UPDATE for System Answer G2

アップデート情報

Ver 02.11.00 リリース

Ver 02.11.00 リリースノート

バージョン

v 02.11.00

リリース日

2015 / 05 /19

【新機能】

  1. CentOS 7.1.1503 対応(ソフトウェア)

    CentOS 7.1.1503 環境でも System Answer G2 をご利用いただけるようにいたしました。

  2. Hypervisor 監視のカスタムテンプレート

    ESX およびゲスト OS の監視項目テンプレートを作成し、一括で登録できる機能を追加いたしました。

  3. カスタムテンプレートの名称登録

    カスタムテンプレートに任意の名称を登録できる機能を追加いたしました。
    また、カスタムテンプレートを適用したホストに登録した名称が表示されます。

  4. システム稼働通知(アプライアンス)

    サービスの稼働状況およびライセンスの有効期間を、サービス起動 / 停止 / 再起動が発生したタイミングや任意のスケジュール(毎日または毎週)で通知できる機能を追加いたしました。

  5. パッチ適用機能(アプライアンス)

    弊社が提供するパッチを適用できる機能を追加いたしました。

【機能拡張】

  1. satemplate インストール時の Warning メッセージ強調表示(ソフトウェア)

    satemplate パッケージをインストールする際、データベースに接続できない場合や特定のサービスが起動していない場合の Warning メッセージを赤文字で強調表示するようにいたしました。

  2. アラート画面のプルダウン表示

    アラート画面でプルダウンから 20、50、100 件ごとにアラートを表示できる機能を追加いたしました。

  3. インターフェイスステータス監視と SNMP 監視のアラート表示

    インターフェイスステータス監視と SNMP 監視の両方を登録している状態で、SNMP の疎通不可などでタイムアウトとなる場合、アラート画面でインターフェイスステータス監視の分類を赤色で表現するようにいたしました。
    また、グラフ画面のインターフェイスステータス監視で監視状態を「host timeout」と表示するようにいたしました。
    「host timeout」の表示は、アラートの初回発生日時より 30 日以上を経過すると表示されなくなります。

  4. インターフェイス表示の最大値

    最大 5000 インターフェイスまで表示できるようにいたしました。

  5. グローバルベースライン停止設定

    グローバルベースラインのデータ送信を停止する設定を追加いたしました。

  6. コマンド通知の変数追加(ソフトウェア)

    コマンド通知で監視項目のデータソース名を表示できる変数を追加いたしました。

  7. バージョンアップ時のチェック機能(アプライアンス)

    バージョンアップ時に既存のバージョンチェックをおこない、特定バージョン以外のパッケージでアップデートをおこなうと処理に失敗するようにいたしました。

  8. メンテナンススクリプト同梱(ソフトウェア)

    すべての RPM パッケージ に rollLog.sh、checkSpace.sh というメンテナンススクリプトを同梱するようにいたしました。

  9. 名称監視時の GetBulk パラメーター変更

    名称監視(Key 監視)の GetBulk パラメーターを変更するようにいたしました。

【仕様変更】

  1. DNS 設定が不正だった場合の挙動(アプライアンス)

    DNS 設定が不正だった場合にルーティング情報や時刻同期情報の表示に時間がかかっていたのを改善いたしました。

  2. ESX アカウントおよびパスワードの一括変更

    ESX のアカウントをプルダウンより変更できるようにいたしました。
    また、ESX に紐づいているユーザーのアカウント名およびパスワードを変更すると、一括で変更したアカウント情報へ反映できるようになりました。

  3. 監視エンジンの MAC アドレス文字変換(ソフトウェア)

    監視エンジン設定で MAC アドレスを大文字で登録した場合、大文字から小文字へ自動変換するようにいたしました。

  4. グローバルベースライン使用約款の内容変更

    グローバルベースライン使用約款の内容変更および英語表示の約款を追加いたしました。

  5. トポロジー MAP の画面サイズ

    トポロジー MAP の画面サイズを縮小し、ブラウザ画面に収まるように変更いたしました。

  6. ホスト表示で利用できる記号

    ホスト表示名で _(アンダースコア)を利用できるように変更いたしました。

【不具合修正】

  1. /32 のスタティックルート編集・削除(アプライアンス)

