設定画面が複数ページで表示される場合、ページ送りをすると 1 ページ目にあるノード情報が、次のページや最後のページに再度表示されることがある。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 警告灯の一部設定を削除して登録できない
- 説明:
- 警告灯の設定後、一部設定(ユーザー名、パスワード)を削除して登録できない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 日時を指定する検索欄で手動変更すると情報のフィルターに失敗する
- 説明:
- アラートやイベントなどで日時を指定する検索欄に手動変更した情報を Enter を押下して入力すると情報のフィルターに失敗し検索結果が何も表示されない。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
- 複数のウィンドウやタブで何れかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
- 説明:
- 複数のウィンドウやタブを開いている状態で、何れかの画面の自動更新を有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。
- 回避策:
- ありません。今後のリリースで修正予定です。
アップデートに関して
- 各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3 に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
- 各セットアップスクリプト実行中は処理を中断しないようにしてください。
System Answer G3 本体の予期せぬ電源断、リモート接続中のセッション断などによって処理が中断すると正常にアップデートできないことがあります。 - アップデートによって新しい監視項目が追加登録される可能性があります。
03.13-00 以前は環境設定の「sanode.item.priority」で指定された☆の数以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。
03.14-00 以降は検索詳細設定画面で各ノードに指定されたプライオリティ以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。 - 13-00 よりライセンス認証で利用する情報の取得方法が変わります。
この影響によりアップデート前後でライセンス ID が変わり監視を継続できないこともあります。
アップデートをおこなう前にライセンス ID を控えておいて、変化があった場合は速やかにライセンスの再発行申請をおこなってください。
ライセンス ID は管理者ユーザーでログイン後の [設定] – [システム設定] – [ライセンス設定] よりご確認いただけます。
以上