CASE STUDY

導入事例・導入実績

歴史・産業・自然の街が実現する安心、安全な情報基盤運用

System Answer G2
官公庁・自治体・公益法人

日野市

日野市

江戸時代頃「日野宿」が設置され、甲州街道の農業を中心とした宿場町として繁栄。新選組の副隊長として活躍した土方歳三や六番組隊長の井上源三郎の出身地としても知られる。現在は自動車産業も発展する中、「水の郷百選」にも認定されるなど豊かな自然も多い街、日野市。

日野市

所在地
(市役所)〒191-8686 東京都日野市神明1-12-1
人口
178,697人(2013年2月現在)
世帯数
82,133世帯(2013年2月現在)
ホームページ
http://www.city.hino.lg.jp/

市民への安定したICTサービス提供に向けて

住民へ安定した行政サービスや地域の安心安全情報を提供するため、ネットワークやサーバなどの情報基盤整備を進めてきた。その結果、システムの複雑化や利用形態の変化に伴い、旧設備群の中に使用頻度の低い機器が存在していることに気づいた。ここから、日野市の新たな取り組みが始まった。

ただ、300ノードに近いネットワーク機器、サーバ機器の稼働状況を把握する手段が未整備であったため、どこを優先的に集約最適化を進めるべきか、自信を持って判断できる根拠がなかった。

コスト削減と投資の両立を実現

System Answer G2 を導入することでシステムの隅々まで稼働状況、性能状況を数値化することができた。
正確な数値情報をもとに判断し、使用頻度が低下した機器の集約化をおこない、大幅なコスト削減を的確に実現できた。また、一方では使用頻度が高く、負荷が増大した設備を対象に増強をおこない性能と可用性の強化を図ることができた。システムの重要度に見合う最適な対策を投じることで、品質向上とコスト削減の2つを同時に両立することができた。

アウトソーシング、SaaS、クラウド利用の問題切り分けを促進

システムの一部を外部データセンタへアウトソースしている。運用管理も委託しており、万一の異常やトラブル発生時には、連絡を受ける体制が整備されている。
従来、責任分界点が不透明になりがちな機器においては、トラブル時にアウトソーサーとのやり取りに時間を費やすことが多かった。ただ、System Answer G2 の導入によって機器の状況がリアルタイムかつ正確に把握できるようになり、自治体が管轄する機器での問題有無が瞬時に確認できるようになった。責任分界判断の迅速化によって復旧時間の短縮化が図れ、サービスレベルの向上に大きな効果がでている。

「安心」「安全」な運用と引き継ぎ

インフラの運用製品は様々存在し、選定が難しいと思う。市場動向としてもOSSや廉価製品も多く存在し、普及しているのも事実だ。過去に、海外製の廉価版製品を導入した経験があるが、利用期間中にメーカ側の都合でサポート対応が受けられなくなり、継続運用に不安を覚えたことがある。また、問い合わせやサポートにおいてもレスポンスが期待できないことから運用面でストレスを感じることが多かった。
上記経験を踏まえ、単純にコスト比較での製品検討はやめ「安心」して運用できる製品を探していたことも事実である。
また、国産製品の馴染みやすさ、分かりやすさから部署異動や担当変更時の引き継ぎ業務も短期間かつ低工数で実現できている。

将来を見据えたシステム計画

今後も中長期的な視点での性能情報を分析し、常に将来を見据えたICTインフラの構築、運用を推進する。
日々、変化するシステムに対しプロアクティブな対策を投じ、市民満足度の高いICTサービスを我々は常に提供し続ける。

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