Ver 02.11.87 リリースノート
バージョン
v 02.11.87
リリース日
2018 / 01 / 29
【機能拡張】
インターフェースステータス検索後の名称
インターフェース検索後、画面表示で指定された名称(ifAlias / ifName / ifDescription)で表示できるようにいたしました。
メール認証パスワードの拡張(アプライアンス)
ステータス通知で指定する認証パスワードに「$」を利用できるようにいたしました。
不要パッケージの削除(アプライアンス)
過去のアップデートで利用した不要なパッケージを削除するようにいたしました。今後のアップデートで不要なパッケージの自動削除をおこないます。
【仕様変更】
カスタムテンプレート監視項目の一部非表示
カスタムテンプレートで「システムリソース」カテゴリーの一部監視項目を非表示にいたしました。
以下対象の監視項目です。
・Storage Use Rate Key
・Storage Utilization Key
・Storage Utilization Free Keyしきい値テンプレートのベンダー名非表示
しきい値テンプレートの機種タブで、一部ベンダー名を非表示にいたしました。
以下対象のベンダーです。
・VMware Inc.
【不具合修正】
IPv6 アドレス変更でホストの情報更新に失敗する
- 対象:
- 02.11.86 以前
- 事象:
- Change IP で IPv6 アドレスの変更をおこなうと情報更新に失敗する。
- 対策:
- Change IP で IPv6 アドレスの変更をおこなっても正常に情報更新できるようにいたしました。
OS 再起動後に自動で監視が始まらない(7 系のソフトウェア)
- 対象:
- 02.11.86 以前
- 事象:
- OS 再起動後、監視に必要な設定ファイルをコピーする処理で失敗して自動監視が始まらない。
OS 再起動後、手動で System Answer G2 に関わるサービスの再起動をおこなえば設定ファイルのコピーに成功して監視できます。 - 対策:
- 設定ファイルのコピーで失敗しているサービス処理を修正しました。OS を再起動した直後の設定ファイルコピーに成功し、自動監視がおこなわれます。
Slow HTTP Dos 攻撃の対応(アプライアンス)
- 対象:
- 02.11.86 以前
- 事象:
- Slow HTTP Dos 攻撃を受けると、監視画面表示の継続が困難になる。
- 対策:
- Slow HTTP Dos 攻撃を受けても、監視画面表示が継続できるようにいたしました。
グラフの最大数を変更しても表示できない
- 対象:
- 02.11.86 以前
- 事象:
- 1 ページに表示するグラフの最大数(100 枚)を指定しても 64 枚までしか表示できない。
- 対策:
- 1 ページに表示するグラフの最大数(100 枚)を指定すると 100 枚のグラフを表示できるようにいたしました。
一部設定画面で、しきい値登録後のアイコンが表示されない
- 対象:
- 02.11.86 以前
- 事象:
- 一部監視設定画面で、しきい値を登録した後のアイコンが表示されない。
- 対策:
- プロセス監視を除いた監視設定画面で、しきい値を登録した後のアイコンが表示されるようにいたしました。
仮想監視で状態を無効にしたグラフが残る
- 対象:
- 02.11.86 のみ
- 事象:
- 仮想マシンで監視していた項目を無効にしてもグラフ一覧に表示される。グラフをクリックすると「Bad Request!!」が表示される。
- 対策:
- 仮想マシンで監視していた項目を無効にすると、グラフ一覧に表示されないようにいたしました。一覧から非表示にすることによって、グラフをクリックすることもできなくなります。
監視対象プロセスが 1 個だけのボタン表示
- 対象:
- 02.11.86 以前
- 事象:
- プロセス監視設定で監視対象となるプロセスが 1 個しか表示されない場合、「更新」ボタンや「閉じる」ボタンが表示されない。
- 対策:
- プロセス監視設定で監視対象となるプロセスが 1 個しか表示されなくても、「更新」ボタンや「閉じる」ボタンが表示されるようにいたしました。
特定の文字列を含む MIB ファイル取り込みに失敗する
- 対象:
- 02.11.86 以前
- 事象:
- MIB Loader 機能で MIB ファイルの中に「–>」の文字列が含まれていると取り込みに失敗する。
- 対策:
- MIB Loader 機能で MIB ファイルの中に「–>」の文字列が含まれていても取り込みに成功するようにいたしました。
複数項目を削除した後の一覧更新に失敗する
- 対象:
- 02.11.86 以前
