カスタマーエクスペリエンス可視化

CX監視オプション

System Answer G3 Xconnect

ユーザーが感じる「なんとなく遅い」を可視化!
ユーザー視点のサービスレベルを把握・改善

CX 監視オプションとは、ユーザー端末からクラウドサービスまでのレスポンスを可視化することで、利用者の感じているレスポンス体感(Customer Experience = CX)を情報システムの運用担当者が視覚的に捉えることができるオプション機能です。インターネット全体、拠点間の通信状態、全てのネットワークの監視を行う新たな監視体験をご提供いたします。

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ビジネスの成功は優れたデジタル体験がカギ

近年、あらゆる分野で SaaS サービスが普及したことで、それを利用する企業や学校のネットワークから外部のインターネットに接続する通信が爆発的に増加しました。これによりユーザーがネットワークトラブルを訴えた際に想定される原因箇所も、ユーザー個人の端末や無線機器、建物内の回線、ネットワーク機器、拠点間を繋ぐ社内ネットワーク、インターネット回線、サービス自体の Web サーバー etc …と多岐にわたるようになりました。

CXとは?

CX 監視オプションは、あらゆるネットワークの Web アクセス状況を可視化し、ボトルネック個所発見のための情報を提供します。ボトルネック個所を初期段階で明らかにすることで、解決のために何をすべきかの方向性を早期に定めることができ、後回しになりがちな「そもそも社内の情シスで解決できる課題か?」といった判断も瞬時におこなうことができます。

CX 監視オプションで実現できること

“なんとなく遅い”原因を可視化

ユーザー視点のサービスレベルを把握し、顧客満足度の向上

通信遅延の早期検知、迅速なボトルネック特定を行い、ネットワーク品質の向上

問題の切り分けから復旧までの時間を短縮し、TCO 削減

機能

ネットワークパス表示機能

ユーザーが通信の異常(繋がらない、遅いなど)を感じた時に、その通信経路と、応答値などの情報を表示します。設定した閾値よりも遅くなっている箇所は、通信経路のラインが赤く表示されます。

ネットワークパス表示画面

ネットワークパス表示機能

活用できるシーンの例

「クラウド型ツールを使用して作業をしているが、今日は編集や保存の動作がいちいち重く仕事にならない」という問い合わせを受けた。昨日までは問題なく使えていたはずだが、突然起こった異常が社内の問題なのか、サービス提供者側へ問い合わせる必要があるのかを判断したい。

ページロード機能

指定した Web ページのすべてのドキュメントやコンテンツに対してダウンロードを実行し、その速度をチェックします。遅延状況をコンテンツ毎に確認できるため、「特定の画像の容量が大きい」「CDN が特定時間帯で遅い」などの原因の検証・特定が可能となります。また、クライアント環境から実行することでユーザーの体感するレスポンス速度をそのまま数値化可能であるため、早期原因特定、改善、CX 向上につながります。

ページロード画面

ページロード機能

活用できるシーンの例

自社の Web ページの読み込みが遅い気がする。通信の安定した環境で接続したりブラウザのキャッシュを削除したりと、端末側でできる対策は一通り試したため、Web サイトの作りの問題だと思う。しかし具体的にどこを直してよいか分からず、推測での対応しかできていない。

無線通信状況モニタリング機能 
※Windows エージェント利用時のみ

Wi-Fi の通信状況(BSS 接続情報や信号強度)を管理できます。PC 端末を利用しているユーザーが接続している SSID の電波強度や、野良 SSID の影響度などを調査できます。

※ クライアント自身がクラウドへ情報を送るため、CX 監視エージェント(関連して NMAP、Chrome)のインストールが必要となります。

Wi-Fi管理機能

CX 監視オプションで無線環境を管理するメリット

  • クライアント単位で電波強度等の状況がモニタリングできるため、電波の届きづらい場所や通信品質の悪い場所の特定等に活用できる。
  • 無線 LAN アクセスポイントのベンダーに依存せず、マルチベンダー環境で品質の可視化ができる。
  • Wi-Fi に接続できる環境であれば、自宅や営業先など、どこからでも情報を送れる。

導入イメージ

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各ユーザー環境にエージェントをインストールし、エージェントがインターネットや自社ネットワーク内の Web システムへモニタリングを行います。

※ エージェントは Linux と Windows に対応しています。

エージェントが計測した情報は、緑の矢印の通り、アイビーシーがクラウドサービスで提供する CX マネージャーへ連携します。また、System Answer G3 も CX マネージャーへ連携を行います。

※ この 2 種類の連携の際には、それぞれ CX マネージャーに「向かっていく」方向の通信のみが必要であるため、CX エージェントや System Answer G3 がインターネット通信可能な環境に設置されていればご利用いただくことが出来ます。

定常的なモニタリングを行う場合は、一般的な PC 端末を 24 時間以上動かすことは現実的でないため、mini PC サーバーなどに エージェントをインストールし、固定の測定器として各拠点に設置することを推奨しています。

資料ダウンロード

CX 監視オプションについての資料は、こちらからダウンロードが可能です。

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