CASE STUDY

導入事例・導入実績

ICT システムのコックピット運用の実現に向けて ~ Log Option との連携で効率的に運用 ~

System Answer G2
官公庁・自治体・公益法人

千代田区役所

千代田区役所

 千代田区は、昭和 21 年に麹町区・神田区が統合して誕生した東京都の特別区のひとつである。千代田区という名前は、江戸城の別名「千代田城」にちなんだものである。江戸城の面影を今も残す皇居、国会議事堂や政府省庁が集積する霞が関・永田町、世界的なビジネス街として発展する丸の内・大手町、世界に知られる秋葉原の電気街、神保町の古書店街、小川町のスポーツ店など、さまざまな表情を持っている。区の中央には皇居があるため、区全体の約 15 %を皇居の緑地が占める自然豊かな土地である。

千代田区役所

設立
昭和21年12月
世帯数
34,258世帯(平成29年9月1日現在)
人口
60,940人(平成29年9月1日現在)
区の面積
11.66平方キロメートル
所在地
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
導入内容
開始
2017年4月
用途
ICTインフラの性能監視 統合ログ管理
規模・対象
1100台程 ネットワーク、サーバー、仮想環境

・インフラ全体を可視化できるため、障害発生時だけではなく、過去の変化状況や傾向を日頃から把握することができるようになった。

・鳥瞰的に全体像を System Answer G2 で管理しつつ、詳細なログ情報は Log Option で管理することで、細かなアラート制御を実現している。

導入背景

【G2】今までは、死活のみの監視ツールで運用しており、障害が発生した際にはパケットキャプチャーで調査していた。タイムリーに障害を調査できないため、改善策を検討していたところ、他の自治体様でも実績のある System Answer G2 の紹介を受けて、性能監視の必要性を感じた。

【Log Option】当時、ログ情報に関しては、SIM、SEM、SIEM など厳密に分かれていない市場背景もあり、ログデータを蓄積しているだけで活用しきれていなかった。各種ログを横断的に分析できる相関分析の仕組みとして、他ツール(Splunk)の導入を検討していたが、操作面において十分扱えないのではという不安があった。

採用理由

【G2】一年ほど運用するなかで、サーバーの CPU 使用率が徐々に上がってる情報などが可視化できている。エビデンス情報があるため、過去に遡ることで、その時期にどのような稼働状況であったのかが把握できる。例えば、Windows アップデート時のトラフィック変化や事象を正確に捉えることができた。

 

【Log Option】各種ログについては、Log Option を活用して不要なアラートを制御することで、ログの統合管理を実現できている。

System Answer G2 と Log Option の連携について、当初、理想としていた運用を実現できており、定期ミーティングのたびに、過去の事象を振り返った話題が多く出ている。以前は分からず諦めていたことも、今は System Answer G2 のデータを見れば分かる。過去の傾向を把握できていることから早期に対処できた事例もあり、可視化できている現状について、非常に満足している。

効果・感想

導入後から収集している「リソース情報」をもとに、システム障害を未然に防ぐ予防保守とキャパシティプランニングを充実させたい。今後も最適な環境で、自治体業務を円滑に行える「安定的なシステム」を運用し続けることが重要であると認識している。そのためには、「System Answer G2 + Log Option」は、なくてはならないシステムと考えており、さらに活用の幅を広げていきたい。

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