    対象:
    02.10.10 以降
    事象:
    /32 で登録したスタティックルートを管理画面やコンソール画面で編集・削除ができない。
    対策:
    /32 で登録したスタティックルートを管理画面で削除、コンソール画面で編集・削除ができるようにいたしました。
  2. 5000 インターフェイスを超える監視項目のしきい値テンプレート設定

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    5000 インターフェイスを超える監視項目をしきい値テンプレートで設定しても、すべてのインターフェイスにしきい値が入らない。
    対策:
    10000 インターフェイスまでしきい値テンプレートで設定しても、すべてのインターフェイスにしきい値設定が入るようにいたしました。
  3. DNS 設定変更後、アプリケーションのサービス再起動がおこなわれない(アプライアンス)

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    DNS 設定変更後、アプリケーションのサービス再起動がおこなわれず、変更前の DNS 設定情報でアプリケーションが動作する。
    対策:
    DNS 設定変更後、アプリケーションのサービス再起動をおこなうようにし、変更後の DNS 設定情報でアプリケーションが動作するようにいたしました。
  4. Hypervisor 監視で ESX 4.0 の監視登録ができない

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    ESX 4.0 のホスト登録後、「設定」アイコンが非表示で監視登録ができない。
    対策:
    「設定」アイコンが表示されて監視登録ができるようにいたしました。
  5. Hypervisor 監視のインターバル変更

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    ESX の監視インターバル変更後、新しくゲスト OS の監視項目を登録すると、変更した監視インターバルが適用されない。
    対策:
    新しくゲスト OS の監視項目を登録しても、変更した監視インターバルが適用されるようにいたしました。
  6. IfOperstatus が有効なインターフェイス監視の一括登録

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    IfOperstatus を有効にしてトラフィックなどインターフェイス監視の一括登録をおこなうと、本来無効なインターフェイスのステータスに「0」で登録するところを「2」で登録していた。
    ステータスに「2」が登録されていても監視動作に影響なし。
    対策:
    IfOperstatus を有効にしてトラフィックなどインターフェイス監視の一括登録をおこなうと、無効なインターフェイスのステータスに「0」を登録するようにいたしました。
  7. IP v6 アドレスのマルチバイト入力(アプライアンス)

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    装置 IP アドレス設定の IP v6 アドレス入力でマルチバイトの文字を登録すると、IP アドレス情報が消えてしまう。
    対策:
    装置 IP アドレス設定の IP v6 アドレス入力でマルチバイトの文字が登録できないようにいたしました。
  8. vMotion をおこなったゲスト OS の ID が変わる

    対象:
    02.10.10 以降
    事象:
    監視登録をおこなったゲスト OS が vMotion で移動すると、意図しない ID を割り当てられる。
    System Answer G2 内部で管理していない ID を割り当てられると、正常に監視できない場合がある。
    対策:
    監視登録をおこなったゲスト OS が vMotion で移動しても、正しい ID が割り当てられるようにいたしました。
  9. アラート画面にタイムアウトが残る

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    samond で監視した結果が期待しない内容だと、アラート画面にタイムアウトが残る場合がある。
    対策:
    samond で監視した結果が期待しない内容でも、アラート画面にタイムアウトが残らないようにいたしました。
  10. エラーパケットなど最大値がない監視項目のインターフェイス再検索

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    エラーパケットなど最大値がない監視項目のインターフェイス再検索をおこなうと、インターフェイスの帯域幅が最大値として登録される。
    対策:
    エラーパケットなど最大値がない監視項目のインターフェイス再検索をおこなっても、インターフェイスの帯域幅が最大値として登録されないようにいたしました。
  11. エンジンで重複した MAC アドレスが登録できる(ソフトウェア)

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    監視エンジン設定、トラップエンジン設定、シスログエンジン設定で重複した MAC アドレスのエンジン登録がおこなえる。
    対策:
    監視エンジン設定、トラップエンジン設定、シスログエンジン設定で重複した MAC アドレスのエンジン登録がおこなえないようにいたしました。
  12. カスタムテンプレートで監視項目が存在しないカテゴリー

