Log Option
シスログ / トラップ や Windows / NetApp / VMware 、クラウド環境などの各種 IT システムログを収集し、
横断的な分析やリアルタイム検知・通知が可能です。性能管理とログ管理の連携により、
可用性と安全性を兼ね備えた安定的かつ効果的な IT システム運用が可能となります。
統合ログ管理システムの必要性
あらゆる IT システム上、拠点上に点在するログの中から必要なものを漏れなくすべて取得し、さらにフォーマットが異なるログを統合的に扱うには極めて高いノウハウ・経験が必要で、これを独自に構築することは容易ではありません。
それを解決するツールとして登場したのが統合ログ管理システムであり、増え続けるログ管理負荷の軽減、ログ管理の属人化の排除、ログの適切な可視化など、ログ管理に関するさまざまな課題を解決します。
Log Option の機能
統合ログ管理システムが備える機能の一覧
機能 | 概要 | Log Option 対応機能 |
---|---|---|
ログの一元管理機能 | あらゆる箇所に点在するログを自動収集・一元管理する機能 | ログ収集・保管機能 |
ログの保護機能 | 収集したログの暗号化、および保管ログに対する改ざんを検出する機能 | ログ収集・保管機能 |
ログの長期・圧縮保管機能 | 収集したログをアクセス可能な形で圧縮・保管する機能 | ログ収集・保管機能 |
ログ形式の吸収機能 | 異なるフォーマットのログに対して意味付け・タグ付けをおこない、横断的な検索・分析がおこなえるよう管理する機能 | 管理機能 |
ログに対するアクセス制限機能 | グループ・ユーザーごとに、ログに対するアクセス許可・不許可を設定する機能 | 管理機能 |
ログの検索・分析機能 | 収集したログに対する検索・分析をおこなう機能 | 検索機能 集計機能 |
リアルタイムアラート機能 | 異常を示すログを収集した際、アラートを挙げる機能 | 検知機能 |
定期レポート出力機能 | ログ分析レポートを定期的に自動出力する機能 | レポート機能 |
どんなログでも管理可能
多様なログ収集方式と柔軟なログフォーマット定義機能により、ログの分析が自由自在におこなえます。
- ログフォーマット定義ウィザード機能により、視覚的に定義の作成が可能
- プレビュー機能により、ログフォーマット定義の事前検証が可能
- インポート / エクスポート機能により、ログフォーマット定義の更新・追加が可能
ログの横断検索機能
ログの横断検索機能は、異なるシステム・フォーマットのログを統合し、それらを横断的に検索できる機能です。
IP アドレスやユーザー ID などを指定して横断検索をおこなうことにより、その端末やユーザーが、自社システム環境でどのような活動をおこなったのか、時系列で確認できます。
ログの追跡機能
ログの追跡機能は、検索結果で表示されるログに対して、クリック操作で絞込検索をおこなう機能です。
System Answer シリーズとの連携
障害発生時には、原因箇所の迅速な特定と早期対応、そして的確な再発防止策の実施が求められます。そのためには、日頃からの性能監視による情報収集と影響範囲の特定、加えて該当システムに関する詳細なログ情報の管理が重要なポイントとなります。
さまざまなセキュリティ監査に対応可能
- 個人情報保護法
- 金融商品取引法
- マイナンバー / 番号法
- 不正アクセス禁止法
- サイバーセキュリティ基本法
- クラウドセキュリティガイドライン
- APT / 標的型攻撃
- 内部犯行による情報漏洩
- プライバシーマーク
- ISO27001 / ISMS
- PCI DSS