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コラム

第18回:Speedy Action

システム運用の必須条件のひとつとして、「いかに安定したサービスを継続提供するか」があげられます。

ご存知のとおり、システム運用を継続していく上では、数々の問題や障壁があります。これらの課題をクリアしていくにはいろいろな過程がありますが、つぎのキーワードに添って少々お話しさせて頂きます。

・交通整理
・可視化のレベル
・個人のスキル
(※今回は情報システムのマネージャや現場でいろいろな判断をされる方々を意識しております。)

まず、交通整理から
不安定なサービス状況を解決しようとミーティングを行います。
AさんはBという。Bさんは、Cの問題という。Cさんは、そもそも論をいう。部門間で意見が違う。

マネージャの皆様はどう判断されるのでしょうか?

次に、可視化のレベル
「いまのところ、安定している」とおっしゃる管理者の方々は、少なくありません。私もそうですが、ついつい枕言葉に「いまのところ」をつけてしまいます。

監視や管理は継続しているのですが、将来的にも安定したサービスが担保されるかどうかは、「ナカナカ断言できないなぁ」というのが、本音です。

マネージャの皆様の不安感はどこからくるのでしょうか?

最後に、個人スキルです。

うちにはスーパーマンがいるから。彼しかいない。彼がいれば大丈夫。こんな会話も日常的になされています。
そのように語られ続けた彼(当人)と会話したことがあります。

「期待されているのは分かりますが、ときどき不安になることも多いですよ」
「緊急時にあれやこれやをこなすには、しんどいです」

マネージャの皆様はこれらをリスクと捉えることが多いようです。
問題提議ばかりで恐縮ですが、これらは、多くのお客様やパートナーの皆様と会話させて頂いたなかの話題を厳選しております。
では、これらの問題の解決にどのように取り組むかですが、IBCは”スピーディー アクション”を一つのゴールとしてご提案ならびにご支援をさせて頂いております。

”スピーディー アクション”のひとつの解釈として、
「短期間で現状を網羅的に把握し、対策を決断し実行すること」ではないかと考えます。
10周年を向かえた今、運用の現場で起こっている数々の問題を解決できるように、

・決断される方々のお役に立つ機能やサービスの提供
・特定の人だけではなく誰でもが管理を行えるように
・部分最適から全体最適へ移行し精度を高めていく
・新たな付加価値サービス協業など

皆様の御支援を頂戴しながら、次々に提供して参ります。御支援くださいますようお願い
申し上げます。

IBC provides Speedy Action with your ICT.

次回のテーマは「監視することが重要ですか?」です。

by 岩井靖

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