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    監視項目が存在しないカテゴリーで「登録」ボタンをクリックすると、カスタムテンプレートで設定した監視項目のチェックがすべて外れる。
    対策:
    監視項目が存在しないカテゴリーの「登録」ボタンを非表示にいたしました。
  13. グローバルベースライン使用約款同意後の挙動(アプライアンス)

    対象:
    02.09.00 以降
    事象:
    グローバルベースラインの使用約款に同意しても送信スケジュールが読み込まれず、データ送信がおこなわれない。
    グローバルベースラインの使用約款に同意後、02.09.10 以降のバージョンにアップデートした際やアプライアンス自体の再起動をおこなった場合に、送信スケジュールが読み込まれ、データ送信がおこなえるようになっていた。
    対策:
    グローバルベースラインの使用約款に同意すると、送信スケジュールが正常に読み込まれるようにいたしました。
  14. ステータス監視アラート出力時のグラフリンク

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    アラート画面でステータス監視のアラートが出力している場合、該当のアラートにグラフアイコンが表示される。
    対策:
    アラート画面でステータス監視のアラートが出力しても、該当のアラートにグラフアイコンを表示しないようにいたしました。
  15. ブックマークのグループ名が変更できない

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    ブックマークのグループ名を変更すると「グループ名が重複してます」と表示してグループ名の変更ができない。
    対策:
    ブックマークのグループ名を正常に変更できるようにいたしました。
  16. ホストの再検索でコメント欄に「0」が上書きされる

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    ホストの再検索やトポロジー MAP の自動探索のタイミングで、コメント欄に「0」が上書きされる場合がある。
    対策:
    ホストの再検索やトポロジー MAP の自動探索のタイミングで、コメント欄に「0」を上書きしないようにいたしました。
  17. ユーザー権限で表示されないグループがある

    対象:
    02.10.11 以前
    事象:
    グラフ画面のツリービュー表示で、すべてのグループ表示がおこなえない場合がある。
    対策:
    グラフ画面のツリービュー表示で、すべてのグループ表示がおこなえるようにいたしました。
  18. 監視設定ファイルがない場合の samond の挙動

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    監視設定ファイルがなくなっても、samond で監視設定ファイルを読み込む挙動をおこなってしまう。
    対策:
    監視設定ファイルがなくなると、samond で監視設定ファイルを読み込まないようにいたしました。
  19. 設定画面の期待しない表示

    対象:
    02.10.12 以前
    事象:
    設定画面で一部期待しない表示をおこなう。
    対策:
    設定画面で期待した表示をおこなうようにいたしました。

【テンプレート新規追加】

  1. A10 Networks 社製 AX Series の監視項目を追加いたしました。
  2. Allied Telesis 社製 ARX640S の監視項目を追加いたしました。
  3. Allied Telesis 社製 AT-DC2552XS の監視項目を追加いたしました。
  4. Avaya 社製 VSP4000 の監視項目を追加いたしました。
  5. Avaya 社製 VSP7000 の監視項目を追加いたしました。
  6. CENTURY SYSTEMS 社製 Futurenet NXR シリーズの監視項目を追加いたしました。
  7. F5 Networks 社製 Big-IP の監視項目を追加いたしました。
  8. Fujikura 社製 FOAM シリーズの監視項目を追加いたしました。
  9. FUJITSU 社製 NDT の監視項目を追加いたしました。
  10. FXC 社製 LEX1000 シリーズの監視項目を追加いたしました。
  11. Hitachi Metals 社製 Apresia キャリアシリーズの監視項目を追加いたしました。
  12. Hitachi Metals 社製 GMC シリーズの監視項目を追加いたしました。
  13. Infoblox 社製 Trinzic シリーズの監視項目を追加いたしました。
  14. ISA 社製 DN4100 ver1.1 の監視項目を追加いたしました。
  15. Juniper Networks 社製 SRX シリーズの監視項目を追加いたしました。
  16. Media Global Links 社製 MD8000 シリーズの監視項目を追加いたしました。
  17. NTT Electronics 社製 プラスレピータアクセスシャーシの監視項目を追加いたしました。
  18. NTT Electronics 社製 プラスレピータ S4 の監視項目を追加いたしました。
  19. NetApp 社製 DATA ONTAP 8.x の監視項目を追加いたしました。※ 7-Mode のみホスト登録が可能です。
  20. Oi Electric 社製 ODN-158 の監視項目を追加いたしました。
  21. Oi Electric 社製 ODN-352(GbE-2.4G コンバータ)の監視項目を追加いたしました。
  22. SANYO DENKI 社製 UPS の監視項目を追加いたしました。
  23. Sumitomo Electric Industries 社製 Optigate SP3 の監視項目を追加いたしました。
  24. YAMAHA 社製 RTX3500 の監視項目を追加いたしました。
  25. 標準 MIB 項目ストレージ空き容量を追加いたしました。
  26. コマンド監視項目(応答値が 0 以上)を追加いたしました。

