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性能監視情報公開サービス(Global Baseline)を開始

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実環境における性能監視情報を公開
最適な指標値を無償で入手することが可能に
性能監視情報公開サービスを開始

 アイビーシー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 裕之、以下IBC)は、性能監視情報を公開するサービス「System Answer™ RS Global Baseline(システムアンサー アールエス グローバルベースライン)」(以下、Global Baseline)を6月16日(月)より開始いたします。

ネットワークシステムの運用管理者にとっては、自社のシステム稼働状況が客観的に見て妥当かどうか、また自社のシステムを監視する際にどのような閾値を設定すべきかを判断することができないという悩みを抱えています。何故なら、サーバーやネットワーク製品、アプライアンス系製品の利用状況に関する性能情報は一般的に公開されておらず、適正な指標値を示すことが非常に困難であるからです。

そこで、実際の監視情報を基に集計した、実用性のある性能情報の指標値をご提供するべく、性能監視情報公開サービスであるグローバルベースラインを開始することにいたしました。Global Baselineは、性能監視ツール「System Answer™ G2(システムアンサー ジーツー)」がお客様環境で計測した性能監視情報を、IBCが提供する「Global Baseline Server(グローバルベースラインサーバー)」にて収集・統計を行い、各製品の性能監視の指標となる性能データ値を、System Answer™ G2をご利用のお客様に無償で公開するサービスです。

Global Baselineサービスの全体像
【Global Baselineサービスの全体像】

 ネットワークシステムを更改した、または新しい機器を導入した場合など、性能監視を新たに始める時には指標値をどのように設定するかは非常に悩ましい問題です。もちろん実際の稼働状況に応じて指標値は見直していくべきものですが、同じメーカーや同じ機種の実際の稼働情報を入手することができれば、どのような閾値を設定して監視すれば良いかといった指標値を把握することができます。また、各種製品の利用状況が妥当であるかどうかを容易に判断できるようになります。本サービスをご利用いただくことで、製品ごとおよび監視項目ごとの最適な統計値に基づいた性能監視を行うことができるようになります。

IBCとしても、本サービスで収集したデータを活用して、閾値指標の策定や自動閾値登録などの機能研究に役立てることで、お客様での性能監視作業の効率化と高品質化、さらにはネットワークインフラの稼働品質向上に貢献してまいります。

<System Answer G2について>
System Answer G2は、マルチベンダー機器で構成される複雑なシステムの性能状況を1分単位できめ細かく把握できるIBC独自の監視ツールです。適切なデータを継続的に取得し、障害の予兆をきめ細かく検知することが可能です。誰にでも見やすく簡単にネットワークの性能監視を行うことができ、社内システムの管理担当者、SIer、通信サービスプロバイダー、クラウドサービスプロバイダー、データセンター事業者など、さまざまな立場の方々にご採用いただいています。

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