CASE STUDY

導入事例・導入実績

運用支援サービスの採用により、 IBC 社のコンサルティングノウハウを有効活用

System Answer G2
製造業

日本農産工業株式会社

日本農産工業株式会社

ノーサングループでは畜産飼料事業、水産飼料事業、食品事業、ライフテック事業の 4 つのフィールドで、「食」に関するさまざまなビジネスを展開。日本農産工業株式会社は、1931 年に畜産飼料事業を開始し、水産飼料事業にも領域を拡大。その後、ブランド卵のさきがけともいえる「ヨード卵・光」を商品化するなど食品事業にも進出。さらに、ペットフード、馬用、動物園用飼料の分野へと事業を展開するなど、幅広いフィールドで「食といのち」に携わっている。

日本農産工業株式会社

設立
1931 年 8 月 6 日
資本金
74 億
連結従業員
929 名(2017 年 3 月末日現在)
所在地
横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号 横浜ランドマークタワー46階
事業内容
畜産飼料事業(鶏、豚および牛用飼料の製 造・販売)、水産飼料事業(魚用飼料の製造・販売)、食品事業(ヨード卵、鶏卵の生産・販売、ヨード卵関連商品の販売)、ライフテック事業 (ペットフード、馬用飼料の製造・販売)
導入内容
開始
2014 年 3 月 System Answer G2 Trap オプション  API オプション Topology オプション  Hypervisor オプション
用途
自社インフラ監視
規模・対象
100 ノード / 10,000 項目 物理 / 仮想サーバー、ルーター、 スイッチ、ファイアウォール

インフラからアプリケーションまでを過去 ~ 現在 ~ 未来にわたって分析!

・レスポンス遅延の原因究明や課題点の洗い出し、蓄積される性能情報を根拠とした投資判断ができるようになった。

だれがどのアプリケーションをどのくらい使っているか、リスクはないかなどの詳細を可視化・分析できるようになった。

導入背景

データセンターに設置しているサーバーやネットワーク機器、および全国に広がる約 50 拠点間の通信状況など、システムのリソースや構成を可視化するための監視体制が十分に整っていなかったため、有事の際の問題解決に時間と手間を要するリスクに常に直面していた。そこで、障害発生時の迅速な対応と未然検知による安定稼働を実現するため、監視ツールの導入を検討することになった。

また、仮想サーバーの管理は vCenter でおこなっていたが、取得データをそのまま長期間保持できないため、過去からの推移や傾向を把握できないことに加えて、使いにくいという問題があった。

そこで、監視ツールの要件として、物理 / 仮想サーバーからネットワーク機器までを網羅できるもので、かつ簡単に性能を可視化し、分析できることが望ましいと考えていた。

採用理由

比較検討のために、合計 5 社のベンダーから監視ツールの提案を受けた。その中でも System Answer G2 は、誰もが扱える分かりやすい GUI や操作性と、マルチベンダーに対応した情報収集の柔軟性が好印象だった。

また、評価テストをおこなったところ、ファイルサーバーの潜在的な高負荷状態など、これまで自社では気づかなかった事象を即座に検出することができた。さらに、最後の報告会にて、アイビーシー社の技術員が対策方法のアドバイスまでおこなってくれた。

評価テストを通して、ツールの良さはもちろんのこと、サポートの良さも実感したため、System Answer G2 だけでなく、ツールをより活用するために、定期的にオンサイトで支援が受けられる運用支援サービスも採用した。

効果・感想

拠点間のレスポンス遅延の原因究明から、課題点の洗い出し、蓄積された性能データに基づいた投資判断に至るまで、スムーズにおこなうことができるようになった。システムごとの適切な閾値設定やアラートの精査も進み、障害の予兆検知に繋がっている。

アイビーシー社は単なるツールメーカーに留まらない、幅広いノウハウを持つコンサルティング集団である。当社のプロジェクトにいつも真摯に向き合ってくれるため、コンサルティングパートナーとして信頼している。

ファイアウォールのリプレイスをおこなう際も、当初は既存ベンダーが提案する後継機種を導入する予定だったが、アイビーシー社が高性能な他社製の機種を提案してくれたため、比較検討の上、後者を採用した。それまでのサポートの実績により、アイビーシー社の勧めは当社にとってメリットがあるという安心感があった。現在、ファイアウォールの活用支援も含めた運用支援サービスを提供してもらっており、毎回新しい気づきを得ている。

今後のプラン

以前、監視対象外であるアウトソース先のストレージの障害通知が遅れたことがあり、統合管理をおこなう必要性を認識した。今後はシステムやロケーションに縛られることなく、System Answer G2 により統合的な監視を実現することで、いつどこで何が発生したのかを自社ですぐに把握できる体制の構築を検討している。

また、高性能なファイアウォールを有効活用するため、自社でもレポート機能を駆使して、セキュリティ脅威や不正アクセスを検出することで、セキュリティの強化を推進したい。

今後もアイビーシー社の力を借りつつ、自社にノウハウを貯めていきながら、より良いシステム運用を目指していく考えだ。

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