今回の「kanshi de mirai」は、私がお客様から頂いた声をもとに、監視の次のステップについてお話しさせていただきます。
ある企業のシステム運用部ご担当者様からこんなお言葉をいただきました。
「うちはしっかりと性能監視をしているから問題ないよ。なにかあったらアラートで通知がくるからしっかりと予防保守できているよ」
ご担当者様はとても満足している様子でおっしゃっていたので、「ではその情報をもとに、どのような運用をされていらっしゃいますか?」とお聞きしたところ、
「アラートがあがったら対象機器の情報を見て対処しているよ。。。。でも、結局はシステムログをみて分析しているかな。。。」
これでは、性能情報を収集している意味がありません。
こちらのお客様では、下記のような課題をかかえており、結局は昔から行っていたシステムログの分析で対応してしまっていました。
・取得している性能情報の不足(実際は、トラフィックと一部リソース状況のみでした)
・5分間隔の性能データによる分析の困難さ
・そもそも分析・解析のスキル不足(取得した情報をどのように活用したらいいかわからない)
私はSystem Answerをご紹介する際に、お客様に必ずお伝えする言葉があります。
「System Answerは性能情報を収集するツールでしかございません。取得した性能情報をいかに活用するかが大切であり、またIBCは活用方法までサポートさせていただきます」
※もちろんSystem Answerは、活用に必要な詳細で細かく、かつマルチベンダーの性能情報が収集できますので併せてご提案しております。
IBCは起業当初より、性能監視の必要性だけではなく、取得した性能情報をどのように活用するのかについても啓蒙活動を行っておりました。
現在では、月2回の「技術セミナー~入門編/System Answer活用セミナー」(※無償)と、実際にお客様のシステムのアセスメントを行う「IBCレポーティングサービス」(※有償)を提供しております。
セミナー情報はこちら
System Answerシリーズで取得した情報をもとに、現在の稼動状況/過去比較/障害のボトルネック箇所の特定など、お客様のご要望に沿って提供することが可能です。
私は、多くのお客様で、「うちはSystem Answerを使って詳細な性能情報を取得し、またその情報をもとに、稼動状況/過去比較/障害発生時のボトルネック箇所の特定を行っているから安心だよ」、このようなお言葉をいただけるよう活動しています。
ぜひ一度、IBCの無償セミナーにご参加いただき、性能情報の活用方法についてご紹介させていただけましたら幸いです。
by 営業本部 営業部 鈴木 大和
次回のテーマは「SDN(Software Defined Networking)に対するIBCの取り組み」です。