- 事象:
- 仮想マシン監視オプションにおいて、複数ある監視項目(データストアやディスク、ネットワークなど)の一部を削除して再更新をおこなっても、削除した情報を含めて表示できない。
- 対策:
- 複数ある監視項目の一部を削除して再更新をおこなっても、正常に表示できるようにいたしました。
【テンプレート新規追加】
- Net-SNMP の CPU 関連 監視項目を追加いたしました。
- Net-SNMP の ディスク関連 監視項目を追加いたしました。
- Cisco Systems 社製 WLC シリーズの監視項目を追加いたしました。
- Cisco Systems 社製 Voice Gateway の監視項目を追加いたしました。
- NetApp 社製 NetApp シリーズの監視項目を追加いたしました。
【テンプレート変更】
- A10 Networks 社製 Thunder シリーズの一部項目で特定箇所の表示が誤っていたため、修正いたしました。
- NetApp 社製 NetApp シリーズの一部項目の表示値が正しくなかったため、修正いたしました。
- BlueCoat 社製 PacketShaper シリーズの一部監視項目で取得値が正しくなかったため、修正いたしました。
- F5 Networks 社製 Big-IP シリーズの一部監視項目が監視できない不具合を修正いたしました。
【アップデートに関して】
- Software アップデート方法に関しては、System Answer G2_Install をご参照ください。
【アップデートに関する注意事項】
- Software アップデートでパッケージを適用し、一連のサービスを起動した後に「設定反映」の「監視設定反映」を実施しないと、監視がおこなわれないことがあります。
- System Answer G2 02.11.87 バージョンアップは、02.09.30 以降からバージョンアップがおこなえます。
- System Answer G2 02.09.20 以前からのバージョンアップをおこなった場合、システムが正常稼働しない問題が生じます。
- アラートを受諾している状態でアップデート処理をおこなうと、受諾していたアラートが再度通知される場合があります。
ソフトウェア製品でサンプルスクリプトを利用されている場合、バージョンアップをおこなうとスクリプトが上書きされます。サンプルスクリプトを編集してご利用されている場合、事前にバックアップいただくか「System Answer G2_Install」を参照し、必要箇所の設定変更をおこなってください。
以下のスクリプトが対象です。
/sa/scripts/rollLog.sh
/sa/scripts/checkSpace.sh
/sa/sql/maintenance/db_maintenance.sh
/sa/sql/maintenance/db_vacuum.sh- 仮想監視において、ホストとグラフのリンクがずれたまま正常にグラフ表示できていない状態で、02.10.10 以降へアップデートをおこなうと、以下の事象が発生する場合があります。
・仮想ホストやゲストが本来期待する場所に配置されない。
・一部グラフ表示ができないまま残っている。仮想ホストやゲストが期待する場所に配置されていない場合、該当の仮想ホストを「仮想ホスト設定」や「vCenter 一括登録」より再登録または再検索いただくことで、期待された場所に再配置されます。ただしリンクずれを起こした際に vMotion で別のホストに移動していたり、パワーオフの状態であった場合、再登録または再検索をおこなっても期待された場所に再配置されないことがあります。期待された場所に再配置されない場合、仮想ホストまたはゲストを一旦削除し、再検索および監視登録をおこなっていただく必要があります。
グラフ表示ができないまま残っている場合、監視項目を再登録することで表示できます。監視項目を「追加」ボタンで登録できない場合、既に監視項目が検索済みの状態であるため、グラフタイトルをクリックし、各項目を削除してから再登録いただく必要があります。
- 02.11.80 から、アプライアンス製品にて HTTPS 接続が「TLS 1.2」のみに制限されています。ご利用いただいているクライアント OS のバージョンによっては、「TLS 1.2」の接続に対応していないこともあります。
「TLS 1.2」に対応した環境を用意するか、アップデートをおこなう前に System Answer G2_Appliance_Basic マニュアル内の「装置基本設定 – 装置 SSL 接続設定」を参照し、SSL 接続を無効に設定した状態でバージョンアップをおこなって、HTTP 接続にてご利用ください。
以上