2018 年より社内インフラ監視ツールとして、アイビーシーのネットワーク性能監視ツール System Answer G2(以下 G2)を利用していた。G2 の導入前はフリーツールなどを利用し監視運用をおこなっていたが、ツールを使いやすくカスタマイズするにはそれなりの知識を要するため、特定の担当者へ依存する属人的な運用となっていた。また、リアルタイムでの状況監視のみだったため、原因特定がうまくできず、有効な障害対策を施せずにいた。G2 を利用し始めてからは取りためたデータを遡って後追いでも調査がおこなえるようになり、根拠を持った具体的な再発予防策を立案することができるようになった。
そんな G2 が保守満了を迎えるため、性能監視ツールを更改しなければならなかった。さらに今後、大規模な社内ネットワークの更改を予定しており、今まで以上に監視対象範囲が広範囲になることから、System Answer G3(以下 G3) への切替の検討を開始した。