【テンプレート変更】

  1. Cisco 製品の監視項目 SLA HTTP Detail、Docs CM on CMTS、Docs CM on Channel のグラフ表示を線から
    塗りつぶしに変更いたしました。
  2. 一部 UPS 製品に関する Enterprise 番号を 33 から 0 に修正いたしました。
  3. 以下の監視項目名を 37 文字以下に修正いたしました。

    WLAN Packet System NonUnicast for AP4121
    WLAN Packet Collision 1 Retry for AP4131
    Memory Utilization TMM for Big-IP ver10.1
    SLB Connection Active Real Server Farm V2c

  4. Bandwidth Use Rate の監視項目で、インターフェイス名称の優先順位が反映されていない問題を修正いたしました。
  5. F5 Big-IP の監視項目 CPU Utilization TM に関するグラフの表示桁数を変更いたしました。
  6. CPU Utilization に関する Idle の色を統一いたしました。
  7. Memory Utilization、Storage Utilizatoin の色を統一いたしました。
  8. NEC PFS の監視項目 Memory Utilization for PFS、Power Consumption に対するグラフ名称の取得方法を修正いたしました。

【アップデートに関して】

  1. Software アップデート方法に関しては、「System Answer G2_Install」をご参照ください。

  2. Appliance アップデート方法に関しては、「System Answer G2_Appliance_Basic」をご参照ください。
    Appliance アップデートに使用するアップデートファイルは解凍できません。
    アップデートをおこなう場合は解凍せずにそのままファイルをご指定ください。

【アップデートに関する注意事項】

  1. System Answer G2 02.11.00 バージョンアップは、02.09.30 以降からバージョンアップがおこなえます。

  2. System Answer G2 02.09.20 以前からのバージョンアップをおこなった場合、システムが正常稼働しない問題が生じます。

  3. アラートを受諾している状態でアップデート処理をおこなうと、受諾していたアラートが再度通知される場合があります。

  4. ソフトウェア製品でサンプルスクリプトを利用されている場合、バージョンアップをおこなうとスクリプトが上書きされます。サンプルスクリプトを編集してご利用されている場合、事前にバックアップいただくか「System Answer G2_Install」を参照し必要箇所の設定変更をおこなってください。

    以下のスクリプトが対象です。
    /sa/scripts/rollLog.sh
    /sa/scripts/checkSpace.sh
    /sa/sql/maintenance/db_maintenance.sh
    /sa/sql/maintenance/db_vacuum.sh

  5. 仮想監視においてホストとグラフのリンクがずれたまま正常にグラフ表示できていない状態で02.10.10 以降へアップデートをおこなうと以下の事象が発生する場合があります。

    ・仮想ホストやゲストが本来期待する場所に配置されない。
    ・一部グラフ表示ができないまま残っている。

    仮想ホストやゲストが期待する場所に配置されていない場合、該当の仮想ホストを「仮想ホスト設定」や「vCenter 一括登録」より再登録または再検索いただくことで期待する場所に再配置されます。
    ただしリンクずれを起こした際に vMotion で別のホストに移動していたりパワーオフの状態であった場合、再登録または再検索をおこなっても期待する場所に再配置されないことがあります。
    期待する場所に再配置されない場合、仮想ホストまたはゲストを一旦削除し再検索および監視登録をおこなっていただく必要があります。

    グラフ表示ができないまま残っている場合、監視項目を再登録することで表示できます。
    監視項目を「追加」ボタンで登録できない場合、既に監視項目が検索済みの状態であるためグラフタイトルをクリックし各項目を削除してから再登録いただく必要があります。

以上

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